平成28年度事例Ⅰを解いてみた

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こんにちは。2.5年目生合格ナビゲーターの「のら」です。
※これまでの記事が読みたいなって人はこちらから「のら」記事をチェック!

のら」は現在、12月に実施予定の口述試験セミナーのコンテンツ作成をしています。
事例Ⅰの分析リーダーを担当していたので、事例Ⅰの想定問答集を作っているのですが、なかなか難しいです。

何はともあれ、今年度の問題を解いていないと問題も思いつかないので、事例Ⅰだけ解いてみました。自己採点で50点~55点くらいでしょうか。
今日は「のら」が平成28年度の事例Ⅰを解いてみた感触を書きます。
※個人の解答であり、正答ではありません。過去の「のら」の事例Ⅰ得点についてはこちら

さっそく「のら」の解答をご紹介します。
与件文、設問文は予備校のサイトから入手できますよ。

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第1問(設問1)「のら」の解答

難易度:簡単

成長要因は、①オフセット印刷機を導入して 印刷精度を向上させ、アルバム事業や美術印刷事業を拡大した、 ②社員教育に力を注ぎ、企画力やデザイン力を強化・向上させたことで、他社と差別化を図ったことである。(98字)

解いてみた感触:与件文の抜きだしで対応できる問題だと思います 。

第1問(設問2)「のら」の解答

難易度:難しい

要因は、経営資源の分散で①オリジナル製品の開発、販売がA社の企画力、デザイン力を生かしづらく量産品と差別化しづらい、②教育関連事業の分野が合わず付加価値が低い、③コンサルティング事業が無関連で低収益。(100字)

解いてみた感触:この後、5代目が経営改革を行ってアルバム事業に集中していく流れを考えると、関連の低い多角化を指摘させたいのかと判断しましたが、うまくまとめられませんでした。

第2問(設問1)「のら」の解答

難易度:普通

営業戦略の違いとして、画一の物を大量に印刷する学校アルバムよりも、多様なニーズを収集して商品化する必要があるため、①ニーズ収集力の強化②小ロット生産のノウハウづくり③販路の拡大を留意点として助言する。(100字)

解いてみた感触:違いについては、小品種多量生産から多品種少量生産への違いを盛り込みました。
組織・人事面では解答が思いつかず、事例Ⅲのような解答になっていしまいました。
現役の人はどのように対応したのでしょうか。
都市部に営業拠点を作っている記述があったので、残りの文字数で販路拡大をねじ込んでみました。
販路拡大をメインにおいて、営業拠点間の連携体制を作る…といった解答の方がよかったかもしれません。

第2問(設問2)「のら」の解答

難易度:普通

理由は、①外部環境の変化によって事業ポートフォリオが変動した際に、社員の配置転換によって人材を維持するため、②事業間に横串を刺して事業間のシナジーを発揮させるため、と考えられる。(89字)

解いてみた感触:リーマンショックの外部環境変化を根拠に、リスクヘッジとシナジーを盛り込みました。
マトリックス組織のメリットを解答として期待しているのでしょうか。

第3問「のら」の解答

難易度:普通

人事施策は、①A社の経営理念である「社員は宝」を前面に出したダイバーシティの推進により、優秀な女性社員を採用する、②新卒社員を教育するプログラムのさらなる強化を行う、といったことが考えられる。(96字)

解いてみた感触:与件文冒頭の経営理念に沿った施策でまとめました。
解答時間がなかったので薄い内容になりましたが、何とか時間内で全問書けました。
今となっては、本試験でこの後に残り 3事例を解く体力はありませんね。

全体としては例年通りの難易度、問題構成だと感じました。
個人的には与件文が長く感じたので、解答時間が足りませんでしたね。

のら」の答案をふぞ10のメンバーに採点してもらうのが楽しみです。
皆さんの再現答案はこちらからご提出ください。

明日は2年目生合格ナビゲーター「まなみん」の登場です。

お楽しみに。

それではまたお会いしましょう。

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