診断士の道へのすすめ

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新年快

 

1.5年生向け合格ナビゲーターのモリシャスです。

 

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遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。

 

冒頭に中国語で挨拶しましたが、本来中国では旧正月を祝います。実際にはまだあと1ヶ月程ありますね。でもそのころにはモリシャスは卒業しちゃっています。

新メンバーが新たなブログを書いてくれるので、楽しみにしておいてくださいね。

 

実はあなたはまだ立派な門の入り口です

 

今回は診断士の道へのすすめです。

 

皆様は中小企業診断士を目指したのはどうしてでしょうか?

 

経営の中身を知りたかったから?企業内診断士として箔をつけたかったから?独立したかったから?実務上必要であったから?資格手当がもらえるから?・・・これらは十人十色ですね。

 

でも、向かう道筋は企業内で活躍するパターン独立するパターンの2つに大きく分かれますのでこれを中心に見ていきましょう。

 

1.企業内診断士として活躍する

 

企業内診断士の活躍は、その会社が診断士をどれぐらい重要視してくれるかにかかっています。

 

一番重要視してくれそうなのは金融機関でしょうね。資格手当が充実しており時には実務補習費用まで負担してくれたりすることもあります。また、支店長など主要ポストの昇格要件になっているところもあります。

 

一般企業の場合、いままでの会社の秩序を乱す迷惑な存在と感じる会社と、診断士を重宝し会社を成長させる存在として活躍の場を与えてくれる会社の大きく二通りに分かれます。あなたの会社はどちらでしょうか?

 

モリシャスが見てきた周りの会社では、長い歴史があって組織が硬直化しており、高年齢の人たちが牛耳っている古い体質の会社では、前者の会社が多いような気がします。こういった会社は寡占化市場を握っており、今まで危機感がなく今まで通り仕事をやっていれば利益があがっている会社なので何も変えたくないんですよね。

 

逆に、若手が多く市場競争が激しく、どのようにして業界での地位を確立していこうかという気概にあふれた元気のある会社は、後者の会社が多い気がします。もしそのような会社であれば、あなたが手腕を発揮する出番です。それなりの地位や権限をもらって知識を生かして会社を率いる一人になりましょう。ただし一番怖いのはなんでもできると勘違いされて大量の仕事を押し付けられることです。一人が出来ることは限られています。出来ること出来ないことをしっかりと見極めて対応しましょうね。

 

このように企業内診断士の活躍の場は、自分では何ともできない環境に依存する部分もあるので、難しいことも多いです。

 

大手の会社の場合には診断士グループを作っている会社もあります。診断士グループに所属してみんなで知恵を絞って、いろいろと活躍の場を見出していきましょう。

 

たいていの方はそういったグループのない会社ですので中小企業診断協会のお世話になります。中小企業診断協会には多くの研究会が存在します。青年部などいろいろな団体もあります。そういったところで様々な知識や経験を蓄えて、しかるべきときに備えてしっかりと実力を備えておきましょう。

 

 

2.独立診断士として活躍する

 

あなたは既に独立されている人でしょうか?それともこれから独立する予定なのでしょうか?

 

既に独立されていれば問題はないですが、これから独立する人たちには多くの障害があります。

 

一番は収入ですね。現在の生活できるレベルの収入を確保しなければなりません。

 

独身であればある程度何とでもなりますが、家庭を持っていればなかなかハードルが高いです。

 

独立してもすぐに仕事がない場合が多いですし、実務補習を受けただけではまだスタート地点です。

企業を経営したこともない人間が実際に経営者に助言するなんてなかなかできることではありません。自分のできることからコツコツやって実績を作っていきましょう

方法としては、ベテラン診断士のカバン持ちをして仕事の手伝いをすることやとりあえずいろいろな仕事を受けてみてやってみることです。自分のできる知識や能力を総動員して一生懸命頑張ってみてください。

 

また診断士というだけではなかなか声がかかりません。まず自分を知ってもらうことが大切です。いろいろなところに参加して人脈を広げるとともに、他の診断士と差別化できる専門分野を作っていきましょう。

 

独立すると結果がすべてです。どこかで手を抜くと必ずしっぺ返しを食らうことになります。それなりの覚悟を持って一生懸命頑張っていきましょう

 

 

中国の諺に以下のようなものがあります。

 

 活到老,学到老。

 

生きていく限り学び続ける。学問は死ぬまで続けるものでこれで終わりということはないという意味です。診断士資格はスタート地点です。世の中の環境が変わればやり方も答えも違ってきます。常に先を見据えた学習を続け、自分が理想とする診断士像に向かって計画を立ててそれに向けて進んでいきましょう。

 

さて明日は、2年生合格ナビゲーターささKing が登場します!2次試験の合否を左右する要因について語ってくれています。是非ご期待ください。

 

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