模試の結果をフルに活かす方法

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はいさい!2年目生合格ナビゲーターのうみんちゅです。

 

5月28日(土)開催予定の、

ふぞろい東京春セミナー2016
~今年で決める!!2次攻略の突破口~

も、いよいよ約1週間後に迫ってまいりました。

 

昨日のAJの記事でプレッシャーをかけられましたので、受験生のあなたに負けないようPeakingに努めながら、準備を進めています。

 

どんどん空き枠が減っているようですので、ご検討とお申し込み(ここをクリックすると申込みページが開きます)は、是非お早めに!

 

私はこんな↓コンテンツを担当していますので、ご参加される方はぜひお楽しみに♪

jireikaiholive

※詳しくは、先日のブログ「ちょい出し!ふぞろい東京春セミナー『うみんちゅの事例解法LIVE』」をご参照ください。

 

さて今回のブログでは、ゴールデンウィーク前後に行われた予備校の模試の結果が、そろそろ戻ってくる時期であるということをふまえ、「模試の結果をフルに活かす方法」をテーマにします。

 

本題に入る前に。

2ヶ月ほど前に「模試を無駄にしない『たったひとつの方法』」として、再現答案を作ることをオススメしました。実践してみた方、いかがでしょうか?初めてトライした場合は特に、「難なく再現できた」という方のほうが少数派で、多くの方は「再現率が非常に低いものがあった!」や「ほとんどの設問がまともに再現できていなかった」など、悔しい想いをされたと想像します。

前者の場合は、よくあることなので、それほど心配する必要はありません。特に難問だった設問ほど、うまく再現できない傾向にあるのでは?時間内に方向性がみえず、答案の骨子(設計図みたいなもの)を書かずに与件文から要素を拾い集めて書いたのではないでしょうか。骨子を書く訓練を引き続き頑張れば、再現率は上がっていくでしょう。

一方、後者の場合、つまり「ほとんど再現できなかった」という方は、かなり要注意です。まず骨子は書けていないと思われますし、そもそも解答のプロセスが定まっていない可能性が高いです。気づいたが吉日。ご自身のプロセス(解法)を、時系列に書き出してみましょう。面倒でもそれが、安定A答案を書けるようになるための近道になるはずですよ!

なお春セミナーでは、答案骨子を書くまでのプロセスをお見せしますので、当記事と併せて参考にしていただければ幸いです!

 

 

さて今回は「模試の“結果“をフルに活かす方法」です。

“結果”にも色々ありますよね。総合点数と順位(上位○○%)、事例ごとの点数と順位(上位○○%)、設問ごとの点数…などなど。

人それぞれ考えがあると思いますが、今回もまた独断と偏見で、私うみんちゅとしては「上位何%にランクしたのか」と「設問ごとの点数がどうだったか」という2点の結果を、特に重視しフル活用してほしいと思います。

 

上位何%にランクしたのか

言うまでもなく2次試験は実質的に相対試験、つまり上位20%前後に入れば合格する試験です。ただし、事例すべてで20%以内に入る必要はなく、4事例の合計点数(総合点数)が20%以内であれば、結果的に合格するというものです。

1年前の私は、某大手予備校の模試結果で総合上位19%にランクしたのですが、事例ごとの順位から上位何%かを計算した結果を見て、はたと気が付きました。「全部の事例で20%以内どころか、ひとつくらい上位50%くらいになっても、合格できるんだ!」と。お恥ずかしい限りですが、上位20%以内になって初めて、その仮説にたどり着きました。(ちなみに事例ⅠからⅣまで、順番に、15%、33%、47%、19%でした。単純平均すると28%です。)

振り返ると、これが「開眼」のキッカケだったのかもしれません。「当たり前の答案を書けば合格する」と、先輩や先生からさんざん言われてきたことが、ストンと納得できた瞬間です。もっとも、この「当たり前の答案」を常に書けるようになるまでには、途方も無い苦労はあったのですが…。

2年目生のあなたも、今回の模試結果を受けて、順位に着目してみてください。総合上位20%以内に入っていても、たとえば事例Ⅳの高得点が大きく貢献している場合は、あまり楽観視できません。一方、総合上位40%でも、たとえば何かひとつの事例が非常に低迷したことが原因であれば、事故を無くす努力さえすれば合格圏内に浮上する可能性が十分でてくるでしょう。

 

設問ごとの点数がどうだったか

設問ごとの点数を重視!と言いつつ、ご自身の点数だけ眺めても、あまり意味がありません。御存知のとおり、本試験と模試の作問者は違うので、たとえ模試の設問で満点を獲得しても「模試の作問者の意図を読みきった」だけで、本試験の方は…。逆に、ゼロ点だったとしても、それだけで悲観する必要はありません。

大切なのは、他の人が同じ設問で何点とっているのか、と私は考えました。他の人が軒並み高得点を獲得しているのに、自分は低得点という設問があれば要注意。いわゆる「事故を起こした」状態です。時間配分を間違えたのか、処理するための1次知識が足りなかったのか、最悪の場合、作問者の意図を読み取る力が弱いのかもしれません。

模試によっては、設問ごとの得点分布や平均点を出してくれるものもあるようですが、それは少数派。そうじゃない模試を受けたあなたは、ぜひ勉強仲間と得点結果をシェアしてみましょう。もちろん、得点だけじゃなくて答案内容まで共有して見比べられたら、もっと効果的ですね。

最後に一例として、私うみんちゅが、勉強仲間と行っていた手法を紹介します。それは、Googleスプレッドシートで答案と点数をシェアするというものです。(下図参照)

 

moshi160519

 

表頭に設問文を、表側に参加者名を記載し、該当箇所にそれぞれの答案と点数を入力するという、シンプルな取り組みです。Skypeやチャットで感想や考察を交換すると良いですし、これを元ネタに勉強会をするとさらに効果的です。ぜひお試しください。

 

 

明日は、いつもどこかで「かなわんなぁ〜♪」、多年度生合格ナビゲーターの、かなわんが登場します!お楽しみに。

kanawan

【ふぞろい東京春セミナー2016 ~今年で決める!!2次攻略の突破口~】のご案内

日時:2016年5月28日(土)13:30~16:30

▼詳細・お申し込みはコチラ
http://kokucheese.com/event/index/394181/

 

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