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みなさん、こんにちは。
何事も効率よくがモットー!独学ストレート合格を目指すあなたを応援するゆうたです。
最近はいかがお過ごしでしょうか。急に涼しくなってきたので体調には気を付けてくださいね。
暑がりな私はいまだに真夏と同じ服装です。先日「ほんとに季節感ないよね」と同僚に言われてしまいました。
さて、本日はタイトルの通りです。決して勉強時間は短くて良い、といった趣旨の記事ではありません。
ふぞ14メンバーの中で最短の勉強時間であった人間がどのようなことを考えて勉強していたか、の紹介になります。
それでは見ていきましょう。
目次
現在の職種や過去の経験などによってスタート地点が様々なのが診断士試験の特徴かと思います。
そこで、まずは私がどのような属性であるかを2次試験の科目に沿って紹介していきます。(自己紹介記事はこちら!)
・大学、大学院は農学系(←特に診断士試験の予備知識があったわけではない)
・研究開発職として勤務(←事例Ⅰ、Ⅱとは無縁の世界で過ごしてきた)
・製造業に従事(←なんとなく事例Ⅲの対象企業に求められていることが実感できる)
・計算が得意(←経営分析の指標など、電卓を使わなくても桁数、大小関係は把握できた。事例Ⅳ有利)
・記述式試験、時間配分に苦手意識はない(←80分時間を測って過去問を解くことはせずに本番を迎えた)
こんな感じでしょうか。人それぞれ得意科目や不得意科目があると思いますが、ご自身の経験や特性を棚卸してみるとスタート地点を把握できるのでおすすめです!
こんな私が2次試験を合格するために考えていたことは「全科目60点以上とること」です。
ふぞ14メンバーにはイノシという過激派もいますが、私はそこまで突き抜ける自信がなかったので上記目標です。
私の中では、2次試験の科目は「事例Ⅰ・Ⅱ」「事例Ⅲ」「事例Ⅳ」のように3つに分類されていました。
属性を見て頂ければこのような分類になるのも納得いただけるかと思います。
では、各事例ごとに実際にやっていたことを紹介していきます。
何よりも、対象企業に求められることの理解をすることから始まりました。
意識したのは「最終ありたい姿は?」「何が課題になりがちか?」「具体的な解決手段は何か?」です。
これらのすべてを私は全知識で勉強していました。合格に必要な内容はこれ1冊で十分補えると思います。
対象企業に求められることがわかってきたら、過去問を眺めて上の3項目が読み取れるようになったかを確認していました。特に課題と解決手段は、3つ以上具体的に記述できるか、をチェック項目としていました。
(3つ以上、に根拠はないです。課題を3つを正しく把握して解決手段まで提示出来たら60点は取れそうだな、くらいの感覚でやってました。)
何を書けばいいのかわかってきたら、あとは問題文に正しく答えることや文字数制限を意識して解答作成、という流れで対策を進めました。
「どこまで解答に盛り込めれば合格基準を超えるか」がわからない、という独学ならではの悩みがありましたが、こちらはふぞろいな合格答案で実際の再現答案を多く確認することで払拭していきました!
事例Ⅰ・Ⅱよりはスタート地点が高いところにあると感じていたので、事例Ⅲの対策は先述の「具体的な解決手段は何か?」を考えることに終始しました。
その他は基本的に事例Ⅰ・Ⅱと同じ流れで勉強を進めました。事例Ⅰ~Ⅲの対策は似通うのかなと思います。
対策時間としては、事例Ⅰ・Ⅱ>>事例Ⅲとなりましたが、私自身の特性を把握できていたからこそ、このような時間配分でも結果的には目標を達成できたのかなと思います。
「計算はできるけど、何を計算すればよいのか分からない」、これがスタート地点でしたので、結果として一番時間をかけたのが事例Ⅳでした。
(計算できる、は試験当日のアドバンテージではありますが、試験対策においてアドバンテージにはなりませんでした)
とはいえ、勉強すべき項目と配点が他の事例より明確だったので対策はしやすかったです。
出題頻度と配点の傾向から、得点の期待値が高そうなところを集中して勉強していました。
具体的には、経営分析やCVPなどを確実に得点することを意識し、数年に1度しか出ないような項目(具体的に挙げることができないくらい勉強してなかったです)は完全に捨てていました。もし出たら1次試験の知識だけで何とかしよう、くらいに割り切っていましたね。
振り返って、「自分が他の受験生に比べて有利/不利な点はどこか」を考えてから試験対策できていたのは結果として良い方向に転がった要因かなと思いました。
何を勉強すべきか、という問いに対して上述のような明確な答えを持っていたのは試験対策における私の強みだったように感じます。それが短期集中でも合格できた要因の大部分かもしれません。
ちなみに得点開示は64-67-61-65、まさに薄氷を踏むような合格でした。
大きく出題傾向が変わらなかったことなど、運に恵まれたのが大きかったです。
明日は相変わらず子供のために尽くし続けるひろくるの登場です!お楽しみに~