【実務メモ】実務補習は受けるべきか、受けざるべきか。

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こんにちは。メモ魔のはらっちです。

早いですね。口述試験からもう1週間がたちました。はらっちがふぞろいプロジェクトに携わって1年がたち、もうまもなく2年目生合格ナビゲーターの役割を終えます。ふぞろいなブログでお会いできるのもあとわずかです。

こうして、あっという間に来年の1次試験、2次試験の日がやってきて、また1000人単位で新たな診断士が誕生していきます。

次々に誕生する診断士たちの中で、いかに効果的な1年目診断士活動を過ごすか。ということは、1年目診断士たち共通の課題です。実務補習は、1年目診断士にとって、どのように取り組むかが大きなターニングポイントとなります。
2015-02-28 21.59.46
はらっちは、実は診断士試験に合格することと同じくらい、実務補習を楽しみにしていました。1年目は残念ながら不合格だったので、一緒に勉強した仲間たちが一足先に従事するということになり、Facebookに次々にあがる報告に指をくわえて眺めるしかありませんでした。2年目は何とか合格できたので、速攻で待ちに待った15日間コースを申込んだわけです。

ご存じのとおり、実務補習15日間コースは2月初旬から3月半ばまでの期間に、経験豊かな診断士の先生の指導のもと、3社の実務に従事します。通常は何カ月もかけてヒアリングを繰り返し、作り上げていく報告書を1社わずか5日(平日を入れると約10日)で仕上げなければいけないわけですから、執筆だけでなく、調査や担当間の打合せを含めるとかなりの負荷です。

当然多くの人は仕事と並行しなければならず、予定通りに執筆が進まない場合、徹夜での作業となることもあります。そんなわけで、無理やり詰め込んだ感の強い15日間コースよりも、若干余裕のある5日間コースや、実務補習を受けずに個人的な紹介などによる実務従事という選択肢を選ぶ人も多いです。

それでもはらっちは、15日間コースをお勧めします。なぜか。その理由は3つです。

1.実務経験豊かな診断士の先生とつながりが持てること

3社の診断実務を行うということで、1社づつ3人の診断士が指導にあたります。それぞれ異なる知識や経験が参考になることはもちろん、重鎮のような人に出会うこともあって、場合によっては実務補習終了後も教えを請うことができます。

2.同期合格の仲間との強い絆が生まれること

15日間コースは終了まで同じ5〜6人のメンバーで対応します。赤の他人だったメンバーも、3社目ともなると気心が知れ、苦楽を共にした頼もしい仲間として実務補習終了後も関係が続きます。

3.様々な困難を乗り越えたことが自信につながること

ヒアリング漏れ、印刷トラブル、メンバーの急病、認識の齟齬などなど、必ずトラブルが頻発するのですが、同じメンバー間でノウハウが蓄積されて徐々に解決が容易になります。困難な問題の解決は、実務への経験値と自信が高まります。

最速で4月に登録できるというメリットもありますが、1年目を終えて、何よりこの3点が、今のはらっちにとって大きなメリットでした。

そのために必要なことは、「多少要領が悪くても、全力で取り組む」とです。実務補習のテキストにも、「うまくやろうとしないで一生懸命やる」ことを強く意識することを求めています。仲間にも、指導員の先生にも、こいつなら大丈夫!と思ってもらえるように、手を抜かない全力の1カ月を、ぜひ体験してみてください。

さて、明日はすぎっち。もう味のあるイラストをみられるのもあとわずか…さみしい限りです。

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