はいさい!2年目生合格ナビゲーターのうみんちゅです。
2年目生の皆さん、1月になりましたね。そろそろエンジンが温まってきた方もいれば、まだまだ本腰入れられない方もいると思います。すでに再スタートを切っている皆さんも、まだこれからだな…という皆さんも、今年こそは合格したいという思いは共通していますよね。そこで今回は、その想いを少しでも実現に近づけるために、ぼちぼち合格戦略について考えてみませんか、という提言をしたいと思います。
とはいえ、いつもどおりですが…ノウハウを提供するなんてほどの人間でない私ですから、私が2年目生になるにあたり考え、そして実行したことの一例をお見せします。自分はこう考えたぜ!みたいなことを、コメント欄でお寄せいただけると幸いです。
以下は、2年目で合格した私が、1年目の2次試験が終わった翌日、翌年の合格を固く自分に誓いながら決めた内容です。
以下、3点を決心しました。
(1)知識を覚える、よりも使える、を目指す。
(2)心技体のバランスを大事にする。
(3)診断士という資格に依存した考え方をやめる。
それぞれ、少しご説明しますね。
(1)知識を覚える、よりも使える、を目指す。
診断士試験の「知識」は、経営コンサルティングに使うためのもの。診断・助言の現場で、この知識をどう使うのか、想像しながら学ぼうと、あらためて考えました。それにあたり、1 次試験の受験を通じて、診断士として求められる知識をあらためて復習することにしました。ただし1年目のような単純に過去問を回転させて、ただただ暗記する勉強法はやめました。いちど合格したことで、合格ラインに達するレベル感は確認できていましたし。総合440~450 点くらいに落ち着くくらいの知識が得られれば十分と思っていました。2次関連3 科目をバッチリ復習し、中小(中小企業経営・中小企業政策)もしっかり獲る(これも暗記<理解)ことで、2次試験の世界にどっぷり浸かるという方針でした。
そして知識を考えるための道具とし、仕事中でも、日常生活でも、診断士的な考え方をしようと努力しました。あらゆる物事を診断士試験の学習機会として活用しようと考えました。特に、もっとも時間をとられる「仕事」を通じて、診断士の勉強をしちゃおうと。たまたま自社の経営課題達成にひた走る社長や経営陣の間近で働いていたので、診断士(のタマゴ)としてサポートしようと考えました。
(2)心技体のバランスを大事にする。
私の例で恐縮ですが、1年目は、持てる時間を全て勉強に投下しました。ひたすら「技」を磨いていました。そのため全く運動することが無くなり、体力が大きく低下。結果的に大きな病気をすることは無く過ごせたけど、いつも軽い体調不良や疲れに悩まされていました。そのくらい勉強に没頭することで、ある程度は思考力が高まり、それが自信となって「心」をサポートしていたけど、ふりかえると、いつも体調面の不安に悩まされていた1 年間だったように思います。見た目の衰えも、さらに自信を奪い、ネガティブ思考をしやすい状況を自ら作ってしまったのかも。
2年目の方針は、「体を鍛えながら、技を磨いて、心を健康に保つ」こととしました。禁欲的なストイックさではなく、心技体を欲張って高めるストイックさで、ポジティブに、自らの総合的な価値をスパイラルアップしていこうと。そのため、机に向かって行う学習時間に上限を設けてみました。もっとも、これはあっさり破ってしまいましたが…。ジョギングしながら講義音声を聞くとか、サーフィンしながら知識連想するとか、ありったけのアイデアを出して、運動しながら勉強できるスゴい勉強法を考えだしたかったのですが。
(3)診断士という資格に依存した考え方をやめる。
思えば1年目は、診断士資格になんだか依存してしまっていました。試験に受かることが目的になってしまっていました。その結果、勉強の質が落ちるばかりか、その心の卑しさが、本試験での対応力の弱さに直結していたように思います。それで良いのだという人も多いとは思いますが、解答内容が診断士視点ではなく、受験生視点に落ちてしまっていました。スキルを高めた結果、診断士という資格がついてくる、という考え方に転換したいと思いました。大切な人生の1 年間を、単なる「資格」を獲るというちっぽけな目標に費やさず、成長という素晴らしい果実をもたらす時間として、投資したい。そう決心しましたが、さてどうでしょう(笑)その成果が分かるのは、もう少し先かもしれません。
以上です。戦略というか、単なる宣言というか。具体的に、何を目標にどうするというのは決められていませんでしたが、はじめての2次試験で悔しかった想いから書き留めたこの“戦略”が、翌年の2次試験合格の原動力になったとは確信しています。
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明日は、浪速の貴公子かなわんの登場です!お楽しみに。