ラストスパート! 試験直前2週間の詰め込み方!

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こんにちは! 詰込の女王、あすかです。

一次試験までついにあと2週となりました。追い込みの時期ですね。勉強の進捗はいかがでしょうか? きっと焦っている方が多いと思います。 はい、深呼吸してみましょう。焦ってもいい結果は生まれません。落ち着いて、やるべきことをやりきりましょう。

 

さて、今回はあすかの詰め込みラストスパートを紹介したいと思います。

以前お伝えしたようにあすかはひたすらに自分の診断を行い、その都度勉強の計画を見直し、実行する、というPDCAを繰り返していました。なにせ5月からの詰め込みでしたから、「できなくて当たり前」で間違えても点数が低くても、「やらねば、みんなに追いつかねば」と必死に勉強していました。

そんなあすかも試験直前を迎えました。

過去問も3回ほど終わっており、選択肢も見慣れたものとなっていました。過去問の内容であれば、ざっくり簡単に人に説明できるぐらいになっていました。そこであすかは悩んでしまいました。「残りの2週間、何をしよう…?

 

このまま同じペースで過去問をもう一度取り組むことも考えたのですが、「直前期は会社を休むといいよ!」という先輩方や予備校講師の謎の言葉が気になっていました。あすかにはなぜ直前に休むのがいいかわからなかったのです。あすかの小学生から高校生までの学習スタイルは予習をして授業に挑み、授業を復習して定着、テスト前は復習がテスト範囲になる程度で普通の勉強しかしておらず、「テスト直前の必死の勉強」をしたことがなかったのです(それはそれで真面目ないい勉強スタイルでしたが)。

あすかの学生時代から続くいつものパターンで行けば、今までと同じように過去問を解き続けて本試験に突入…となるところですが、前述の「直前期は休め!」という言葉に立ち止ったのでした。

なぜ会社を休んでまで勉強時間を確保するのか? その時間で何をするのか?

そう考えたところ、やはり直前には直前でするべきことがあるのだ、と(当たり前といえば当たり前のように)思い当り、何をすべきか考えました。

 

そこで、3つのことをやろうとしたのです。

・弱点つぶし
・基礎を再確認
・図解、構造把握でイメージづくり

この3つです。

 

1、弱点つぶし

「逃げるな!ファイル」を作成しました。今まで解いた過去問、予備校の答練、模試の中で、苦手分野、いまだに間違える問題、できれば逃げてしまいたい分野の問題と解説をコピーし、ファイリング。これにより、「苦手」の詰まったファイルができあがりました。

もっと早くからやっていてもよかったのですが、今からでも大丈夫で。間に合います。答練や模試をざっとめくりながら、「あー、これはファイリングかな…」と考えるだけでも自分の苦手分野がどこなのかあぶりだされ、直前の直前まで粘って勉強するべき箇所が見えてきます。

結果的にこのファイルは、非常に役に立ちました。まず勉強道具としてこのファイルしか持ち歩きません。勉強する際に「苦手」なものしか目にしない、という状態です。ほかの問題を解こうにも持っていませんので、この問題をやるしかないのです。しかも、7科目をひとつのファイルにまとめているので、1日で全科目を網羅できます。さすがに何度も同じ分野の問題を見ていると、「またこれか」というふうに見慣れてきます。そうなればしめたもの。今まで「逃げたい!これ分からない!」と思っていたものも、「いやいや、そうはいってもやればできるだろう。毎回見てるじゃないか」という気分になってくるのです。これで一気に弱点つぶしができました。

 

2.基礎を再確認

何をしようか考えていた時に思い出したのが、予備校で最初にもらった問題集です。あすかはTACに通っていましたので、講義が始まる際にテキストと一緒に「トレーニング」という問題集をもらっていました。過去問や答練を抜粋した問題集で、講義の予復習に使うのが主な目的の問題集なのですが、あすかは一切使っていませんでした…。あえてこの直前の時期にいわゆるインプット時期に使う問題集に取り組んでみることにしました。

答練の内容や重要過去問なので、それほど難しい問題は掲載されていませんでした。初めて講義を受けた後、確認に使うような問題集ですので、いわゆる基礎中の基礎です。懐かしいですね…初めて講義を受けたあの頃…あすかは全く自宅学習をしていませんでしたね…。と昔を振り返りつつ、解き終わると、9割が解けました。これはうれしかったです。基礎とはいえ、解ける問題が多い! ○印がいっぱい! これは自信にもなりました。

 問題は間違えた箇所です。基礎中の基礎ですからね。なぜ間違えたのか? と理由を考えること、さらにそうならないためにどうするべきか? を考えることにしました。そもそも知らなかったのか、ど忘れしていたのか、問題を読み間違えたのか。あすかの場合は「ど忘れ」が多かったので、そこは再びテキストを熟読するなどインプットしなおしました。応用問題を解くにはまず基礎から! ですね。

 

 3、図解、構造把握でイメージづくり

あすかは運営管理の発注方式が苦手でした。定期発注、定量発注からさらに細かく方式が分かれ、混乱に次ぐ混乱。「これは正解しないとね!」と答練で言われるようなところが不正解でした。ですので、自分でわかりやすいように図解してみることにしたのです。

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さすがに自分で頭を使いながらしっかり図解してみると頭に入ります。これを描いた後は発注方式で悩むことはなくなりました。

また、企業経営理論のモチベーション理論、リーダーシップ論が苦手でした。理論の名前と提唱した人の名前が上手く組み合わさらないのです…。ひたすらに「~~理論、だれそれ」「~~理論、だれそれ」という風にしか覚えておらず、これはモチベーションだったかリーダーシップだったか? と迷う始末でした。そこで、もう一度テキストを見て、まとめなおしてみよう、と思ったのです。

ノートにまとめようとすると、タイトル・サブタイトル、理論名、提唱者名、その内容、といったふうに「構造化」することになります。そこではじめてあすかは「並列で列挙されているのではなく、分類されている」ということに気が付いたのです。

ファイル 2015-07-26 9 24 49

テキストに初めから載っていましたし、講義でも聞いていたはずなのですが、すっかりまぎれてしまっていました。これにより、頭の中がすっきり整理されたのです。

 

 

さて、あすかの2週間詰め込み内容は以上のような感じでした。これだけ読むと多く見えますが、実際やってみるとそれほど多くはありません。1週間ぐらいで十分実施可能なものです。ぜひやってみてください

 

ちなみに最初に書いた「直前期は会社を休め」という話ですが、あすかは直前1週間「午後半休」を取得しました。弱点つぶしと過去問をやっていたのですが、勉強仲間と勉強していたため、誰とはなしに会話をはじめてしまい、正直勉強の効率はあまり良いものではありませんでした(正味の勉強時間でいうと仕事をしていた平日の方が多かったのです…)。しかし、ラストスパートに向けて張り詰めるような空気ではなかったのが逆に功を奏し、リラックスして本試験に挑むことができました。

ですので、会社を休んでまで勉強しろ、とまでは言いません。日常生活を送る中で本試験に突入し、いつものように受験した方が成果を出せる方もいらっしゃるでしょうし、本試験に向けてまとめて時間を取り、バリバリ勉強して緊張感を高めた方が成果を出せる方もいらっしゃると思います。それは自分との相談になると思います。やはり「気持ちの上では診断士」! 自らの最高のパフォーマンスが出せるように有効に時間を使ってください。

 

 

さて、明日ははらっちの登場です。 どんなメモが飛び出すのかお楽しみに!

 

 

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