ふぞろいな夏セミナーQ&A!受験生の疑問に答えます!

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皆さん、勉強お疲れ様です。連日の暑さで解けてスライムになりそうですね。多年度ぷるぷる系のなおふみです。

2次試験の勉強、進捗どうですか?

さて、8月12日及び8月18日に開催した「2次試験対策 スタートダッシュセミナー&ふぞろいな相談会」ですが、12日は早々の満員御礼、18日は時期的にお盆休みで様々なご予定がある時期にもかかわらず数多くの御参加をいただき、誠にありとうございました。参加者の方が真剣にセミナーを聞いていただいたこと、その後の相談会でも参加者の方が積極的にご質問をしていただいたことにつきまして、ふぞろいメンバー一同とても嬉しかったです。

今回のブログでは、①予定があって参加できなかった受験生、②セミナーに参加はしていたけれど相談会には参加できなかった受験生、③セミナーも相談会にも参加したけれど時間の都合上他の受験生の相談内容を知りたい受験生をターゲットとして(誰に)、夏セミナーのQ&Aの内容の一部を(何を)、本ブログという媒体で(どのように)お伝えしたいと思います!そして、少しでも皆様のモチベーション向上と2次試験合格につながれば幸いです(効果)

事例Ⅱのフレームワークの1つ「ダナドコ」ですね。効果も大事!「助言せよ」問題では「書かなくてええやん。分かるやろ」と思っても効果は書いた方がよいと思います!

Q&A

それでは実際に出されたご質問や悩みと、ふぞろいメンバーの回答をQ&A形式で紹介します!

なお、以下の回答は、参加者の質問及びふぞろいメンバー個人の回答を私が要約したものになります。ふぞろいメンバー全員の共通見解ではありません。

Q(受験生の質問。以下同じ。):過去問は何年分解いたか、また、同じ過去問を何回解いたか?

A(ふぞろいメンバー回答。以下同じ。):6年分(「ふぞろい」16・15、「答案分析編」5・6)を各3回解いた。1回目は実際に回答までは記載せず深く考えずに回答を読む。2回目は実際に回答を記載してみる(意外と頭で考えたことが書けない)。3回目は2回目の失敗を踏まえて回答を記載する。以上を1セットとして演習した。

なおふみ加筆(以下「な」とします。):過去問何年分やるかは時間のないストレート生にとっては特に重要なテーマですよね。時間が許す限り多くの過去問を、実際に時間を図って手書きで解くことが大事だと思います。もちろん復習も忘れずに。ただ解くだけではもったいないです。

求められていませんが勝手にコメントいれてます!

Q:復習が表面的になってしまう(キーワードの採点だけになる)。効果的な復習の方法は?

A:過去の自分の答案と比較して、抜けていた論点を一つずつ潰していった。

な:復習は大事。できることなら解いた直後にした方が記憶も残っていて効率がよいと思います。抜けていた論点や気づいたこと、思考のクセをメモしてストックしておき、ファイナルペーパーとしたふぞろいメンバーもいますよ。私もやっておけばよかった・・・。

Q:多年度生として、この勉強方法は失敗だったというものはあったか?

A:ふぞろいの解答を丸暗記してしまい解答プロセスを軽視していたこと

な:解答暗記するだけでは試験本番の初見の問題には対応できません。過去問を解いて、思考のプロセスを身に着け、本番の問題には身に着けた思考のプロセスで対応することが重要かと思います。

Q:与件文から先に読んだほうがよいか?設問解釈を先にしたほうがよいか?

A:設問解釈を先に行なっていた。どのような問題が出るかを把握することで、与件文でどのような要素を使うかが理解しやすくなる。TBC受験研究会のYouTube動画で設問解釈の仕方を学んだが、ただ設問文を読むだけではないことが分かった。

な:設問解釈も人によってやり方が様々です。私の場合は時制(いつの時点で解答する必要があるのか)、主語(現経営者なのか前経営者なのか等)、助言(効果まで書く)なのか診断なのかなどの制約条件の把握、与件文を読む際のヒントや着眼点を得るという意味での設問解釈を行っていました。

Q:与件文を読む前に設問解釈にチャレンジしても的外れな解釈になってしまう。どのようにトレーニングすれば良いのか?

A:野網先生の『「まとめシート」流!ゼロから始める2次対策』と『「まとめシート」流解法実況』を使って、設問解釈の方法を覚えた。一旦、解法プロセスを覚えたあとは他の年度の事例を使って身に付くまで演習を繰り返した。

な:設問解釈の質問は多かったようです。トレーニングあるのみです。

Q:文章の上手さがどの程度点数に影響するか?

