ふぞろい16 事例Ⅲ分析&企画チームのかっしーです。
1次試験まで45日(6週と3日)、2次試験まで130日(18週と4日)ですね。
前回記事の後編として、模試は「最高の教材」に続き、今回は模試の「出題予想ツール」としての活用について書いて行きます。前回記事
こやちんも模試の教材としての活用について書いてくれていますが、解説動画までしっかり使い倒していて、さすがですね。
目次
初見の問題が出題された場合は、今までの知識を活かしながら選択肢を絞って解答しようとするかと思います。選択肢を選ぶ試験ですので少なくとも3択、できれば2択にまで絞れれば得点の可能性が大幅に高まります。
そのためには、知識・解いたことのある問題の知見の応用で選択肢を1つでも多く消すことが大事になります。
今年度の模試については、復習して素直に今年出題されると想定してよいかと思います。
それに加えて、私の場合は、試験本番後に「あれっ、この問題どこかで見たことあるな…昨年度の模試で出てた!1年ズレで出題された。」ということがよくありました。もったいない。
そこで、昨年度の模試とあわせて直近2年分を解くようにしました。もし手元にある方は、昨年度の模試も再度解いてみてください。(手元にない方は…推奨はしませんが、フリマサイトを見ると出回っていたりしますね。)
更に、昨年度の過去問もあまり間を空けずに解いてみてください。すると、次の2点が見えてくるかと思います。
・昨年度の過去問で出題されなかった頻出問題、旬なテーマ。これについては、今年出題される可能性があると予想できます。
・昨年度の過去問の難易度の難化・易化は、予備校等の予想どおりだったのかor予想外だったのか。
(予想どおりでしたらお見事な模試!また予想外の方向でも、昨年度の反動で今年度の難易度が変化する可能性があるので、結果的に今年度の出題予想として昨年度の模試は使えると思います。)
※難易度については、過去の記事で書かせていただきました。
模試は最高の教材。何回も解いて、解説を読んで覚えて、過去模試も活用して出題を当てて。
過去の話になりますが、経営法務は令和2年度に民法改正という大改正があり、改正後の内容が多数出題されました。令和3年度も引き続き改正後の出題は続き、直近2年分の模試の活用が役立ちました。
試験当日は直近2年分の模試の解説冊子を持参し、ファイナルペーパー代わりに見ていました。
※脱線しますが、令和4年度の経営法務では「東京証券取引所の新市場区分」という旬なテーマがありましたが、出題されませんでした。1年経ち経済ニュース等でも浸透してきたので、令和5年度は出題されるだろうなと思っています。
結果、毎年勉強時間を減らしつつ確実に合格できるようになりました。2022年度は、試験1か月半前(ちょうど今頃の時期)から勉強を再開したので、諦めるにはまだ早いかと思います。(保険受験で毎年受験していたので、インプットに時間をかける必要は無いという状態ではありましたが。)
明日は去年のこの時期の振り返りをしてくれます、あきかの登場です。