1次試験の対策について by mina

同友館
doyukan_logo

こんにちは!多年度生合格ナビゲーターのminaです。

※自己紹介はこちら

だんだんと日差しが強くなってきて、初夏を感じる今日この頃ですね!
皆さん勉強、はかどっていますか??

普段仕事で忙しくて、なかなか勉強が進まない方は非常に多いと思いますが、あと2ヵ月ほどで一次試験ですね。

多年度生で今年一次試験を受ける方は、そろそろ1次試験の勉強を本格的に始めるころじゃないか、と思います。

 

ということで、「1次試験の対策について」が今回のテーマです。

ご存じのとおり1次試験の科目は、7科目。
ことわざ「彼を知り己を知れば、百戦危うからず」にもあるとおり、まずは直近のトレンドを把握してから勉強することが「効率的」です。

time-425811__180

1次試験合格が目標なので、高得点で合格できなくてもよいので、目指すは420点+「ちょっと」です。

 

直近のトレンドは、「TACデータリサーチ」の結果が役立ちます。まずは5年間の「年度ごとの平均点」の推移を見てみましょう。

 

以前から「経済学・経済政策」「財務・会計」は、年度によって難易度がかなり異なる科目と言われてきました。確かに平均点が年によって20点ほどの差があることがうかがえますね。更に、新傾向としては、「経営情報システム」の難度が上がっています!(詳しくは、下図をご参照ください)

 

■5年間の「年度ごとの平均点」の推移  ~経済学・経済政策~

経済学・経済政策

(データ出典:TACデータリサーチ)

 

■5年間の「年度ごとの平均点」の推移  ~財務・会計~

財務会計

(データ出典:TACデータリサーチ)

 

■5年間の「年度ごとの平均点」の推移  ~経営情報システム~

経営情報システム

(データ出典:TACデータリサーチ)

 

1次試験7科目について、過去5年の平均点の標準偏差をそれぞれ求めると、実はこの3科目、標準偏差の大きい順から上位1~3位なんですね。難易度が下がった年は点を稼げるが、難化した年は40点台もありうるハイリスクな科目なんです。

 

でも、1次試験を安定して合格するためには、このハイリスクな科目に惑わされてはいけません。ここはしっかりと守っていくことが重要です。

 

どんなに難しい問題が出ても、全力で40点を確保し足きりされないようにする。
これが「鉄板」です!

これら3科目は、1問あたりの配点が高い(1問4点)という特徴がありますから、1問間違えたときの影響が大きいです。稼げてしまったらラッキーくらいな気持ちがちょうど良いです。

 

で、当日の問題の取組み方です。

まずは、問題を一見し、「解けるか/解けないか」で仕分けをしましょう。

 

少しでも時間がかかりそう、あるいはやってみて時間がかかる可能性が高い場合は、設問に大きく○を付けて、迷わず飛ばす。そして、次の問題へGO!

 

途中、○が多いなぁと思っても大丈夫。解けない問題は、どんどん飛ばしましょう!そして、25問まで全て仕分けが終わったら一度解答をマークシートに記入してみます。機械的にこなしていくのがポイントですよ~

 

その後は、マークシートに解答できた数をカウントしてみましょう、まず全体を俯瞰するプロセスを入れることで、少し落ち着いてくるもの。試験中のメンタルをいかに保てていけるか大事ですね!

 

<マークシートにチェックした結果>

1.10個マークできている場合

すばらしいです!残りの15個を適当に書いても、たとえ全部「ウ」にしても、確率的に15個のうち3~4個はゲットできそうです。マークした問題で仮に1~2問間違えたとしても足きりは免れますし、もし間違えてなかったら、52~56点くらい見込めますね。

2.10個未満のマークの場合

最後まであきらめないで、足きりを全力で回避したいです。設問番号に○がついているものから、消去法で解答と思われるもの2つに絞り込み、解答に要す時間が少ない問題から、やっつけていきましょう。

解答は、その都度マークシートに記入してください。だんだんマークシートの解答数が増えていくのを見ると、気持ちが楽になります!落ち着いて取り組めるようになりますよ。

 

1次試験の勉強、がんばってくださいね!

 

では、またお会いいたしましょう。多年度生ナビゲーターminaでした。

 

 

次回は2.5年目生合格ナビゲーターの「のら」の登場です。「ふぞ9出版直前~独学生に読んでほしいコンテンツ~」がテーマです。乞うご期待!!

 

↓最後に、ポチっと応援クリック(マークをクリック)をお願いします。

合格ナビゲーターの更新の励みになっています(^^)/

「この記事が参考になった」と思った方はクリックをお願いします!
SNSでフォローする