皆さんおはようございます。事例Ⅰ担当、ブログリーダーのがきです。今日から4月ですね。1次試験まで4ヵ月というタイミングとなりました。
みなさん、勉強は順調ですか?「絶好調です!!」と即答できる人はどちらかというと少数派だと思います。
私自身、この時期は勉強方法、特に時間管理についていろいろと悩んでいました。
今回は、私が実行していた勉強方法(時間管理)について紹介、そして「王将のジレンマ」について書きます。
そんな方には是非読んで頂きたいです。
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ふぞろい16メンバーのブログは2月20日スタート!
どうぞお楽しみに!
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目次
さて、試験まであと4ヵ月。「ちょっとこのままではヤバいかも・・」と思っている方も、十分巻き返せる期間です。というかここからの頑張りが一番効いてきます。
私は予備校通学で勉強していました。予備校生にとっては1次の7科目の基礎的な学習を終え、2周目に入る時期です。
ここからは自分の得意科目、不得意科目を明確にしながら限られた時間をどう使うか(どの科目に配分するか)の戦略がかなり重要な要素になってきます。
とにかく学習領域の幅広さが特徴の診断士1次試験・・・私の様な、優柔不断な方がいたとすれば、この時期「王将のジレンマ」に気を付けてください。
王将とは・・「餃子の王将」の事です。関西人の心の拠り所、味覚の原風景。それが「餃子の王将」です。
私自身、王将が好きすぎて困ることが一つあります。それは「好きすぎて何を食べるか決められない」こと。
「炒飯にするか、いやしかし前回も炒飯だったな・・今回は天津飯にするか。でもせっかくなら天津炒飯にして一挙両得もアリだな」「王将ラーメンも捨てがたい・・いや、ここはシンプルに素ラーメンにして価格を抑えておいて+JSMで油淋鶏イっとくか」
など、逡巡を繰り返し、いたずらに時間だけが過ぎ、そして最終的に自分で自分が何を食べたいのか分からなくなる。また迷いすぎて何を食べたのか覚えていない時すらある始末。そんな精神状態を「王将のジレンマ」と言います。
※経営理論の用語とかではありません。私の造語です。
「いや、そういう経営理論があるかと思って焦ったやんけ、なんじゃそりゃ」と思われた方、申し訳ありません。※今日はエイプリルフールなので(嘘ではないですが)少し茶目っ気を打ち出してみました。
でも、これは単にふざけているだけではありません。1次試験勉強の際にも共通する精神状態で、勉強時の迷いを生みます。
例えば・・・・皆さんこんな経験ありませんか?
そして寝る時間が来て・・・・
そうです。このような迷いにハマると、「勉強した!!」という充実感も弱いし、焦ります。何より時間のコスパが低下します。
好きなはずの「王将」なのに迷いすぎて、結果満足感が下がってしまうのと同じ現象です。
上記のような迷いにより、勉強が思うようにいかない場合には、どうすればいいのか?まずは、私自身の王将への向き合い方から説明させていただきます。
いろいろ考え、自分が本当に好きな王将のメニューを考えた結果、パターン化して対応することにしました。以下の4パターンのサイクルをベースとして循環させます。
Aパターン:天津飯+餃子
Bパターン:炒飯+餃子
Cパターン:王将ラーメン+餃子
Dパターン:回鍋肉+白ご飯+餃子
もう、これで迷いません。時間も無駄になることが無いんです。
これと同じことを1次試験勉強に当てはめると、どうなるでしょうか? 私は以下のような形で時間管理をしていました。
勉強のセットメニューを3パターンに分けます。そして、これを毎日順番にサイクルさせます。このセットメニューは遵守し、その日の気分でついつい他の科目のテキストを手に取ってしまう・・・というのはやらない。
迷う時間が無駄。スティーブジョブスの黒スウェットみたいなもんです。
また、4か月前のこの時期ならある程度「理論や考え方の理解が必要な科目(運営管理・経営理論・経済学)」に比重を置き(5割)、「暗記系(情報システム・中小企業政策・経営法務)」はほどほど(3割)。
「最重要科目(財務・会計)」は(毎日2割)。やらないと忘れるし、2次試験でも思いっきり使います。少しでも毎日触れることが重要。
つまり、財務・会計は餃子にあたります。
例えば、仕事から帰って夕食を済ませると21時という日。「これから3時間勉強できる。今日はパターン②だな」となり、
という時間配分に決まります。
これを迷いなくサイクルを回すことで、極端に偏ることも無く、バランスの良い勉強を進めることが出来ます。
実際は上記のような時間配分表を手書きで部屋に貼って、毎日勉強開始するときは「今日はこの時間配分を遵守し、集中しよう」と肝に銘じてから勉強を開始していました。
また、この表は定期的に見直して配分を変える事が大事です。例えば、6月半ば以降の「大直前期」は「暗記系科目」の勉強が点数獲得に貢献するため、時間配分を変えます。
暗記系の勉強時間を増やします。こうすることで、直前追い込み期の点数伸長が見込めます。財務・会計は不動。
中にはもっと緻密に、各科目の中の重要論点まで項目立ててスケジュール管理される方もいるかと思います。自分は緻密にスケジュールを組み立てすぎるのにはあまり向いていませんでした。一つの論点の習得に思ったより時間がかかってスケジュールが遅れだすと、余計焦る気持ちが募ったり、不安が強くなったからです。もちろん、向いている人には確実に習得が進められるので良いと思います。
それぞれ、最適な勉強方法は人によって異なります。
診断士試験は「自分自身の勉強方法を検証して、改善を続けることが出来るかどうか」が試されている試験だと私は考えています。
例えば、けんとのように、狙う点数をかなりメリハリをつける戦略もあります。是非こちらも併せて読んでみてください。
是非皆さんも効果的な勉強方法を追求し続けましょう。参考になれば幸いです。
ちなみに、ジレンマが発生するのは王将だけではありません。私の場合、アウトレットモールでも同じような事象が発生します。アウトレットモールって無茶苦茶店多いですよね・・いろんな店を回っていると、だんだん自分が何が欲しいのか分からなくなり、いつも結局何も買いません泣。
読んで頂き、ありがとうございました。
明日は・・・そんな優柔不断な私とは対極にいる、常に客観的な決断が出来る男、もっちゃんです。お楽しみに!!