どもども、多年度生合格ナビゲーター「しくじりの王」にして「こじらせのプロ」の(A)です。
※「しくじりの王」についてはコチラ。
今回は、この時期に向けた話題をひとつ。題して、「立ち止まってみませんか?」です。
本題に入る前に、ますは「しくじり・こじらせ理論」のお話から。
「しくじり・こじらせ理論」とは、2次受験にあたり前期「しくじり期」、後期「こじらせ期」を経験することで立派な多年度受験生に成長できる、という大変腹ただしい理論です。
(A)が勝手に考えた理論ですが、まわりの多年度受験生に確認すると、思い当たる人が多いようです。
ちなみに、ふぞろい9メンバーの「こじらせプリンセス」のいずみん(‘全事例A評価’ふぞろいオールAチームの一員)もこじらせた経緯は同じでした。
※ストレート生と多年度受験生の違いがよく分かる対談が「ふぞろいな合格答案エピソード9(予定)」の巻頭企画に載っていますので、ぜひ目を通してくださいね。必見ですよ!
ひとくちに多年度受験生と言っても、しくじり期の受験生と、こじらせ期の受験生では、やるべきことが違ってきます。
(A)は、それに気づかず「こじらせ期」で大失敗をして「しくじり王」になってしまった訳です。皆さんは、そんな目に合いたくないですよね。そのためには、まず自分がどこにいるのかを確認しましょう。
「しくじり期」は、その名の通りで、「知識不足」や「うっかり、制約条件を読み飛ばした」、「うっかり、単位を間違えた」というしくじりをする期間ですね。2次受験の初期のころに主に発生します。
この時期は初歩的なミスが多く、本人も間違えていることを実感しているので、修正は比較的ラクで、対策もしやすいです。
難しいのは、「こじらせ期」の場合です。では、こじらせ期に入っているかは、どうやって確認すればいいでしょうか?実は、簡単です。さっそく、やってみましょう。
誰でもできる「こじらせ期」かな?判別方法。
方法は、信頼している人に自分が書いた解答を見てもらい感想やアドバイスをもらうこと、です。とても簡単ですね。
ちなみに相手からどんなアドバイスが返ってくるかは重要なのではなくて、それを聞いた時に自分がどう思い、どう行動するか、がポイントです。
せっかくいただいた感想やアドバイスに対して、「そんなことは分かっているよ」とか、「そんな表面的なことでなく、もっと深い・本質的なことを書いているんだよ」とか言いながら、自分が「なぜ、そう解答したか」を口頭で説明する。
こうなると、こじらせ期に突入している確率が高いですね。
しくじりポイント⑤:解答を口頭で説明することが、変だと思わない。
※しくじりポイント④はコチラ
自分のことなので、書いていて本当に恥ずかしいですね。本来、解答用紙だけで判断する試験だから、人に説明していること自体がおかしいことなのですが、「こじらせ期」にいる時はそう思わないんです。不思議ですよね。しかも、妙に上から目線だし…。
「こじらせ期」の特徴は、ずばり「自分は正しい」という「根拠のない自信」を持ち、「他人の意見・アドバイス」を素直に受け取れない、ことです。ある程度の知識も受験テクニックも身につけ、その上で人の話も聞かない、ときているので修正がとても難しいです。
ちなみに(A)は、しくじり期で合格目前(あと2点!)に迫っていた合計得点が、こじらせ期では前回得点より50点近く下がりました。自覚症状がないので、面白いように下がっていきます。怖いですね…。
「こじらせ期」に入っていることが分ったら、やるべきことは一旦停止です。立ち止まって、本当に自分がすべきことを考えましょう。今のままだと、残念な方向に進む可能性が高いかも知れませんよ。昨日と同じことを繰り返しても、新しい明日は生まれません。ここは、勇気をもって止まりましょう。
ちなみに、悪いことばかりではありません。こじらせ期に入っていることは、合格する能力は十分に備わっていると言うことです。もう知識やノウハウ・テクニックを求める必要はありません。肩の力を抜き、リラックスして試験にのぞめばOKなのです。
必要なのは変化を起こすためのホンの小さなきっかけだけです。きっかけは人それぞれですが、やはり信頼できる人とお話ししてみるのがいいんじゃないでしょうか?
※ちなみに(A)の場合は奥さんからビッシッと言われたことがきっかけでしたよ。
ではでは、次回お会いしましょう!
今日の一言:結果にはすべて原因がある。 by ガリレオ・ガリレイ
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さて明後日は、2年目生合格ナビゲーターMr.ストイックうみんちゅの登場です。春を迎えてますますヒートアップするよ。ご期待ください!
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