「いつもどおり」を手に入れにいこう

同友館
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はいさい!2年目生合格ナビゲーターのうみんちゅです。

 

1次試験まで、今日を入れて9日間となりました。

いよいよ本番に向かう皆さんことを思うと、胸がギュッと苦しくなります。

 

最後までがんばって。

 

究極のところ、それしか言葉はありませんが、今日もブログをお送りします。

今日は、「いつもどおり」を手に入れにいこう、と題して、2年目生の皆さんが今年の2次試験合格をスムーズに手に入れるための「態度」のようなものについて、少し考えていきます。

先日、実務補習でお世話になった指導員の先生と、その門下生(昨年以前に同じく実務補習を卒業された、いわば兄弟子です)が集まる会に出席してきました。

とある商店街の夏祭に合わせての会で、小料理屋を貸し切っての賑やかな会でした。その商店街の支援をされている先輩診断士もいたので、実務の話もたっぷり聞けて、祭の雰囲気も手伝い、忙しい日常から離れられる束の間の夢心地時間となりました。

ところで、その会に参加していたのは診断士ばかりだったのですが、おひとりだけ受験生の方がいらっしゃいました。これまで何度も2次試験を受験されており、今年の合格を目指しているとのこと。とても気さくでお話も面白く、診断士になったらきっと人気の先生になるんだろうな、とすっかりファンになってしまいました。聞けば、某予備校模試でもトップクラスの成績。それだけ聞いても、今年の合格は難しくないと誰もが思うはずです。

しかし、次の言葉を聞いて、私は「あ、合格するだろうな」と確信しました。

その方は、おもむろに言いました。

「今年はとにかく、いつもどおり、やる」

聞けば、昨年、平成27年度の2次試験で彼は、”いつになく”快調なペースで事例を処理することができ、なんと事例1、事例2とも60分足らずで解答を書ききったそうです。そして教室をあとにしたとのこと。結果は、不合格(事例1、事例2とも合格点に届かず)。

落ちついて考えれば、そんな時間で解けるなんて何かがおかしいとか、途中退出するなんてありえないとか、思えるはずです。しかし本試験の常軌を逸した状況のなかで何かスイッチが入ってしまった結果、自分を見失い、神がかったスピードで事例を(誤)処理してしまうということは、誰にでも起こりうることだと思います。私も、冷静でいられるか自信がありません。

本試験では、誰もが舞い上がってしまう。そこで、「いつもどおり」やることが、いかに難しいか。だからこそ極論すると、実力にそれほど差が無い2次受験生の中で、それができるかどうかで、合否がほとんど決まってしまうといえます。

本試験で、普段の練習以上に上手くできるなんて、まず無いと思います。「なにか降りてきて、当日はいつもと違った」という合格者も、いなくはないですが、圧倒的少数です。

では、いつもどおりやるには、どうするか。

もう耳タコだと思いますので、普段の練習でも「いつもどおり」やるという話は省略します。

今回申し上げたいことは次の1点だけ。

今年の2次受験権利がある2年目生のあなただからこそできること。そう、1次試験を2次試験のリハーサルとして活用してください。

1次試験当日を具体的にどう過ごすかは、あなたのアイデア次第とは思いますが、私がやってみて良かったと思うことを、2つご紹介します。

 

2次試験と全く同じ服装・持ち物・食べ物等で臨む

要は、自分でコントロールできるものを、完全に2次試験と同じにして、2次試験の「いつもどおり」をリハーサルするということです。時期が違いますが、クーラーがきいた1次試験の会場も、冬みたいな寒さの教室もあるでしょうから、服装だって2次試験仕様でOK。持ち物・食べ物は当然ながら、服装も妥協なく全く同じにして臨んでみてください。なお服装に関しては、昨日のAJのブログも参考になります。そう、「目をつぶれば、いつもの勉強スタイル」が理想です。

それと、1次試験の1日目、冒頭の「試験官の方からの説明」はよく聞いておいてくださいね。11週間後の9時30分に、同じ説明を聞くことになります。このとき既聴感を覚えることで、緊張がかなり抑えられるはずです。

 

試験中の自分をマネジメントする

たとえ合否が今年の2次受験に関係ないとはいえ、ある程度の緊張感はあるはず。そのなかで、試験中に自分を冷静に管理できるかに執着してみましょう。具体的には「うっかりミス、ゼロ」を目指すとか、「自信あり◎解答の不正解、ゼロ」を目指すとか、分かりやすい目標を立てても良いです。(ちなみに私は、どちらもダメでした…)

特に自信があったのに間違っちゃう問題が多かった場合は、「リスク」をマネジメントできていないということであり、2次試験では最も避けたい態度で解答していた可能性があります。

 

以上です。せっかく受験するのなら、2次につながる機会にしたいですね。それが(2次受験資格をもった)2年目生のあなただからこそ許された、「いつもどおり」を手に入れるための1次受験です。

残りの時間、とても苦しいと思います。

戦う場所は違いますが、1年目診断士の私も心臓破りの坂を登っています。ぜひ最後まで一緒にがんばっていきましょう。ただし燃え尽き症候群にならない程度に、お願いしますね。

 

んじめんそーれ(いってらっしゃい)

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