まさひろの住む長野県の南端はモモの花が終わり、リンゴ、ナシの花が見頃です。きれいですよ。
私はあまりYouTubeを観たりしないのですが、最近のお気に入りができました。
ナミブ砂漠のライブカメラ映像(Namibia: Live stream in the Namib Desert)
https://www.youtube.com/watch?v=ydYDqZQpim8
ナミブ砂漠にある、野生動物の水飲み場に設置されたライブカメラです。
ライブカメラ映像なので、いつどのタイミングで動物が水を飲みに来るのかもわかりませんが、なんだかナミブ砂漠の中で作業をしている感覚になれて、とっても気持ちよくなれます。
普段聞かない動物の鳴き声とかも心地よい。
あぁ、この水飲み場に行ってみたいなぁ。
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ふぞろい16メンバーのブログは2月20日スタート!
どうぞお楽しみに!
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ワタクシは試験勉強を様々な環境(ファストフード、コワーキングスペース、車中、自宅)でやっておりました。その際に、音楽を聴いてやっていた時期もあります。spotifyでテキトウに聞いたり、集中力を高める音楽を聞いてみたり、トランスの音楽でノリノリの気分でやってみたり。時には音楽を聴かずに、お店の雑音の中でやってみたり、Airpodsのノイズキャンセルで雑音を小さくしてみたり。一時期、ボレロを繰り返し聞きながらやるのが好きだったな~。
で結局、どの環境下でやるのが正しかったのかわからずにいるのと、これからの自分の生活に役立てるために調べてみました。
学習に最適なのは音楽あり、それとも音楽なし?
目次
まず一本目は高校生の研究から。
実験方法
被験者:高校生 8 名 実験場所:HR 教室(放課後)
1 回 3 分ほどの簡単な文章問題を下記の 3 条件下で解かせ、テスト中の 1 分から 2 分の瞬きの数を計測した。条件は被験者ごとにランダマイズし、まばたきの数が少ない方がより集中しているとした。
〈実験条件〉
① 邦楽をかけながら(歌詞あり) ②クラシックをかけながら ③音楽なし
高校生のリサーチ結果によると、
・邦楽は確実に集中力の低下につながってしまう
・クラシックは聞きなれていないからなのか、集中力の低下につながった
・音楽無しが一番良い
とのことです。
ほうほう、そうなんですね。
邦楽は脳内で日本語の解析をしてしまうので処理効率が落ちてしまうということは聞いたことがありますが、クラシックでも集中力の低下につながるのですね。
話は逸れますが、論文中で別の発見がありました。”まばたきが少ない方がより集中している”とのことなんですね。
じゃぁ、まばたきをする回数を減らそう(いや、ちがう)
では、気分を高揚させてくれる、好みの音楽でもダメなんでしょうか。
続いての研究はこちら。
好みの音楽は計算能力を向上させるのか~非単純情報処理作業に注目して~
島貫ら(2017)も単純情報処理作業の場合,「静穏環境下が最も学習環境に適している」と同様の見解を示している。しかし,音楽と非単純情報処理作業下での集中力に関する報告はまだ少なく,さらなる研究知見の蓄積が必要と考えられる。よって本研究では,「好みの音楽の有無」と非単純情報処理(計算能力-割り算)の関連,について比較検討を行った。
(中略)
結論として、音楽環境が計算遂行の妨げとなっていることが示唆された。この結果は単純情報処理作業時の結果(島貫ら,2017)と同様のものであった。これは計算課題における課題の難易度が,BGM に影響しないことを示している。以上のことから,課題の難易度に関係なく,「静穏環境が学習環境に適している」ことが暫定的に示唆された。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/hps/42/0/42_42/_pdf/-char/ja
あぁ、やっぱり音楽ダメなんですね。
じゃぁ、休憩時にもダメなんですかね?
休憩時の音楽が良いのかを調べている論文がありました。
3本目は、休憩時の音楽聴取がストレス緩和と作業に与える影響について
作業の合間に音楽を呈示することの効果については検討されていないそこで本研究では、作業の合聞の休憩時に音楽を聴取することがその後の作業達成度やストレス緩和にどのような影響を与えるかにっいて検討した。
(中略)
これらの結果から、休憩時の音楽聴取によって、身体的な疲労・ストレス緩和の効果が得られたことや、作業量などには影響を与えないが集中度が持続しその後の作業を快適にすること等が明らかとなった。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/mera/16/1/16_KJ00009557974/_pdf
休憩時には音楽はOKということですね。
試験科目間の合間に聞いて、次の科目を少しでも集中した環境で受けられるように出来るみたいですね。
カフェとかでやっていると、雑音が気にならず集中できるときもあるんだよね。
全くの無音外良いのか、雑音環境が良いのかはよくわからないので言及できません(一次ソースにたどりつけませんでした)。ホワイトノイズ、ピンクノイズが何なのかもうまく説明できないし。
ただ、R25の記事によると、
東京大学薬学部教授 池谷裕二先生の発言として
人間であれば静かな喫茶店くらい、50デシベル程度の雑音があるといいでしょうね。それくらいの雑音があったほうが、学習は進みます。(中略)たとえば「自然音」が収録されている音源を聞くとか。雨音や波音、川のせせらぎ、葉ずれの音、鳥の声、虫の声などそういったものは、良しとされていますね。
https://r25.jp/article/564374415183230643
と書かれていました。
んん、
ナミブ砂漠の動物の声を聴いていても良いってこと?
がぜん、ナミブ砂漠のYouTubeが輝いてきました。
んん、
でも動物がきたりしたら、ついついそっちに気を取られてしまう。
残念ながら集中力の向上には寄与しないですね。
そういえば、ともも言っていましたね。(正しくは、ともの最も身近な演奏家さんが)
実はプロでも普段から地道な練習を繰り返しているのです。
練習で出来ないことは本番でも出来ない
つまり、本番には、いつも練習でやっていることをやるだけ。
私は試験当日に気合を入れるために、
・いつもと違うエナジードリンクを買ってみたり、
・いつも食べない栄養補助食を買ってみたり。
いつもと違うことをしては、いけないんですよね。
これ、完全に間違っていましたね。
はやく教えてほしかった。
買うものが年々エスカレートしてたよ。(苦笑)
普段からのルーチンと同じように受験できるようにするため、
・学習時は普段から無音もしくは、環境音、
・休憩する際に、いつものクラシック
に慣れておくのが大事なのかもしれません。
試験は無音で解いて、事例間はお気に入りの曲でも聞いて、リラックスをする。
これで1点上りましたね。おしまい。
明日は、おしゃれな部屋からZoom参加しいてる、しのです。
あの後ろに置いてあるギターはちゃんと弾いているんだよね?