2次本番直前おススメ練習

同友館
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二次試験本番まで、2週間切りましたね!

受験生の皆様の中には、試験の要領は掴めてきており知識も身に付いているものの、80分以内に書き終えることがどうしてもできない・・・等と、藻掻いている方もいるんじゃないかと思います。

今回は斯様な方々に対し、残り10日程度で大きな効果がでると思われる、お勧めのトレーニングをご紹介します。最後まであきらめず、合格力を伸ばしていきましょう!

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与件文ナシ、仮説解答トレーニング

与件文を敢えて読まず、設問だけ読み込んで、仮説をつくって解答するトレーニングです。

過去問の与件文を抜き出してきても良いですが、同友館から出ている『2次試験合格者の頭の中にあった全ノウハウ』に詳しく紹介されており、そこで良問が多く載っています。また、下記リンクからも一部(といっても多数)問題と模範解答をダウンロードできます。脳みそ/精神にそれなりの負担をかけるトレーニングですので、向き不向きがあるかもしれませんが、実力アップの為にトライしてみることをお勧めします。

https://www.doyukan.co.jp/download/zen-nouhau2021/zen-nouhau-webfuroku.pdf

ある程度の過去問をこなしてきた方なら、既に気づいておられると思いますが、事例1、事例2、事例3、それぞれ求められる設問の仕方、解答の方向性というのはかなり限定されています。もちろん、本番では与件文にあるキーワードがないと合格レベルには達しませんし、早とちりは禁物ではありますが、設問文から解答の方向性に仮説を立ててその仮説と照らし合わせながら与件文を読み込むことができれば、与件文理解の精度が向上し、80分という時間を効果的にマネージできるようになると思います。

当方自身、本番2週間前に、朝食時間、毎日通勤電車、ランチタイム等の隙間時間にこのトレーニングを実施し、実力アップを実感しました。端的に言えば、どんなに時間が無くてもパニックになることなく一定水準の答えを書くことができるという自信がつき、その自信が合格の結果に繋がったと思っています。

フレームワークの活用

与件文ナシ、仮説解答トレーニングと併せて取り組んで頂きたいのがフレームワークの確認です。上記のトレーニングを行う際にはフレーワークを使った文章の組み立てを意識することで、本番に向けた実践的な力がつくと思います。

以下は受験生界隈では、広く知られたフレームですが、実際に使い勝手は良いと思います。(ふぞろい再現答案チームの座談会ではこれらを「フレームワーク四天王」などと呼んでました。)

<フレームワーク四天王>

事例1、「茶化」(サ:採用、ハ:配置、ホ:報酬、イ:育成、ㇶ:評価)

    「幸の日も毛深い猫=サチノヒモケブカイネコ」(採用配置、賃金報酬、能力開発、評価、モラール、権限移譲、部門、改装、ネットワーク、コミュニケーション)

    ⇒いずれも人事組織に使えるフレームワーク。

事例2、「ダナドコ」(ダ:誰に、ナ:何を、ド:どうやって+コ:効果)

    ⇒事例2全般で使える鉄板フレームワーク。

事例3、「DRINK」(D:データベース、R:リアルタイム、I:一元管理、ネットワーク、K:共有化)

    ⇒事例Ⅲで定番の「IT化」に使えるフレームワーク。

本番では、これらフレームワークをベースに与件文のキーワードを確り織り込むことで、合格答案を書けるようになると思います。

おわりに

私は最後の10日でも十分に実力を伸ばすことができると考えておりまして、自分の経験から上記トレーニングの提案をさせて頂きました。

とはいえ、ご自身の優先順位、勉強に割ける時間の有無によって各アドバイスの採否は異なってくると思います。本ブログ含め、色々なアドバイスが目に飛び込んでくると思いますが、合格者もそこに至る道のり、取り組んだ勉強方法はあくまで「ふぞろい」、一様なものはありません。このタイミングで「あ、これもやってない。あれもやってない。」などと焦る必要はありません。アドバイスの採否はあくまでご自身時の状況に応じて冷静に決めて頂き、自分体調管理を最優先課題として、本番までの時間をお過ごしください。

皆様が試験においてその力を十分に発揮されること、そして結果としての合格をお祈りしております!

明日はしゅうとの登場です。お楽しみに!

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