【診断士全般】中小企業白書を読もう!byさと

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診断士受験生の皆さん、こんにちは!

先日初めてパーソナルトレーニングの体験に行ってきました、3日経っても筋肉痛が収まりません!事例Ⅰ&再現答案担当のさとです!パワー!!(笑顔)

4月も早くも下旬となり、大型連休が近づいてきましたね。新年度で忙しい日々を過ごされている社会人受験生の方は1次試験前にまとまって時間の取れる貴重な時期かと思います。どのように連休を過ごすか検討されてみてはいかがでしょうか。

さて、今日は1次試験「中小企業経営・政策」に直結し、かつ診断士試験全体においても非常に重要な存在である「中小企業白書」について紹介したいと思います。

そもそも白書って何?

ストレート受験生で、まだ中小企業経営・政策について学んでいない方ですと、白書について聞いたことない方もいらっしゃるかもしれません。

 

診断士試験においての白書とは「中小企業白書」「小規模企業白書」を指します。

(因みに白書とは中央官庁や地方公共団体が所管の行政活動の現状、問題、対策そして将来の展望などを国民に知らせるために発行する刊行物のことであり、様々な白書があります。ご関心ある方はe-GOVポータルをご覧下さい!)

 

毎年4月の下旬頃、中小企業庁から発行されます。2022年度版もそろそろ発行されるかもしれませんので、中小企業庁のHPをチェックしておきましょう。

どうして白書が重要なの?

①中小企業経営・政策の出題範囲であるため

予備校に通われている方は、このGW前までに7科目を1巡するためちょうど中小企業経営・政策を学ばれている方もいるでしょうか。

 

勉強方法についてはもっちゃんが記事を書いているので、ぜひ参考にしてみて下さい。

 

中小企業経営に関しては、白書のグラフ内容がそのまま出題されるため白書は要チェックです。なお令和4年度試験は2021年度版の白書が対象になり、今後発行される2022年度版ではないのでご注意下さい。

 

②1次試験全般に関わる知識を学べるため

白書は中小企業経営・政策のためのものだけではないのです!

例えば、2021年度白書のⅡ-19ページでは、財務課題の切り口【財務・会計】を知れます。

また、2021年度白書Ⅱ-380ページでは企業の統合形態(水平統合と垂直統合)【企業経営理論】を学べます。

 

③2次試験対策になるため

②と重複しますが、グラフやその説明が試験対策になるのはもちろんですが、2021年版白書には全国90者の中小企業・小規模事業者の方々の貴重な実例が掲載されています。

 

具体的な企業がどのような課題に対して、どのような解決策を講じているのか、事例を解くにあたっての知識の引き出しを増やすことができると思います。

 

因みに「中小企業の新事業展開事例集 概要」(下記で再度触れます)では、みんな大好きアンゾフの成長戦略をもとにした事例の分類も行われています。

 

④中小企業者を取り巻く課題を知れるため

一番大切な理由はこれかもしれません。

中企庁の説明には「中小企業診断士は、企業の成長戦略策定やその実行のためのアドバイスが主な業務ですが、中小企業と行政・金融機関等を繋ぐパイプ役、また専門的知識を活用しての中小企業施策の適切な活用支援等幅広い活動が求められています。」とあります。試験合格という目標においては、白書を読み込む必要はないですが、国が中小企業政策において何を重視しているのか知ることで、診断士業務の基礎を固められるかもしれません。

 

時間がない方必見!白書を簡潔に知るには

つらつらと色々と語ってしまいましたが、7科目を満遍なく学習しなければいけない受験生に白書をゆっくり読む時間はありませんよね、自分もそうでした…。

 

そこでオススメしたいのが、概要版(画像をクリックすると、PDFリンクに飛びます)や解説動画です。膨大な量の白書がわかりやすくまとめられているので、非常に勉強になります!

 

 

その他お得情報

白書とは異なりますが、中小政策の対策としては、「中小企業施策利用ガイドブック」もオススメです!分野別に中小企業施策がまとめられているので、私は中小政策の辞書代わりに利用していました。こんな施策もあるのかと様々な発見があると思いますよ。

(画像をクリックすると、中企庁HPに飛びます)

おわりに

今回は、「中小企業白書」についての記事となりましたが、今後出版予定の『ふぞろい15』でも白書については紹介をしております!

 

ぜひ手に取った際はご覧いただけますと嬉しいです。

 

次回は、転職・引っ越し・診断士登録と人生の節目を一気に迎えているけーし先生(診断士登録おめでとう!)の登場です!お楽しみに~

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