しーだが2次試験を5回受けて思ったこと~事例Ⅲ編~

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みなさん、こんにちは!
しーだ(地方/30代子育て世代/超多年度)です♪
 ※上記以外の属性は自己紹介記事にあります
 ※過去記事はこちら

昨日のみっこからのパス通り、実務補習でヘロヘロです……が、指導員の先生や他の実務補習生の方からも学ぶことが非常に多く、とても勉強になっています。また、試験で得た知識を使う場面も多く、試験勉強をしてよかったと感じる場面が多々あります。みなさんが今学んでいる知識もきっと役立つ日がきますので、お互い頑張っていきましょう!

さて、本日は「しーだが2次試験を5回受けて思ったこと~事例Ⅲ編~」ということで、前回の事例Ⅳ編に続いて、事例Ⅲの受験歴を振り返ってみたいと思います。

企画趣旨

2次試験を5回受けている中で、各事例の点数の変化にちょっとした傾向があったため、それを振り返ることで何か皆さんの気付きになることがあれば…と思い、この内容をお届けしたいと思いました。
失敗例のひとつとして、何か一つでもみなさんの気付きに繋がりましたら幸いです。

■全体の得点傾向
事例Ⅰ :最初はできなかったができるようなった
事例Ⅱ :最初はできたができなくなった
事例Ⅲ :ほぼずっとA
事例Ⅳ :最後にドカン(?)と伸びた

■前回の記事
事例Ⅳ編

~事例Ⅲ編~

「失敗例のひとつとして」…と申しましたが、事例Ⅲだけは大きな失敗はなく比較的安定していました。
逆に、それ以外はそれはもう大変でしたが…(T_T)

唯一良かった事例を先に選んだ理由は、セミナー参加者の方から「製造業のことが全くわからず、事例Ⅲに苦手意識がある」というお声をちらほら頂いたためです。
私は製造業従事者ではなく専門商社的なところで営業・マーケをしているのですが、製造業のお客様が多く、自然と製造業のお客様に興味を持って接していたので、事例Ⅲに苦手意識がなく、製造業に対して比較的明確化なイメージをもって勉強をしていました。

事例Ⅲは製造業の各部署(設計部や製造部など)の役割と繋がりをイメージできるようになると与件文や設問文の読み方が少し変わってくると思いますが、そのイメージに少し時間がかかるので、このタイミングで事例Ⅲを振り返ることにしました。

…とはいえ、製造業のことを深く理解して鮮明なイメージがないと解けないということは決してないので、他の試験テクニックをベースに今回の話を読んで頂ければと思います。

それでは振り返ってみたいと思います。

得点推移

63A→69A→67A→54B→73A

主な学習教材

・TBC中小企業診断士試験シリーズ速修テキスト(運営管理)
・TBC中小企業診断士試験シリーズ速修2次テキスト
・TACスピードテキスト(運営管理)
・ふぞろいシリーズ
・その他通信講座

勉強スタイル・勉強内容

①1次試験の「運営管理」の知識の復習
勉強内容はほぼこれです。私は部署ごとに問われやすい論点(生産管理部なら生産統制の進捗管理・現品管理・余力管理など)をまとめて整理していました。そして、それを一通り俯瞰的にみてから事例を解いていました。
②業務フローを書いて問題点を挙げる
これは行き詰まった時にふと書いてました。事例を解いた後に、部署と部署の繋がりを簡単に書いていると、どこに問題があるかがより明確に見えます。
 個人的にはここまでやる必要はないと思いますが、どうしても業務フローが理解できない方は一度書いてみるとイメージがわくかもしれません。
※業務フローの書き方の参考URL: https://cacoo.com/ja/blog/how-to-write-a-workflow/

反省点

・得意な事例も他の事例と同じように時間をかけてしまった(苦手な事例Ⅳにもっと時間を割くべきだった

・論点の重要度にあまり関係なくまんべんなく勉強してしまった(事例Ⅲを得点源にしようと思ったばかりに)

良かった点

・製造業の各部門の役割とその部門間の繋がりを理解してイメージできたこと

・事例を解く時にまず生産形態(受注生産/見込生産、品種と量、個別/ロット/連続など)を把握することに努めた(生産形態によって課題や注意点が変わるため

おまけ

以前、このブログで「【事例Ⅲ企画】今年のふぞろい、事例Ⅲ分析担当はほぼ全員が製造業従事者です」という企画をやりました。この中では、事例Ⅲメンバーが普段の仕事(設計や生産技術など)の役割や思いについてお話ししています。勉強の合間の気分転換にでもご覧頂くと、それぞろの役割が少しイメージできるかもしれません。

■企画ブログのリンク

企画趣旨説明: しーだ
研究開発  : ゆうた 
生産技術  : ひろくる
研究開発  : アヤカ 
生産管理  : ミナト 
設計    : Nana  

 

本日は以上です。
私は、事例Ⅲは「4Mを投入して、ムリ・ムダ・ムラなく、QCDを最適化して製品をつくるためにどうするか?」がテーマだと思っています。そして、よく言われる、C社ができていなことに対して「ここができていないですよ。こうしましょう!」と助言(解答)することが大事だと思います。
繰り返しとなりますが、私の場合は製造業への理解がベースとなりましたが、製造業を深く理解し鮮明にイメージするまでは必要ないと思います。今回のブログは試験テクニック的な要素は少ないですが、少しでも事例Ⅲ攻略の参考になりましたら幸いです。

 

明日は、セミナーでも”ゆうた節”を炸裂させてくれたゆうたです!

セミナーではいつもよりやや控えめだったよね?笑

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