こんにちは!けんとです。
長期戦と言われる中小企業診断士の勉強戦略に関して、今のタイミングだからこそお伝えして価値のありそうなことをお話ししてみようと思います。突然ですが、勉強におけるコストパフォーマンスを考えたことがありますでしょうか?
私の場合は、中小企業診断士試験の勉強は以下のように考えていました。
つまり、できるだけしんどい思いはせず、「合格したい!」「力を身に付けたい!」と考えていたというわけです。そんなのみんなそうだよ!と思ったそこのあなた!その思いに沿った勉強戦略が立てられているか考えなおしてみてください。
今回ポイントとしてお伝えしたいのは、コストに「しんどいと感じている」と表現を入れているということです。
目次
こちらはもうみなさんご存じですよね。1次試験の合格基準です。これを見て、安易に「全ての科目で60点を目標としよう!」と考えて、勉強の計画を立てていませんでしょうか?
ちなみに、私は以下の点数を目標として各科目の勉強をしていました。
科目 | 目標点数 |
経済学・経営政策 | 80点 |
財務・会計 | 50点 |
企業経営理論 | 80点 |
運営管理 | 50点 |
経営法務 | 40点 |
経営情報システム | 80点 |
中小企業経営・政策 | 40点 |
極端だと思われるかもしれませんが、私にとってはこの点数で1次試験を通過することが最もコストパフォーマンスが高くなると考えていたわけです。
この2点を徹底することがコストを最低限に抑え、パフォーマンスを高めることになると考えていました。
全ての科目の知識をしっかり身に付けなければ立派な中小企業診断士になれない!という意見もあるかもしれません。ここは人ぞれぞれだと思いますが、現在中小企業診断士として活躍されている方の大半が「なんでもできます!」というよりは、それぞれ特色を出して活躍されている様子を見ると、1次試験を受験するこの段階ではそこまで考える必要は無いと思っています。
また、そんな勉強の仕方では2次試験が苦しいのでは?という意見もあると思います。これに関しては、またの機会にブログを書こうと思いますが、個人的には1次試験と2次試験は全く別物と捉えても問題ないと考えています。2次試験を見据えて1次試験の勉強をするよりも、1次試験は1次試験のための勉強と考え、2次試験は2次試験のための勉強をする方が圧倒的に効率が良いと思っています。
他の資格試験と比べても試験範囲のジャンルが広い中小企業診断士試験。勉強していて得意・不得意があるのは当然です。苦手の克服に時間を費やして苦しむよりは苦手の克服は最小限に、好きなことをどんどん楽しみながら!の精神で点数を稼いでみるのはいかがでしょうか?
勉強に対するモチベーションも、点数も伸びやすくなってくると思います。せっかく身に付けたいことや目標があって始めた勉強なので、最後まで楽しんで勉強できる環境を自分で作ってあげましょう!
と、ここまでいろいろ書きましたが私の例は参考程度にとどめて頂き、みなさんご自身にとってのコストパフォーマンスが最大限になる勉強方法を今一度考えなおしてみることをおすすめします。きっとそこから最適な戦略が導き出せると思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!