企業経営理論のすすめ

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進展情形怎樣?

 

1.5年生向け合格ナビゲーターモリシャスです。

 

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ふぞろい東京春セミナーに御参加頂きました皆様ありがとうございました。

2次試験の内容が盛りだくさんでしたが、その前にある1次試験の調子はいかがでしょうか?

 

GWから約1か月、受験校に通われている方は7科目の演習が一巡したころで、なかなか点が取れずショックを受けている人もいるのではないでしょうか?

 

診断士試験は単に覚えるだけでは得点に結びつきません。覚えた知識をいかに使っていけるか力点が置かれています。

 

今の時点で点数を気にする必要はありません。得点を伸ばすのはこれからです。

アウトプット学習を中心にして、覚えた知識を使う練習を積み重ねいきましょう。

 

永遠にアウトプットは必須である

タージ・マハル

 

それでは、今回は企業経営理論のすすめです。

 

実際の試験では昼からの試験であり、90分という長い間の集中力が必要となります。

 

お昼ご飯を食べすぎて眠くなった経験はありませんか?

午前中の経済学・経済政策財務・会計で疲れがどっと出て満腹が重なると、恐ろしい睡魔が襲ってきます。

そこに企業経営理論独特である難解な日本語・・・眠ってくれと言わんばかりです。

受験生の皆様は試験主催者側の思惑に呑み込まれないよう戦ってください。

 

対策としては、お菓子などを用意して休憩時間に食べて、お昼は控えめにしておきましょう。

 

では、過去6年間の傾向を見てみましょう。

 

企業経営理論

※中小企業診断士協会より発表された科目合格者の割合です

 

企業経営理論は、平成25年を除き、合格率10%~20%に収まっており、非常に安定感のある科目ということになります。

また、良い点を取るのも難しいですが、ある程度の点数が取れるようになれば、そう簡単に悪い点数にならない変わった科目でもあります。

 

しかしながら、合格圏内に入るためには地道な努力が必要です。

具体的には、過去問題集をしっかりと学習し、答えの合否で一喜一憂するのではなく、設問ひとつひとつをしっかり吟味して問題の造りをしっかりと理解し、不足した知識を常に補うことが必要となります。

 

では中身の方に入っていきましょう。

企業経営理論は大きく「経営戦略」「組織論」「人事労務」「マーケティング」に分かれます。

 

「経営戦略」は得点の要です。ここでしっかりと得点を稼ぎましょう。

技術経営、外部連携、競争戦略そして成長戦略がよく出ているので、しっかりと押さえて得点源にしておいてください。

 

「組織論」は、組織構造論と組織行動論となります。

チャンドラーやバーナードなど様々な理論をきっちりと理解しましょう。

 

「人事労務」の労働法規は非常に厄介です。

社会保険労務士の資格を持っていたら別ですが、重箱の隅をつつくような試験問題もあり、なかなか太刀打ちできません。ある程度見切りをつけることも必要です。

 

「マーケティング」は、昨年度はそんなに難しくありませんでしたが、近年深堀される傾向にあります。

4Pを中心に、しっかりと深い内容まで理解しておきましょう。

 

 

中国の諺に以下のようなものがあります。

 

星星之火可以燎原

 

小さな火であっても、それはやがて野一面を焼き尽くす炎となるという言葉で、小さなことでも、積み重なれば大きなことを成し遂げることが出来る。という教えと同時に、小さな間違いでも放っておくと、大変なことになるという意味です。

 

企業経営理論の勉強は、自分で「出来た!」と思っても間違っていることも多く、点数を読みにくい科目です。

成果がすぐに表れない科目でもあるので、心が折れることもあるかもしれませんが、ひとつひとつの小さな積み重ねを行うことで、合格点が取れるだけの力が身についてきます。

ですから、決しておろそかにすることの無いように日々精進してください。

 

さて明日は、ゆとり勉強だけど解答は早い2年生合格ナビゲーターささKing が登場します!

今回はどんな話が聞けるのか?ご期待ください。

 

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