多年度生に送る1次試験の心得

同友館
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皆さん、こんにちは。

多年度生合格ナビゲーターのかなわんです。

 

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過ごしやすい季節になってきましたね。皆さん、勉強は捗っていますか?

そろそろ、1次試験対策を本格化させている時期かと思います。

 

私も、GW明けからの約3ヶ月間、1次試験の対策に専念し本番に臨みました。

しかしながら、当日は冷や汗の連続でした。

 

きちんとやったつもりなのに、試験対策として何がまずかったのか?

 

今日は、私自身の反省を踏まえ、特に多年度生の皆さんに注意してほしいポイントをお伝えしたいと思います。

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さて、昨年度の私は、2次試験の受験資格を喪失しておりました。

幸いにも、科目合格をしていたので、実際に受験したのは、「財務会計」「企業経営理論」「経営情報システム」の3科目です。

 

多年度生としての強みを活かし、1次知識の復習を行いつつ、短期間集中で過去問を回転させる戦略をとりました。

 

結果は・・・

 

財務会計     80点

企業経営理論   58点

経営情報システム 48点

 

 

薄氷の合格です。

結果的には、何とか1次試験を突破できたわけですが、

財務会計の易化がなければ、合格は難しかったはずです。

本当に運が良かったと感じています。

 

 

どうして、こんな結果になってしまったのでしょうか?

経営情報システムが難化したからでしょうか?

いえ、違います。

主要科目である企業経営理論で合格点をとれなかったことからも、明らかですが、

原因は、多年度生としての「強み」を発揮するどころか、多年度生としての「弱み」を露呈してしまったからです。

 

 

具体的には・・・

 

1 知識面

忘れていた知識は過去問の取り組みを通じて思い出すことができました。長年勉強を続けてきたことからも、知識はそれなりにあると自負していました。この慢心がアウトプットの絶対量不足を招いていました。うろ覚えの知識を問われてしまい正誤判断に迷った結果、企業経営理論では不正解を連発しました。

 

2 経験面

過去複数回、科目合格の経験をしていると、このぐらいやれば大丈夫という自信がついてきます。短期間集中で過去問を回せば、何とかなると高を括ってしまいました。この過信が苦手科目であるはずの経営情報システムの対策を疎かにしていました。何これ? 過去問と全然違う! こんなの全く知らないよ・・・。難問に動揺しただけではありませんでした。明らかな準備不足で基礎的な問題も落としてしまいました。

 

3 精神面

昨年度は、5度目になる2次試験の受験資格をとるために、1次試験から再受験していました。1次試験を通過しなければ、2次試験に挑戦すらできないという現実は、やはり大きなプレッシャーになりました。この重圧でありえないケアレスミスを犯しました。財務会計ではもっと得点の上積みができたはずでした。

 

 

以上が、昨年度の1次試験の振り返りです。

受験経験を重ねたことで、1次試験を甘く考えてしまっていたんです。

 

多年度生の皆さん

多かれ少なかれ、当てはまるところはないでしょうか?

 

1次試験を一度登ったことのある山だと、簡単に考えていないですか?

同じ山でも、天候によっては違う側面を見せつけます。

 

中小企業診断士試験は、年に一度の国家試験です。

心に隙があると、足元をすくわれる可能性があります。

 

万全の対策を講じ、実力通りの力を発揮して、1次試験を突破してくださいね。

応援しています。

 

 

 

受験申込受付は今月末日までですよ。手続きをしていない方は早めに済ませてしまいましょう。

 

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明日は、多年度生合格ナビゲーターのまなの登場です。私と違って1次対策は完璧だったんでしょうね。そんなまなからどんな話が聞けるのでしょうか? 乞うご期待!!

 

 

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