【1次試験】過去問、2つの使い方

同友館
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多年度生合格ナビゲーターのガックンです。
ついに、1次試験まで後34日(7月5日時点)で約1ヶ月となりました。皆さん、勉強は、はかどっていますか?
金曜日、ガックンはなんか体調が悪く体の節々も痛くて、仕事から帰って来て熱を測ったら、38.2度と完全に夏風邪でダウンしてしまいました。皆さんは1次試験までもう残り約1ヶ月です。これからは日々の勉強で1点でも多くの点数が取れるように努力するとともに、体調管理を万全にして100%の力で勉強し、本番を迎える必要があります。
クーラーの効いた部屋で勉強していて、寝落ちしてしまい風邪をひくみたいなことをしないように、残りの日々の勉強を頑張ってください!!

7月5日時点残り日数

 

さて、今日のテーマは1次試験の過去問の使い方です。4月に開催した大阪春セミナーに参加して頂いた方には、既にお伝えした内容です。覚えていますか? 実行していますか?

過去問の取り組み方について、PDCに置き換えて、説明させて頂きました。

P:(あるべき姿)得意不得意を明確にする ⇒ 得点戦略をたてる
D:(問題解決)得点能力を高める ⇒ テーマ別につぶしこみ
C:(現状把握)得点能力を把握する ⇒ 年度別に解く

それでは、個別にみていきたいと思います。

 
先ずは、
P:(あるべき姿)得意不得意を明確にする ⇒ 得点戦略をたてる
です。

1次試験の突破のためには、受験科目平均して60点以上、かつ40点未満の科目が無いことが求められています。もちろんすべての科目で60点以上を取れれば問題ないのですが、不得意な科目もあろうかと思います。そのような場合は、得意な科目で不足分を穴埋めする必要があります。
ちゃんと自分の得意不得意を把握して、先ずは、得点戦略をたてましょう!!

 

次に、
D:(問題解決)得点能力を高める ⇒ テーマ別につぶしこみ
です。

得点戦略をたてたら、その得点に向けて得点能力を高める必要があります。その際に有効なのが、過去問をテーマ別に解いていくことです。ガックンが1次試験の受験を始めたころには、市販されている過去問の問題集と言えば、年度別に編集されたものばかりで、テーマ別に編集されて物はありませんでした。ところが、最近はテーマ別に編集された過去問の問題集が複数出ています。
テーマ別の出題頻度と自分自身のそのテーマに対する得点能力を鑑み、優先順位を付けて各テーマのつぶしこみを行いましょう。間違っても、問題集の始めから解くみたいなことはしないように!!
もし、出題頻度が高いのに得点ができないようなテーマについては、テキストに立ち返ってそのテーマを復習しましょう。科目全体をテキストに戻るのは難しいですが、まだ、個別のテーマの復習のためには十分な時間があります。

 

最後に、
C:(現状把握)得点能力を把握する ⇒ 年度別に解く
です。

テーマ別のつぶしこみをある程度行ったら、今度は自分の得点能力が上がっているのか、測定する必要があります。その為には年度別の過去問を解いてみて、何点取れるかを測ることが有効です。当初、計画した得点戦略に沿った点数が獲得できているのか?  もし、大きなかい離がある場合は、Pにもどり得点戦略そのものを練り直さないといけないかもしれません。

予備校の模試もほぼ終わったこれからは、いかに有効に過去問を活用して得点力をアップしていくかが重要になります。
ただ漫然と過去問を繰り返して解いているだけでは、なかなか得点力をアップすることは出来ません。ご紹介させて頂いたように過去問でPDCを回し、得点力を飛躍的にアップしてください!!

1次試験まで後約5週間、平日3時間、週末10時間くらいの勉強時間を確保すると仮定した場合、35時間/週の勉強が可能です。残りの期間全体で考えると、150時間程度の勉強時間は確保することができます。
もし、予備校の模試で芳しくない得点だった人も、気にする必要はありません。1時間の勉強で1点の得点力をアップするんだくらいのイメージを持っていると、これからまだ150点の上乗せが可能となります。え?1時間で1点なんてと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、よくよく考えてみて下さい。60分の科目の場合、1マークはだいたい4点です。1マークを獲得するために4時間を1つのテーマの勉強に充てられるのです。4時間あったら、苦手なテーマも何とかなりそうな気がしませんか? そのためにも出題頻度と自分の得点能力から取り組むべきテーマの優先順位を付けて、過去問に取り組んでいってください。

これからは、勉強の量と質をいかに高めていくかが重要になってきます。仕事は早く切り上げて、勉強する時間を少しでもたくさん確保してください。そして、試験直前はたとえ1日でもかまわないので、休みを取って勉強に当てて下さい。ガックンは5回受けた1次試験の内の何度かは、試験前の1週間を夏休みにしてひたすら問題を解いていました。間違いなくそれで数十点の得点力アップが図れたと思っています。それぞれのお仕事の都合もあり、難しい部分もあろうかとは思いますが、「絶対に受かるんだ!」との強い気持ちを持ち、そのために必要なことを、最善を尽くしてください。

合格ナビゲーターは皆さんを応援しています!!

次回は「ドロ沼合格者」こと多年度生合格ナビゲーターのキッラーンの登場です。ドロ沼ネタは、いったんお休みで今回は1次試験についてとのことです。キッラーンはガックンを超える1次試験の経験者です。いろいろと参考になる話もあろうかと思います。お楽しみに。

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