『ふぞろい14』執筆の裏話(事例Ⅳ編)

同友館
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皆さんこんにちは。
事例Ⅳ分析チームリーダーのかもともです。

個人としての投稿は久々になります。
息子氏、離乳食がスタートしました。
10倍がゆはまだ慣れていなさそう。麦茶は好きそうです。

閑話休題。
昨日一昨日は事例Ⅳチームメンバーによる「経営分析」をテーマに座談会をお送りしました。
本日は、『ふぞろい14』執筆時の事例Ⅳチームに関する裏話です。
勉強の合間に、ゆるい気分でお読みください。

※「1.書籍執筆時の苦労話」は令和2年度事例Ⅳに関する情報が含まれています。
気にされる方は、過去問を解いたうえでの閲覧をお願いいたします。

 

書籍執筆時の苦労話

『ふぞろい14』は書籍なので、当然ながらページ数の制限があるなかで執筆を進めてきました。
提供いただいた再現解答を各メンバーが分析し、登場人物による会話パートを執筆してきたのですが、
書き上げた原稿をいざ集約してみると困ったことが。。

事例Ⅳの第2問設問2、問題文長すぎじゃない?

 

 

 

 

 

昨年(令和2年度)の事例Ⅳを解いたことのある方はご存知かと思いますが、
上記の設問、問題文が非常に長いんです。
設問文やD社が採り得る投資の選択肢、そして計算に使う現価係数、
これらを合わせると問題用紙1.5ページ分もの情報量があるのです。

2次試験当日、試験会場でこの問題を目にした私は思わず頭がフリーズしました。
そしてふぞ14メンバーとして執筆作業をしている際も、この問題文を書籍に載せるために
「このグラフはここで切って次のページに」や「このセリフは1行に収めないと」など、
あれこれと試行錯誤を行う事になりました。
まさか試験後もこの設問に頭を悩まされることになろうとは。。
ただ、お陰様で出版された書籍に載っている内容は、厳選の末ギュッと凝縮されたもの
なっております(ポジティブシンキングである)。

 

書籍では割愛されたセリフ

書籍では凝縮された内容をお届け」と言いつつも、できることなら皆さんにお見せしたかった文章も中にはありまして。
ここではその一部を紹介します。

「知識は水だ。独占してはいけない。」
これは、先生のセリフとして用意していたものでした。先生のモデルとなった人が言いそうで、
書籍の読みやすさ(取っつきやすさ)のために入れたかったのですが、ボリュームの都合で泣く泣くカットしました。

「フゥつくしい(美しい)!」
これも先生のモデルとなった人が言いそうだったのですが、「聞く分には良いけど文字で読むと伝わりづらいかも」という理由でカットに。
書籍のp119を読む際は、是非頭の中でこのセリフを再生していただければと思います。

 

 

 

 

 

事例チーム間チェックでのできごと

先日の事例Ⅰ・Ⅱ合同企画で少し触れられていましたが、各事例チームが執筆した原稿は、
他のチームが内容や読みやすさの観点でチェックをします。
事例Ⅳチームは「CVPのソテー~解法のポイントを添えて~」と名付けた特別企画を執筆していますが、
実は当初のタイトルは「CVPの設問炒め~解法のポイントを添えて~」でした。
なぜタイトルが変更になったかというと、事例Ⅲチームからこんな指摘があったんですね。

「炒め」は中華や定食屋のイメージで「添えて」は高めの洋食のイメージ
という意見がチーム内で複数ありました。

「添えて」に合わせるなら、「炒め」より「ソテー」とかの方が合うかなと。

こ、細かい。。そしてごもっとも!(ぐうの音も出ません)
ありがとう、事例Ⅲチームの皆!

 

 

 

 

 

こんなところにも細かなチェックが入り、完成したのが『ふぞろい14』です。
ぜひとも、今後の受験勉強に活用いただけると幸いです。

明日は、企画チームからのお届けです。お楽しみに!

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