【1次試験】その勉強本当にやりたかったことですか?

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こんにちは!けんとです。
長期戦と言われる中小企業診断士の勉強戦略に関して、今のタイミングだからこそお伝えして価値のありそうなことをお話ししてみようと思います。突然ですが、勉強におけるコストパフォーマンスを考えたことがありますでしょうか?

コストパフォーマンス(Wikipediaより引用)
コストパフォーマンスとは、あるものが持つコストとパフォーマンスを対比させた度合い。費用対効果や対費用効果ともいう。

私の場合は、中小企業診断士試験の勉強は以下のように考えていました。

・コスト:しんどいと感じている時間
・パフォーマンス:合格したかどうか、身に付けたかった力が身に付いているか

つまり、できるだけしんどい思いはせず、「合格したい!」「力を身に付けたい!」と考えていたというわけです。そんなのみんなそうだよ!と思ったそこのあなた!その思いに沿った勉強戦略が立てられているか考えなおしてみてください。

今回ポイントとしてお伝えしたいのは、コストに「しんどいと感じている」と表現を入れているということです。

1次試験の戦略をどう考えていますか?

1次試験の合格基準(中小企業診断士協会より引用)
第1次試験の合格基準は、総点数の 60% 以上であって、かつ1科目でも満点の 40% 未満のないことを基準とし、試験委員会が相当と認めた得点比率とします。

こちらはもうみなさんご存じですよね。1次試験の合格基準です。これを見て、安易に「全ての科目で60点を目標としよう!」と考えて、勉強の計画を立てていませんでしょうか?
ちなみに、私は以下の点数を目標として各科目の勉強をしていました。

科目目標点数
経済学・経営政策80点
財務・会計50点
企業経営理論80点
運営管理50点
経営法務40点
経営情報システム80点
中小企業経営・政策40点

極端だと思われるかもしれませんが、私にとってはこの点数で1次試験を通過することが最もコストパフォーマンスが高くなると考えていたわけです。

・もともと自分が勉強したかった「経済学・経営政策」や「企業経営理論」の勉強に時間を費やし、力をつけて点数を稼ぐ!
・勉強していても楽しさが感じられない「経営法務」や「中小企業経営・政策」は試験直前に詰め込みまくって必要最低限の点数を確保する。

この2点を徹底することがコストを最低限に抑え、パフォーマンスを高めることになると考えていました。

全ての科目の知識をしっかり身に付けなければ立派な中小企業診断士になれない!という意見もあるかもしれません。ここは人ぞれぞれだと思いますが、現在中小企業診断士として活躍されている方の大半が「なんでもできます!」というよりは、それぞれ特色を出して活躍されている様子を見ると、1次試験を受験するこの段階ではそこまで考える必要は無いと思っています。

また、そんな勉強の仕方では2次試験が苦しいのでは?という意見もあると思います。これに関しては、またの機会にブログを書こうと思いますが、個人的には1次試験と2次試験は全く別物と捉えても問題ないと考えています。2次試験を見据えて1次試験の勉強をするよりも、1次試験は1次試験のための勉強と考え、2次試験は2次試験のための勉強をする方が圧倒的に効率が良いと思っています。

範囲の広い試験だからこそ!

他の資格試験と比べても試験範囲のジャンルが広い中小企業診断士試験。勉強していて得意・不得意があるのは当然です。苦手の克服に時間を費やして苦しむよりは苦手の克服は最小限に、好きなことをどんどん楽しみながら!の精神で点数を稼いでみるのはいかがでしょうか?
勉強に対するモチベーションも、点数も伸びやすくなってくると思います。せっかく身に付けたいことや目標があって始めた勉強なので、最後まで楽しんで勉強できる環境を自分で作ってあげましょう!

と、ここまでいろいろ書きましたが私の例は参考程度にとどめて頂き、みなさんご自身にとってのコストパフォーマンスが最大限になる勉強方法を今一度考えなおしてみることをおすすめします。きっとそこから最適な戦略が導き出せると思います。


最後まで読んでいただいてありがとうございました!

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