皆さん、勉強お疲れ様です。サエコです。
今日は、ストレート合格を目指す方に向けて、みやけん、りょちょに続き、私の「この時期何してた?」を共有します。(多年度生の方はよしかず、ぐっさんの軌跡をどうぞ。)
目次
①2次試験勉強スケジュール
私は財務会計・事例Ⅳが弱みだという強い自覚と焦りがあったので、事例Ⅳ対策は2月というかなり早い時期に着手しました。
また、1次試験の勉強に飽きてしまっていたことと、2次試験のことを何も知らない不安感や焦燥感が強まったことから、4月後半には事例Ⅰ~Ⅲの勉強にも着手していました。
6月末の時点では、2次試験の全体像と事例Ⅰ~Ⅲのキーワードを把握し、事例Ⅰ~Ⅲの過去問8年分を解き終わっていました。
②この時期していたこと
1次試験終了後、疲れのせいか風邪をひいてしまい、1週間何もできずただひたすら寝ていました。
勉強できないことへの焦りは若干あったものの、2次試験対策は先取りできていると自分に言い聞かせ、まずは体調を整えることに専念しました。
回復したあとは、毎日(i)過去問の事例Ⅰ~Ⅲのどれかを1事例、(ii)過去問の事例Ⅳの経営分析問題1年分、(iii)過去問の事例Ⅳの計算問題(CVP or NPV)2~3年分を解いていました。
事例Ⅰ~Ⅲは、9月末までは1週間単位で同じ事例の過去問を解きました。
例えば先週は事例Ⅰ、今週は事例Ⅱ、来週は事例Ⅲ…という感じです。
過去問を解いて復習する都度、使いこなせなかったキーワード、フレームワーク、解答ロジックをノートに記録していきました。
そして、昨日使いこなせなかったフレームワークを今日意識しながら過去問を解く、ということを毎日繰り返しました。
1週間単位で同じ事例を集中して勉強することで、効率よくポイントを頭に入れることができました。
ノートは事例Ⅰ~Ⅲで1冊、事例Ⅳだけで1冊作り、これをそのままFPにしました。
解く過去問の数に関しては、書籍の第4章第2節「過去問をどれくらい解く?合格者の過去問演習量」もぜひご覧ください
この時期は、わからない→少しわかったかも→やっぱまだよくわからない→少しわかったかも…の繰り返しで、メンタルも上下していました。
振り返ってみると、この上下を繰り返しながら少しずつ力がついていったような気がします。
イマイチな解答しか書けなくても、そこから課題を特定し対応策を検討する、というサイクルを繰り返すことでどうにか合格レベルに到達できたと思います。
落ち込むことがあっても、今弱点が見つかってラッキー!と気持ちを切り替えていきましょう!
ふぞ17メンバーのメンタルについては、書籍の第4章第3節「2次試験の勉強戦術と精神状態」もぜひご覧ください
仕事が忙しい等で十分な勉強時間が取れないと、それがストレスになってしまうこともありますよね。
忙しいと何を勉強しようか考える時間すら惜しくなるので、時間の余裕があるうちに、時間が取れないときにすることを決めておくのもいいと思います。
十分な勉強時間が取れないときは、
等の勉強ができますよ。
2次筆記試験が終わった後にやることといえば、再現答案の作成ですね。
疲れた頭と体(と若干へこんだメンタル)で再現答案を作るのはかなりタフな作業になりますが、できるだけやっておくといいと思います。
これをやっておくことで、(i)口述試験対策のときに役に立つ、(ii)(万が一不合格になったとき)来年度の筆記試験対策に役に立つ、というメリットがあります。
そして、せっかく作った再現答案は、ぜひふぞろいにご提出くださいませ。
試験が終わって会場を出ると、いろんな予備校が予想解答速報を配布しています。
(いつどうやって問題を入手して解答を作成しているのか不思議に思いましたが…)私はその解答速報は一切受け取りませんでした。
そして、年明けまでは、再現答案作成以外に診断士試験に関連することは一切行いませんでした。
年明けにようやく「合格してるかわからないけど少し口述対策しておこうかな」という気持ちになり、合格発表後に初めて予備校の解答速報を読んで、あまりの自分の解答のレベルの低さに愕然としました。
いろいろな解答や解説を見れば見るほど、これでよく合格できたなと冷や汗をかきました(実はこれを書いている今もちょっとそう思っています)。
もし筆記試験直後に解答速報を見ていたら、精神衛生が非常に悪い状態で数か月過ごすことになり、ストレスフルな期間になってしまっていただろうと思います。
口述対策は筆記試験の合格発表後でも間に合います。
平和な年末年始を過ごしたい場合は、筆記試験後の情報収集はあまりしないほうがいいかもしれません(個人的にはこれを強く推奨します)。
さて、次回のブログ更新は9月2日(月)です。お楽しみに!