新年度も気がつけば第2週、部署の異動を経て組織文化の違いにやや戸惑い気味のこやちんです。
さて、今回は、1次試験の勉強において心がけていたことを振り返りながら、皆様に共有させて頂きたいと思います。少しでもお役に立てれば幸いです。
目次
私は何が何でも1回で1次試験を合格しようと決めていたので、当日にどんなに失敗をしても合格できるよう、目標を高めに設定していました。全科目80点以上取る気で試験に臨めば、そこから各科目▲20点落としても楽に合格点を取れるだろう、という考えです。つまり、高得点を目標とする一方で、コンティンジェンシーとして▲20点のバッファを持っておく、というものです。
実際、試験当日は思いもかけない問題たちとの遭遇やら、「街宣活動」による大騒音やらで、かなりペースを崩されましたが、「多少の失点は想定の範囲内」として特に動揺することなく、落ち着いて取り組むことができました。
他にも計算問題ミス含めて色々と失敗をやらかし、決してベストパフォーマンスとはいきませんでしたが、それでも全科目で60点を超え、合計498点と合格ラインを余裕をもって超えることができたのは、この様な高得点&コンティンジェンシーの心構えがあったからだと思います。
私は通信講座を取っていましたが、講義は2倍速で聞き流し、あとはひたすら過去問を解くアウトプット型の学習を心がけていました。実際に問題を解いてわからなかったところ、間違えたところ、そして正解していたとしても自信のなかったところについて、解説を読んで理解しつつ覚えてゆく、というオーソドックスなスタイルです。
試験直前期の6-7月は過去問5年分に繰り返し取り組み、目標とする80点を確実に超えるレベルに持ってゆきました。ただし、「中小企業経営・政策」については混乱を避けるべく過去問から距離をおいていたこと、「経営法務」は難易度が高く足切りが怖かったことから、これら2教科だけは、TACの定番参考書『スピードテキスト』『スピード問題集』を直前に購入し、行き帰りの電車の中で繰り返し取り組みました。
なお、経済学については理解が重要となりますので、できれば講義は一通り聞いた方が良いと思います。余力があって経済学を得意分野にしたいという方には、石川秀樹先生の『速習!マクロ経済学』と『速習!ミクロ経済学』をお勧めします。石川先生は、Youtubeでこの本に基づいた無料講義動画をアップされています。私は一通り聴講したことで理解が深まり、経済学が得意科目となりました。
以上、私の1次試験対勉強法を振り返ってみました。大したことは書いてないと思いますが、心構えのところは、もしかしたら皆さんへのヒントになるかもしれないと思っています。
今年度一次試験を確実に合格したい方は、「人間は失敗をやらかすもの」として当日の失敗を考慮に入れたうえでの、目標点数の設定を行い、最後まで妥協せずに問題演習で底上げに取り組まれては如何でしょうか?
明日は、G先生を活用して効率的に1次試験を乗り切った「しゅうと」の登場です。お楽しみに!