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おはようございます、多年度生合格ナビゲーター×プロレスマニアのシローです!
※シローの自己紹介はこちら
ゴールデンウィーク、いかがでしたか!?
某大手予備校の模試があったようですが、受験された方、お疲れ様でした! シローと付き合いのある受験生の方々もゴールデンウィーク中に模試の振り返りや課題解決のための勉強会を行っていたようで、活発な議論が行われておりました! やってやるって!
昨年を思い起こすと、この時期のシローは事例Ⅰに頭を悩ましていました。
〝難解〟だし! 〝ぼんやり〟していて手応えないし!
おまけに模試でも本試験でも午前一発目の試験! 眠いよっ!
とはいえ、なんとかしようと1次知識を詰め込んだり過去問に取り組んだりしたものの、やれどもやれども我が点数は伸びることはならず…。そのたびに気分屋気質のシローは酒に逃げるわ、落ち込むわ、しまいには試験勉強をやめようと妻に相談するわ…。
というわけで。
2016年5月現在、IWGPジュニアへビー級チャンピオンのKUSHIDA選手が生まれた本日5月12日、難解な事例Ⅰの攻略について複数回にわけて触れていきたいと思います。
シローが通学していた予備校の事例Ⅰ演習の評価をまとめると下記の通り。
演習1回目(3月):上位30%あたり
演習2回目(5月):上位30~40%あたり
演習3回目(6月):上位20%あたり←ここで一喜一憂して飲みに行った。
演習4回目(7月):上位50%あたり←ここで試験勉強をやめようと思った。
演習5回目(8月):上位10%以内
演習6回目(9月):上位10%以内
演習7回目(10月):上位20%以内
大手予備校の模試(秋):上位10%以内
本試験(10月):得点開示より79点
GW前後からお盆前までは苦労の時期が続きましたが、お盆明けからグワッと成績が上昇して得意科目へ変化。本試験では事例Ⅱ~Ⅳを大きく引き離して、他科目の失点をリカバリするくらいの得点源となりました。
ではお盆前後に何があったのでしょうか。
まずはコレです。コレに気付いた時にグワッと腹落ちしたんです。
おなじみチャンドラーの名言です。1次試験の企業経営理論でも出てきましたね。
この言葉をわかりやすく拡大解釈すると、
①めまぐるしく変わる外部環境に応じて、
②生き残るために最適な経営戦略を決定し、
③決定した経営戦略を円滑に実行するための組織が決まる
④そして、作った組織を円滑に回すために従業員のやる気と能力を高める
となります。
シローが演習の点数で伸び悩んでいた理由のひとつに、「企業経営理論の1次知識をどの問題で使えばいいのかわからない」ことでした。極端な例でいうと、「経営戦略」を設問で問われているのに「モラール向上!」と答えてしまうような感じです。いわゆる器用貧乏、知識は潤沢にあるものの、使い道がわからない状態だったんですね。
さて、そんなシローにチャンドラーの言葉「組織は戦略に従う」はどう映ったか。ここから導き出されるのは、外部環境の変化>戦略>組織>人的資源管理という階層構造です。それぞれ密接に関係しているんです。
整理するとこんな感じでしょうか。
①めまぐるしく変わる外部環境に応じて、
→よく第1問あたりで出題される非常に大規模な外部環境の分析問題
②生き残るために最適な経営戦略を決定し、
→「外部連携、M&A、選択と集中」など大規模な1次知識系
③決定した経営戦略を円滑に実行するための組織が決まる
→「組織5原則、アウトソーシング」など中規模な組織構造系の1次知識
④そして、作った組織を円滑に回すために従業員のやる気と能力を高める
→「採用、配置、報酬、育成、評価」など小規模な人的資源管理の1次知識
こんな感じで、企業経営理論のテキストや1次試験の過去問5年分、予備校の演習、ふぞろいを始めとした各種セミナー、それこそ学友との会話に至るまで、企業経営理論の一次知識を収集してそれぞれの階層に分類しました。
こうして整理していくと、『どの階層を対象とした設問なのか』が判明すれば『引っ張り出す1次知識も自然と限定されていく』ことになります。骨が折れる作業ですが、結果として解答の精度が大きく向上したひとつの要因だったと思います。
当たり前の話ばかりで大変恐縮でございます。
ただ、敬愛するアントニオ猪木氏はこう言っておりました。
拡大解釈の限界が近づきつつありますが、珠玉の名言でございます。
【最後に】
本日は「事例Ⅰ」の「階層構造」についてお話しさせていただきました。次回より複数回に分けて事例Ⅰ関連でお話しできればと思います。
明日は、珠玉のアドバイスを縦横無尽に展開する「かおりん」の登場です。
ぜひお楽しみに!
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