皆さん、こんにちは。
多年度生合格ナビゲーターのかなわんです。
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2次試験まであと20日となりましたね。多くの受験生が、時間が足りないと感じているはずです。しかし焦りは禁物です。自分が置かれた状況の中で、今できることをコツコツと積み上げていくしかありません。ここが踏ん張りどころですよ。
さて、多年度生である私は、毎年この時期になると、よく言われた言葉があります。
それは・・・
「実力あるんだから、普段通りやれば大丈夫だよ。」というものです。
普段通りできれば、苦労しないです。
‘本番で実力を発揮できない人’っていますよね。私はそんな典型的な人でした。精神的に弱い面がありました。勝負事には「心技体」のバランスが必要だといいますよね。精神力、技術力、体力のいずれかが欠けてしまうと、うまくいかないものです。今まで、「技術力」の話ばかりでしたので、今回は、「精神力」についてお伝えしたいと思います。
私は、4回2次試験に失敗しています。その中で特に、4度目の平成26年度2次試験の敗因は、「精神面の甘さ」でした。その年は、事例Ⅱの第1問でPPMが問われました。予想外の知識問題に、私はパニックになりました。「負け犬」「金のなる木」‥・? あと何だっけ? 全く思い出せず、解答を書き切ることができませんでした。受験生の多くが正解してくるサービス問題を落としたショックは、計り知れないものがありました。その後、何とか残りの解答を書いて事例Ⅱが終了しました。休憩時間は頭が真っ白です。今年もダメだった。来年は1次試験から再挑戦かと・・・。この時点で半ばあきらめてしまいました。
こんな状態ですから、当然試験結果は不合格です。しかしその後、得点開示請求をしたところ、愕然としました。
何と、事例Ⅱは71点でA評価だったのです。むしろ、不合格の要因は、その後の事例Ⅲと事例Ⅳの結果によるものでした。自分で勝手に自滅しただけだったのです。なぜ、最後まで自分を信じて戦えなかったのか。この事実と向き合い、二度と同じ過ちを繰り返さないために、精神力を鍛えることを強く意識しました。
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そんな私が行った方法は次の通りです。
1.結果ではなくプロセスを重視する!
まず、試験結果を意識するのをやめました。平常心を保って自分のできることを精一杯やれば、結果は後からついてくると信じることにしました。毎回同じプロセスで事例問題を解き続け、リズムを体に染み込ませました。このように、解答手順をルーティン化したことで、集中力を高めることができ、いつもの力をコンスタントに発揮できるようになったと思います。
2.思い込みでもいいから、合格を信じる!
不安な気持ちになりますが、ネガティブなことを考えても、何一つ良いことはありません。今日から毎日、中小企業診断士として実際に活躍している自分をイメージしてみてください。具体的であればあるほど良いと思います。潜在意識に刷り込むだけで、精神的な余裕が生まれ本番に強くなれます。
また、これから問題を解くたびに、「よし、これで大丈夫だ!」と声に出してみたり、学習記録を見返して、「これだけやってきたのだから、合格できる!」と自己暗示するもの良いと思います。今まで積み上げてきたものを自信に繋げることで、精神力を強くすることができます。
3.準備を入念に行う!
本試験は、予期せぬことが必ず起こるものです。予期せぬことが起こった場合、どうするか予め決めておくと落ち着いて対応ができます。想定外を想定内にできれば、何も怖いものはありません。大切なことは、あくまでも、自分がコントロールできるものに焦点を合わせることです。自分がコントロールできないことは、受け入れるしかありません。
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皆さん「心技体」のバランスはとれていますか。「技」ばかりに、目が行きがちかもしれません。健全なる精神は健全なる身体に宿るというように、「心」と「体」は両輪ですよ。
皆さんには、プレッシャーを味方につけ、普段通りの実力を発揮していただきたいと思います。
明日は、多年度生合格ナビゲーターのまなの登場です。今回も直前期に役立つ試験対策が聞けますよ。乞うご期待!!
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