独学受験生への4P その2

同友館
doyukan_logo

だんだんとGWが近づいてきました。1日くらいは遊びに行くのも気分転換になると思いますよ。あなたのAJでございます。

 

さて本日も、独学受験生のための4Pをお伝えしたいと思います。

そうです。AJオリジナルです。

前回のPureに続いて今回は、二つ目のP。

 

000155-600x401

Peaking 

試験当日にマックスのコンディションになるように持っていく事。

 

みなさんは「ピーキング」って聞いたことありますか?

 

運動選手などが、大切な大会へ向けてコンディションを最高の状態にもっていくように、調整すること。また、その調整法。出典:デジタル大辞泉

 

 

1流のスポーツ選手でも、常に調子が良いわけではありません。

 

輝くようなパフォーマンスで観客を魅了した選手が、スランプに陥り同じ選手とは思えないほど、調子を落としてしまうことがあります。

 

これと同じことが、中小企業診断士の2次試験では起こります。

模試の段階では、上位5%に入るようなトップ集団がまさかの本試験で敗退する。ということが起こるのです。

 

2次試験の実力は緩やかなJカーブを描きながら徐々に上がっていくと考えられます。

面白いように出題者の意図を読み取れる時もあれば、全く違う発想をしてしまう時もある。徐々にその精度は上がっていくのだとおもいますが、独学かつストレートを目指している皆様には、全くそんな時間がありません。

 

11週間で仕上げようとするならば、最初のピークを本試験にぶつけるプランニングを立てねばなりません。

 

私が受験生時代、よく先輩から

「あと3日あったら完璧に仕上げられたのに…」

という所までもっていくのがベストだと聞いていました。

 

もちろん自分のピークをコントロールすることは並大抵ではありません。気を付けるべきことは以下の点であると考えられます。

 

1、体調のコンディショニング

 

1次試験とは違い、覚えていれば解けるというものでもありません。試験前最後の1週間はある程度、勉強時間を減らし体調を整える必要があります。スポーツでいう調整にとどめるってやつですね。

 

みなさんも1次試験で実感されているかもしれませんが、蓄積した脳の疲労は翌日までには回復しません。また、肩こり等も同様です。

 

私の場合、最後の1週間は勉強時間は1日2時間以内。試験前日は勉強時間0でマッサージとか行ってリラックスするように努めました。妻からの好感度は下がりました。

 

2、事例をやりすぎない

 

合格への事例の目安は72事例とか60事例とか言われますが、これにこだわりすぎないことをお勧めします。

2次試験は、メンタルの不安定さがモロに響きます。ただでさえメンタルが不安定になるラスト3週間でガンガン新しい事例を解いていくと、まるっきり論点を外してしまったときに、取り返しがつきません。

 

本来であれば、ここから実力が大幅に上がるわけはないのだから、こういう問題もある。と割り切る対応が正解なのですが、どうしても対策を取ろうとして、勉強戦線を拡大させてしまいます。ストレート生は選択と集中が必要です。

 

3、イメージトレーニングの時間を増やす

 

イメージトレーニングの時間は大事です。私は様々な屁理屈を付けて自信をつけようと試みました。

 

例えば、受験生は約5000人。合格者は約1000人。 うう。厳しそう。

では、5000人が全員体調万全な確率は?

 

ここは小学校を考えてみました。40人クラスであれば、結構な確率で1人くらい風邪をひいていました。

 

つまり1/40が体調不良。つまり体調万全はだいたい4850人。

 

寝不足はどうでしょうか。いろんな考え方の人がいます。ふぞろいメンバーでも前日朝まで飲んでいたというツワモノがいました。100人いたら1人はいるのではないでしょうか。

 

この段階で4800人程度です。こんな感じで自分勝手にライバルを減らしていきました。

 

そして「体調が万全で、寝不足でもなく、さらにメンタルが充実している自分は勝つ」

 

と言い聞かせました。

 

 

勉強量でも、実力でも、分が悪いストレート生はとにかくピーキングでライバルを圧倒しましょう。

 

明日は、そんなメンタルの塊、うみんちゅの登場です。実力があってメンタルも強い。もはや無敵です。おたのしみに。

さて、セミナー情報でっす。

合格者の方に疑問をぶつけてみるのは、合格への近道になると思います。

是非ご参加ください。詳細はサイドバーをご参照ください。

 

「この記事が参考になった」と思った方はクリックをお願いします!
SNSでフォローする