皆さん、こんにちは。
多年度生合格ナビゲーターのかなわんです。
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いよいよ合格発表が迫ってきましたね。昨年の私は、何となくそわそわして落ち着かない日々を過ごしていたのを思い出します。皆さんのもとに朗報が届くことを願っております。
さて、3月から始めたブログも、今回で20回目の投稿になりました!
私は、このブログを書きながら、
どうすれば皆さんに、自分の思っていることを、わかりやすく伝えることができるのか、いつも試行錯誤をしています。
なかなかうまくいかないものです。
そんな中で参考になったのがこの書籍です。
「伝える力」
池上彰 著 PHPビジネス新書 定価(本体800円+税)
わかりやすい解説で定評のある池上彰さんの書籍です。
ベストセラーになったので、読んだことのある方も多いかもしれません。
一読して、診断士試験に通じるものも多いと感じたので、紹介させていただきます。
本書では、「伝える」には、「話す」ことと「書く」ことの両方を含むと記載されています。
したがって、
これから口述試験を受ける方はもちろん、来年の2次試験合格をめざしている方にも参考になると思います。
冒頭で、
「伝える力」を高めるためには、「自分が深く理解すること」が必要だと述べ、
その前段階として、「自分がいかに物事を知らないか」を知ることからスタートするしかないと池上さんは言い切っています。
「自分が知らないことを知る」については、同じ文脈で
「実はわかっていないのに、わかったつもりになっている」人が多いとも述べています。
これって、以前ご紹介した書籍にも同じようなことが書かれていましたね。
「深く理解していないと、わかりやすく説明できない」というのは、
診断士試験に置き換えると、
うろ覚えや不正確な知識、浅い理解では、
マークシートの1次試験に正解できるかもしれないが、
論述の2次試験では通用しないということを言い表していますね。
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文章力をアップさせる具体的な方法も記載されていました。
いくつかご紹介します。
1.優れた文章を書き写す
作家をめざす人も、自分の好きな作家の文章を丸写しして、文章力を磨く練習をするそうです。私自身、母校であるAASの模範解答を何度も書いて、書き方を学びました。
2.音読する
本書では、自分で書いた文章を客観的に見るために、音読は効果的だと述べ、黙読では気がつかなかったことに、声を出して読むことで気づくことができるとあります。与件文の音読は、口述試験対策として活用できそうですね。
3.新聞のコラムを要約する
新聞の記事を短くする訓練をするのも役立つと述べ、日経新聞の「春秋」や朝日新聞の「天声人語」などコラムの要約を勧めています。私自身、受験生時代に始めた春秋要約を現在も続けています。
それから、
「この言葉・表現は使わない」という章では、使わないほうがよい言葉や文字が紹介されています。大いに参考になりますよ。
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本書は、現役のビジネスマンを読者に想定し、中でも、四十代以下の比較的若い人をターゲットにしたそうです。しかしながら、基本的なことをわかりやすく説明するヒントが満載であり、四十代の私でも、多くの気づきを得られました。
参考にしてみてください。
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【再現答案応募方法】
下記リンクより、ご自身の再現答案を入力してください。
※一度エクセルやテキストファイルに記載してから入力を開始するとスムーズに進むと思います。
たくさんのご応募をお待ちしております。
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≪ふぞろい口述セミナーのお知らせ≫
★東京:12月11日(日)ふぞろい東京口述セミナー
時間:14時頃開始予定、場所:品川第一区民集会所(最寄駅:京急新馬場)
*17時頃から希望者で懇親会も予定。
★大阪:12月16日(金)ふぞろい大阪口述セミナー
時間:19時半頃開始予定、場所:中央会館
*21時半頃から希望者で懇親会も予定。
2次筆記試験の合格発表から、わずか1週間後に行われる口述試験。
本セミナーでは、模擬面接によるシミュレーションや、合格ナビゲーター達による相談会で、あなたの完全合格をサポートします!
※セミナー申し込みは、合格発表後の12月9日10:00から受け付けます(先着順)
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明日は、多年度生合格ナビゲーターのまなの登場です。「診断士の先輩になったら、どんな後輩に仕事を振りたいと思うか」について話してくれますよ。 乞うご期待!!
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