のらのH27事例1ポイント解説

同友館
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ふぞろいな合格答案エピソード9が発売されましたね。
みなさんのお手元には届きましたでしょうか?

のら」にとって執筆した書籍が世間に出るという経験はもちろん初めてで、達成感を感じました。
出版から1週間が経って、次は何をしようかな~とあれこれ考えた結果、「のら」の強みであるIT技術を伸ばしていこう!と思い、情報処理技術者試験「ITストラテジスト」の受験を決めました。
情報処理技術者試験の試験日は、診断士2次試験の一週間前です。 これからは皆さんと同じ受験生ですね。一緒に頑張っていきましょう。

さて、今日は「のら」が分析を担当したH27事例1を解説します。 たまには正統派ブログを書くこともありますよ~。

のら」はふぞ9で事例1の分析リーダーでした。

説明

事例1のテーマは「組織・人事」

のら」もそうですが、受験生の50%以上が民間企業の会社員であることを考えると身近なテーマのはず・・・

なのに苦手意識のある人が多い気がします。

その原因はズバリ、「設問要求がわかりにくいこと」にあると考えています。

ふぞ9(平成27年度)の事例1でいうと、第3問が「設問要求がわかりにくい」の代表ですね。

第3問「A社および関連会社を含めた企業グループで、大型成形技術の導入や技術開発などによって、プラスチック製容器製造事業の売上が60%を占めるようになった。そのことは、今後の経営に、どのような課題を生み出す可能性があると考えられるか。中小企業診断士として、100字以内で述べよ。」
課題を生み出す可能性なんて、こじつければいくらでもありますよね。
いったい何が聞きたいんでしょうか…

分析を行っていても、やはり平均点が一番低かったです。

第3問についてふぞろい流採点結果を分析すると、
合格者とA評価者の第3問のふぞろい流採点の平均点は「11.18」
配点に対する得点率は約56%であるのに対し、
合格者とA評価者を除いた第3問の平均点は「7.87」得点率は約39%でした。

ここからわかることは、
①合格レベルの人でも、設問によっては得点率が6割を切っていること
②合格レベルの人とB評価以下の人のかい離が大きく、合否の分かれ目になった可能性があること です。

まず①です。
合格するために、すべての事例、すべての設問で6割以上得点する必要はありません。
のら」が合格者と試験結果について話していても、わからない設問があった人がほとんどです。 分からない時に他の事例、設問で得点を取る総合力が、合格者にはあると考えましょう。
模試を活用して設問ごとの難易度に応じた時間配分を練習し、全体で6割を超えることを目標にするといいと思います。

そして②
合否の分かれ目になった設問であれば特集が必要だ!
ということで、ふぞ9の事例1の特集ページで取り上げています。
設問要求がわかりにくい問題に対して、合格者がどのようにアプローチするか…
未合格答案からスタートし、先生と生徒の議論と通じて合格答案に仕上がっていく過程をまとめましたので、未合格答案にどういった視点が足りないのかが分かる内容になっていますよ。

詳細は書籍でご確認ください。

明日は2年目生合格ナビゲーター「まなみん」の登場です。
まなみん」が、解答要素を見落とさないコツを教えてくれるようです。

お楽しみに。

それではまたお会いしましょう。

 

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