はいさい!2年目生合格ナビゲーターのうみんちゅです。
私事で大変恐縮ですが、昨日10/1、中小企業診断士として開業しました。
とはいえ、やることが変わるわけでもないため、特に実感が無いのですが…。
たまたま仕事で一緒だった一発合格道場のかおりん(以下、道場かおりん)が「それなら言うてやー!」と、新宿のピザ屋さんで御馳走してくれました。なんて優しい子なのでしょう!
ところで、そのピザ屋さんの名前が珍しくて。帰りがけに、「なぜ、お店の名前が”●●●ディグリーズ”って言うんですか?」と店員さんに聞くと…
「アメリカでは温度の単位が摂氏で、日本では華氏なんです。リットルの単位が違うのと同じです。」との回答。
(そもそも日米が逆だよね…というツッコミは横においておき)
「それで、なぜ、お店の名前が”●●●ディグリーズ”になるのですか?」と再び聞くと…
「だから、アメリカでは温度の単位が摂氏で、日本では華氏なんです。リットルの単位が違うのと同じです。」と、全く同じ回答を、不思議そうなお顔で繰り返されました。
その瞬間、道場かおりんと僕は顔を見合わせて、その場を足早に立ち去ったのでした。
店員さんにはきっと、「あいつら(道場かおりん&うみんちゅ)飲み込みが悪いなぁ〜」と思われたことでしょう…。
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そのピザ屋さんのオープンキッチンには、非常に存在感のある大きなピザ窯が2機並んでいたので、「温度」というキーワードを聞いた時に「釜の温度が華氏●●●度だからそういう名前になったんだろうなぁ」とは推測できたのですが。
帰宅後に店舗サイトを見てみると、まさにそのとおりでした。
この店員さんは、3つのミスをおかしてしまったのだと思います。
(1)相手の質問意図を誤ってとらえた。
(2)「使える」はおろか「理解している」レベルに達していない、ただ「知っている」知識を披露した。
(3)怪訝な顔をしている相手を見て、訂正するチャンスがあったのに、その機会を無視した。
もしこれが二次試験だったら、と思うとゾッとしませんか?
でも、こういうことが本当に起こっているのが、二次試験の実際なんですよね。
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この数日間、勉強会などで受験生の皆さんからいただくご質問の多くが、「あと3週間。何したら良いですか?」というもの。
ご存知のとおり「人による」のですが。唯一、誰にでも納得いただける助言としては、「過去問の設問文が、何を問うているかを正確に捉える訓練は、欠かさず続けましょう」というものです。
大崩れしなければ合格する二次試験。
「相手の質問意図を誤ってとらえた」なんてことのないよう、少なくとも「問われたことに、きちんと答える」ことだけは自信を持てるように。
ただ「知っている」レベルの知識を使うのも危険ですので、新しい知識を入れる必要も、特に2年目生のあなたなら、まず無いでしょう。
変なことを書くと、その場で採点者が怪訝な顔をしてくれれば修正できて良いのですが、それも叶いません…。
最後は、「問われたことに、きちんと答える」ことを徹底して、いついかなる時でもできるよう、ありとあらゆる努力をしていただきたいと思います。
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次回の投稿は、本試験1週間前のタイミングとなります。1年前の自分を思い返すと、ちょうど今頃はとても精神的にキツくて、体調も悪化しはじめていました。あなたはどうか、健康にだけは気をつけて。
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明日は、Mr.国語力、かなわんの登場です。前回は意表を突く「計算力」をテーマにお届けした彼が繰り出す、超直前期の投稿に目が離せません!