【ストレート生の1次試験突破法】420点を取るために必要なこと

同友館
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おはようございます☆彡
ストレート合格ナビゲーター「中身はオッサン」かおりんです。

※前回の記事はコチラ、自己紹介記事はコチラ

だんだん、花粉の飛散が辛い時期になってきましたね…。
みなさんいかがお過ごしですか?

実は私、6歳のころからの長いキャリアを誇る(?)花粉症患者でして、小学校では毎年この時期になると自宅から持参したティッシュBOXを抱えて授業を受けていました…。
国語の時間もズビズビ~、算数の時間もズビズビ~、っと(´・ω・`)

もちろん…男子はドン引き(たぶん女子も心の中では…)。
実に、切ない思い出です。

 

さて、

ストレート合格を目指す皆さん、
勉強は進んでいますか? 順調ですか?

大手予備校のスケジュールだと、経済学の確認テスト(養○○練ってやつ)を終え、やっとこさ折り返し地点…という頃でしょうか。
いよいよ「暗記3兄弟(情報・法務・中小)」の登場ですね。

私…この3科目が本当に苦手で。
イメージしにくいし、覚えにくいし、覚える量もいっぱいあるし…で、去年の今頃は本当に辛かったです。

今回は、そんな時期だからこそ是非伝えたい、
「どうやったら1次試験の合格基準(420点以上)を満たすことができるか」というお話。

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ご存知の通り、中小企業診断士の1次試験に合格するためには7科目700点中420点(1科目平均60点)以上、かつ各科目40点以上(要するに足切りライン)を獲得することが必要です。
(実際は「救済」制度など例外もありますが、まあここでは割愛)。

さあ、どうやってこの「420点の壁」を越えるか…。
みなさん、すでに作戦など立てていますか?

まさか、
「得意の運営管理で稼いで80点、企業経営理論で手堅く70点、財務は…まあ足切りラインの40点を超えればいいかな。経済は50点、残りの暗記科目は各60点で、合計420点~☆」とか、考えていないですよね。

絶対、だめですよ。それ。
「ダメ。ゼッタイ。」っていうやつです。

 

なぜって、

ズバリ…得意科目・苦手科目の今年の難易度が平年通りとは限らない、から。

点数を稼ぐつもりの得意科目が、その年は難化してしまって思うように得点できず、
一方、苦手科目は易化したにも関わらず、克服できていなかったため得点を伸ばせず、
…という失敗談は、本当によく聞く話です。

そうでなくても、何が起こるかわからないのが本試験会場。
極度の緊張の中では「得意科目が大きく崩れる」ということが、自分が思っている以上の高確率で起こります。

というわけで、
苦手科目での失点分を得意科目で稼いで補おうという発想は、本当にリスキー。

もちろんそれで合格している強者も存在しますが、あえて目指して行うものではありません。
特に「絶対に一発で合格するぞ!」という思いがある方には、まったくお薦めしません。

繰り返しますが、

まったく、お薦めしません!!

確実に1次試験を突破するためには、
「どの科目でも60点は取れるように準備する」
すなわち、「絶対に苦手科目を作らない!!」ということが何よりも重要です。

では、どうやって苦手を克服するのか。
以下に、私なりの対策法を記しますので、参考にしてください。

↓ ↓ ↓

①まずは基礎を理解する

当たり前ですが、テキストをきちんと読み込む。
予備校に通っている人は基本講義をきっちり受ける。疑問点は講師などに確認してクリアにする。
どんなに立派なビルも、当たり前の基礎、土台があってこそ建つものです。