A:再現答案を見ている限り、キーワードが入っていても論理的ではない文章はやはり違和感がある。自分が採点者であったならば心証としてはマイナスになると思う。ただ逆に、因果関係がしっかりしていて論理的になっていれば文章の上手い下手はあまり気にならなった。

な:読みにくい文章は意味が伝わりづらく、読み手に解釈の余地を与えてしまい、読み手にとってストレスであることはもちろん、書き手が意図した趣旨とは異なる解釈をされ、点数が入らない可能性があります。文章力は書くことでしか身につかないと思います。

Q:1次試験の学習内容をどの程度復習したか?

A:「全知識」と「全ノウハウ」を使って8月中に1次試験の範囲の復習を網羅的に行った。過去問を解いても全く太刀打ちできないので、1次試験の復習が必要と思い取り組んだ。しかし、今になって振り返ると知識面よりも回答の「型」を身に付ける方が優先度が高かったと感じるため、1次試験の復習に時間を掛けるよりも2次試験の演習に取り組む方が優先度が高いと感じている。

な:とても激しく同意します。「全知識」や「全ノウハウ」は重要でとても有用なのですが、読むのに時間がかかってしまい演習着手が遅れてしまいました。

Q:設問の切り分けが難しい(どの設問でどの解答をすれば良いか悩む)

A:「もれなくダブりあり」で悩んだらどちらにも解答することで、大事故を防ぐ方針を取った。

な:設問間の切り分けもよくある悩みです。どちらかの設問の解釈が不十分であることが理由だとは思いますが、やはり一番怖いのは本番にて切り分けに悩んでしまい時間を費消して他の簡単な設問を取りこぼしてしまうことです。事前に対応策を用意しておきましょう。ちなみに私もこのスタンスでした。リスクマネジメント大事。

Q:勉強会に興味はあるが初心者なので他の受験生の足を引っ張らないか心配

A:ベテランから初心者までいろいろなバックグラウンドを持った方々が勉強会には集まっているので、特に心配する必要はない。むしろ良い刺激を得ることができると思う。

な:勉強会で受験生仲間を得られるのはうらやましいです。第三者に見られる前提で答案を書くことは文章力向上にも効果がありそうです。

Q:「ふぞろい」の答案分析を確認すると、この要素を入れるべきではないか?と思うものもある。そうした場合、どのように解答したらよいか?

A:考えられる理由は2つある。1つ目は、「ふぞろい」は受験生の再現答案を分析しているにすぎず、予備校講師が考えた解答ではない。そのため、出題者が意図した解答要素が含まれていない恐れがある。2つ目は1次試験の知識のみで考え、事例企業に合った解答でない場合もある。1次試験の知識に加え、事例企業に合った解答が大切である。

な:「ふぞろい」が予備校の解答解説とは異なる点はあります。私は、「多くの合格者が指摘できたキーワード」を自分は書けたのか書けなかったのか。書けなかったのはなぜか?という観点で利用していました。再現答案を見て、「自分が20文字使っていたところを合格者は10文字で簡潔に書いていた」「与件文をそのまま記述するのではなく編集してよい」「ふむふむ。「一体感の醸成」か。この言い回しええやん。拝借」といった観点で見ていました。

Q:60点付近にしかならない。70点以上を取るためにはどうすればよいか。

A:事例I~IIIで明確にこうすれば70点以上を取れる、という方法は分からない。確実な正解が存在するのは事例IVだが、そこにだけ懸けるのも年によってはリスキーなので、ある程度はバランスよく勉強するしかない。偏差値で点数が付けられているという話もあるので、「誰もが回答できる」設問・キーワードを落とさないことが最重要。取りこぼしなくみんなと同じ解答ができていれば60点付近になる可能性は高いのかもしれない。

な:演習では70点以上目指すことはとても良いと思います!ただし、本番でも70点以上必ず取ろう、と意気込んでしまうのは万が一のこともあるので危険かなとも思います。年度によって問題の形式や難易がバラつく可能性もありますし、職業柄得意な事例であっても点数が伸び悩んだ、ということも聞きます。上の「誰もが回答できる」設問・キーワードを落とさないことが最重要、というのはまさにそのとおりかと思います。

【重要】秋セミナー開催決定(10月5日、10月6日【予定】)

 今回参加できなかった皆様に朗報です!

 10月5日と6日に秋セミナーと相談会を開催する予定となりました!

 主なテーマは「直前期の勉強方法」「事例Ⅳ対策」になる予定です!

 詳細な内容は現在鋭意検討中ですのでこう乞うご期待!

終わりに

ご参考になれば幸いです!

このブログを書いていて、セミナーを受講していれば多年度にはならなったのではないか、と思い始めてモヤモヤしてきました。

勉強方法は十人十色、まさに「ふぞろい」です。自分に合った勉強方法を見つけ、合格を勝ち取りましょう!

次回のブログ更新は9月3日(月)です。タイトルは「ふぞ17メンバーの2次試験用紙大公開!~事例Ⅰ編~」です!執筆者は子どもの受験勉強と並行して自らも診断士の勉強をしていたサエコです(親も子どもと一緒に勉強して伴走するってむっちゃカッコよくないですか??)。お楽しみに!

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