超直前期:秋セミナー参加者からいただいた質問をご紹介します

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受験生の皆さん、おはようございます!多年度生ナビゲーターまなです。

(自己紹介は、こちら )

10月2日(日)に、ふぞろいな合格答案 秋セミナーを開催しました。2次試験直前でお忙しい中、約30名の受験生にご参加いただき本当にありがとうございました。当日は、かおりんによる「ファイナルペーパー活用法」、ふぞメンバーによる「苦手事例の徹底攻略」相談会、まなによる「再現答案作成のススメ」、さやによる「2次試験に合格するためのメンタルトレーニング」などの内容をご紹介しました。

セミナー終了後に参加者から頂いたアンケートを拝見すると、春セミナー、夏セミナーよりも高い満足度を得ることができたようでした。この経験を活かして、セミナーチームは、これから12月の口述対策セミナーに向けて準備していきます。ここを見ている1人でも多くの受験生の皆さんが2次試験に合格して、口述対策セミナーでお会いできることを楽しみにしています!

今回は秋セミナー参加者からいただいた質問」について、ご紹介します

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2次試験初受験の受験生からいただいた質問の中から、3つピックアップしました。私なりの対策を書かせていただきましたので、ご参考になれば幸いです。

質問1「80分では時間が足りなくて、解答を書ききれません。どうしたら良いでしょうか?」

本試験のあの難しい問題を初見&80分で100%満足できる解答を書ける人は、ほとんどいないと思います。多年度受験の私でも、去年の2次試験は、目の前の事例に取り組むのに必死でした。対策としては、「解答を書き始める時間を決めておく」ことです。私の場合、設問分析10分、与件文読み15分、対応付け&解答要素を考える時間15分だったので、40分を経過したら解答を書き始めると決めていました。35分の人もいれば45分の人もいたので、自分のベスト時間を把握しておきましょう。時間が来たら、何を書いたらいいのかわからない設問があったとしても、書ける設問から書き始めます。解答を書いていくと、事例企業のストーリーが少しずつ見えてきたり、与件文でまだ解答に使っていない文章に気付いたりして、わからなかった設問も何となく書くことがわかってきたりします。それでもわからない設問がある場合は、まだ解答に使っていない与件文のキーワードと1次試験の知識を繋げて、何か書いておきましょう。

質問2「設問を読んでから与件文を読むと、与件文を読んでいる途中で設問の内容を忘れてしまいます。与件文を読んだ後に設問を読んでもいいのでしょうか?

設問を読んでから与件文を読んだ方が良いです。理由は、「リンクワード」を確認するためです。私は、設問と与件文の両方に書かれている単語を「リンクワード」と呼んでいました。例えば、「1970年代後半」といった時制、「プラスチック成形事業」といった部門などです。先に設問を読んで、与件文に何を探しにいくのかを頭に叩き込みます。そしてリンクワードになりそうな単語をチェックして、1回目の与件文読みを行います。ここで注意することは、1回目の与件文読みでは「読み込まない」ことです。ここで読み込んでしまうと、与件文に流されて「設問で聞かれていたことは何だったっけ?」状態になってしまいます。1回目の与件文読みは、どこにどんなことが書いてあって、事例の問題点や課題はどんなことなのかをチェックするまでにしておきます。1回目の与件文読みが終わったら、設問で聞かれていることの根拠を見つけるために、2回目の与件文読みをすると良いでしょう。

質問3「今から解答プロセスを変えてもよいのでしょうか?また、新しい問題を解いてもよいのでしょうか?

「○○さんが設問ごとに色を変えて与件文をマーカーしている」、「△△さんは余白に全部下書きしてから、解答を書いているらしい」。周りの受験仲間や先輩から話を聞いて色々試してみたい気持ちはわかります。でも、お試し期間は9月までです。10月に入ったら、今から新しいことを試すのは止めておきましょう。もし試してみた方法が自分に合わなかった場合、解答プロセスを修正していると3週間しかない時間を無駄に消耗してしまいます。また、新しい問題については、まだ解いたことがない年度の過去問をセルフ模試として解くのは良いと思います。一方、この時期に予備校の演習を解くのはオススメしません。理由は、過去問と比べて予備校の問題は与件文も設問も読みやすくてわかりやすいからです。過去問を読んで、過去問の難易度に慣れてください。平成13年度まで遡って過去問を解いて、過去問に初見の問題はないという受験生は、直近過去5年の過去問の事例ごと、設問ごとの論点を今一度よーくチェックして、「読む・考える・書く」スピードと精度を上げてくださいね。

2次試験本番まで約3週間となりました。残りの時間で出来ることは限られています。どの教材を復習するのか、セルフ模試はいつやるのか、ファイナルペーパーを作るのか作らないのか、試験当日には何を持っていくのか、体調やメンタル面のコントロールは大丈夫か。「今年絶対に2次試験に受かる」ことを信じて、悔いのない時間を過ごしてください。

明日は私と同じく多年度生ナビゲーターのminaが登場します。秋セミナーの「苦手事例の徹底攻略」相談会で受験生に親身になってアドバイスしていたminaから、どんな話が聞けるのでしょうか。お楽しみに☆

 

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