そんなこと、とっくにやってるよ!
そんなもんで克服できたら、そもそも「苦手科目」じゃないよ!(←確かに)
…というあなたはコチラ↓

②参考図書を活用して、テキストには載っていない「基礎の基礎」から理解する

どの分野にも「素人向けの入門書」ってありますよね。これを活用しない手はありません。
私が実際に手に取ったもので、いいなと思うのは以下の通り…。

【私が「役立った」と思う参考図書(例)】
運営:若松義人著『マンガでわかる!トヨタの仕事哲学』宝島社
経済:木暮太一著『大学で履修する入門経済学が1日でつかめる本』マトマ出版
情報:きたみりゅうじ著『改訂4版 図解でよくわかるネットワークの重要用語解説』技術評論社
法務:小林章博著『初心者でもわかる!LawLゆいの会社法入門』第一法規株式会社

ただし、これらはあくまで「参考」図書。
やみくもに手を出さず、“最低限の冊数”を“どうしてもテキストが理解できないときの最終手段”として取り入れることが重要です。
参考図書に熱中するあまり、テキストや問題集の学習がおろそかになってしまっては本末転倒ですので十分ご注意ください。

③問題集は回数をこなす

ここでいう「問題集」とは、過去問題集ではなく基礎問題集のこと。
予備校で配られるアレ、書店でよく市販されているアレ、です。

私の場合、苦手だった「情報」「法務」「中小」は基礎問題集を本試験までに6回転はさせました。
▼1回転目…講義前、テキストを読んで予習したあとに
▼2回転目…講義直後に復習のため
▼3~4回転目…確認テスト前
▼5~6回転目…直前演習前
という風に。

解くときは、
〈1〉間違えた問題をマーカーでチェックして、
〈2〉2回目はチェックの付いている問題だけを解く
〈3〉再び間違えた部分を、再度チェック
〈4〉チェックの付いた問題だけを解く(以下、繰り返し)
…という方法を取ると、短い時間で「本当に苦手な箇所」のみを集中特訓することができます。
※言わずもがなですが、一度正解した問題もたまに解かないと忘れるので注意。

私はこの方法で、どの苦手科目も「平年並みの難易度なら安定して60点前後はとれる」という状況までもっていくことができました。

ここでの注意点は、あくまで「1つの問題集を繰り返し解く」こと。
A問題集が終わったから次はB問題集、その次はC問題集…というやり方は、時間や労力を費やすわりに「どういう問題で繰り返し間違えるのか、自分はどの箇所が苦手なのか」が分かりにくくて、苦手科目の克服法としては非効率的です。

④【予備校通学生限定】予習の徹底

学習はまだこれから。だけど、テキストをパラパラっと見る限り、既に苦手になりそうな予感…っていう科目、ありますよね(私の場合は、やはり「情報」でした)。
そんな場合に効果的なのが「予習の徹底」。

私が実践したのは、
〈1〉「教室講義前に」テキストを一読
〈2〉「教室講義前に」講義動画を観る
(予備校が「欠席振替・復習用」としてオプションで配信しているやつ)
→わかりにくい箇所や疑問点の洗い出し
〈3〉「教室講義前に」問題集の該当範囲を1回転
→わかりにくい箇所や疑問点の洗い出し
〈4〉満を持して教室講義受講
→わかりにくい箇所は特に集中して聞く、必要に応じて講師に質問
…というものです。

これをやると、かなり初期の段階で「自分が理解しづらい箇所=苦手になりそうな場所」が明確になります。
つまり早いうちから、講師に聞くなり、頭よさそうなクラスメートに聞くなり、重点的に問題集を回すなり、参考書を開いてみるなり…いかようにも対策が可能となるわけです。

…というわけで、かおりん流「420点突破術=苦手克服法」は、以上。

いかがでしたか?
もちろん、この方法が全員にピッタリ合う…ということはありえないので、
「自分に合いそうだな」「やってみたいな」と思うことがあれば取り入れたり、これを参考にアレンジしたりしてみてください。
長くなりましたが、きょうはここまで☆

明後日は、ふぞ9メンバー随一の「タレ目」がセクシー!?な、モリシャスの登場です。
テーマは、「1.5年生向けの2次試験突破法」!
お楽しみに!

 

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