多年度生合格ナビゲーターのポンポロです。
本日は(木・金曜日が有給休暇とかでなければ)シルバーウィークの最終日ですが、受験生の皆さんいかがお過ごしでしょうか?…おそらく殆どの方が最後の詰めを行っていることかと思われます(ポンポロも去年の今頃はとにかく過去問とか直前演習を、繰り返し繰り返し解きながら、自分の解答の『型』の最終調整を行っていました)。あと残り1ヶ月強!ここでの粘りが勝利へのカギです、気合入れて行きましょう!
さて先日、ふぞろいな合格答案プロジェクトは東京にて「秋セミナー」を開催(満員御礼!ありがとうございました)しまして、ポンポロは残念ながら参加することはできなかったのですが、同じ事例IV分析チームのむらっちによる「事例IVの計算過程について」の企画がありました。計算過程の記載方法については、ポンポロも受験時代のみならず書籍作成時にも色々考えさせられることがありました。今回はこの計算過程について書きたいと思います。
事例IV、特に2次試験の計算問題については受験生の皆さんは日々どのように学習をしているでしょうか。たとえばCVP分析とかNPVの算出などとかで、最後のアウトプットが導き出せればいい…みたいなことをしていないでしょうか。途中のプロセスはメモ程度の書き方しかしていない…みたいなことをしていないでしょうか。…思い当たった方、いらっしゃいますね(笑)
なぜか?理由はすごく単純で「最後の事例でヘトヘト&みんなが地獄をみる事例IV&時間はギリギリな80分間で、『自分の型』も用意していないのに書けるわけがないから」です。
25年度には計算過程を書く問題は出題されなかったものの、ポンポロは「計算過程の記載がもう二度と出ないなどとは誰も言っていない」と思い、合格した26年度は計算過程の『型』を自分なりに用意していました。その結果、いざ2次試験本番で案の定出題された時、設問の難易度はさて置き「どうやって書こうか…」というパニックだけは避けることができました。
あともう一つ、あらかじめ『自分の型』を用意しておかないと、時間が限られている中、わかりやすい計算過程をスラスラと書くことは無理とは言いませんがおそらく難しいような気がします。
事例IVは、書くこと(=計算過程や経営分析の(c)パートなど)も勿論時間が取られますが、それ以上に慎重に計算をすることや、計算に至るロジックを組み立てることなど、事例I~IIIに比べ、80分間という短時間でやらねばならないことが多く、書くことに時間をかけるのは難しいだろうとポンポロは思っているからです。
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「用意が大事なのは分かった、でも読みやすい計算過程って何?」と言う声が聞こえてきそうです。先日の秋セミナーでむらっちも話していたようですが、ポンポロは以下のように考えます(べからず例については、一部むらっちのプレゼンテーションより抜粋)。
【べからず!】
【いいかも!?】
ポンポロは、再現答案にて180枚以上の事例IVの分析や採点を行いました。あくまで再現答案であり、しかも計算過程は再現しづらいという特性はあるものの、26年度には結構「べからず!」的なものが多かったような気がします。
しかしながら、これから27年度2次試験にチャレンジする受験生の皆さんにとって、これはチャンスだと思います。なぜなら、殆どの受験生がなかなか手を付けておらず、かつ、やれていないことなので、ここをこなせればライバルを大きく引き離せるからです。
2次試験は、言い方は悪いですが「ライバルを蹴落としてでも自分が生き残るサバイバルマッチ」です。サバイバルマッチで生き残るため、以上のような「なかなか手をつけづらい領域」も抜かり無く対策し、2次試験本番を迎えましょう。
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次回はストレート生合格生ナビゲーターのとりっちの登場です。
2次試験まで残り1ヶ月となった当時のストレート合格を目指すとりっちは一体どのようなことに取り組んでいたのか?お楽しみに。
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