こんにちは。多年度生合格ナビゲーターのみほみほです。4月も後半になりました。もうすぐ予備校では、2次試験対策模試が行われますね。以前のブログに書いたとおり、去年の4月頃のみほみほは、ゴールデンウィーク前に行われる模試をターゲットとして、解答プロセスの再検討を行っていました。その時に意識していたのは「1~2月に行った敗因分析で抽出した弱みをどうやって克服するか」です。
敗因分析からみほみほが抽出した弱みは、以下の3つでした。
(1)読み易い答案が作れない。
(2)知識が足りない。
(3)過去問対策が足りない。
今回はこの中の「読み易い解答作り」について書こうと思います。
「読み易さって大事だなあ」と、みほみほが痛感したのは、昨年度に受験生メンバとして、ふぞろい7の執筆に参加したことがきっかけです。ふぞろいの執筆は、平成25年度2次試験の受験生の皆様に頂いた再現答案を分析し、得点になったのではないかと思われるキーワードの抽出することから始まります。それはまるで採点者のように、毎日毎日たくさんの解答と向き合うことになります。
「この解答にはキーワードが入っている」「これは入っていない」と分析していく中で、言いたいことは何となくわかるのだけど、イマイチわかりにくく書いてある解答に出会うことがありました。そんな時はいつも、加点して良いのか迷い、その末、結局加点しなかったがこともありました。特にB判定の解答で「得点になりそうなキーワードはたくさん入っているように見えるけど、結局何が言いたいのかわかりにくいな」と感じる「惜しい」再現答案が多かったように感じます。
そうした経験を通じて、実はみほみほ自身も、そんな「わかりにくい」答案を作っていたことに気が付いたのです。平成25年度のみほみほは、読み易さは全く意識せず、ただ得点になりそうなキーワードを答案に盛り込むことに注力していました。おかげでキーワードを拾う力は強くなりましたが、一方でまさに「得点になりそうなキーワードはたくさん入っているけど、結局何が言いたいのかわかりにくい」解答を作成するようになっていました。
そんなみほみほの、平成25年度の再現答案はこちら。事例Ⅰの第2問で、予備校の先生から「意味不明」と酷評を受けた解答です(汗)。
理由は①売上規模の伸びに応じ増員可能な優秀人材確保の為②中高年層中心に美容や健康の維持・増進に関心高く直接ニーズ収集や従業員を客として確保の為③他社と差別化図る。
…ぎゅうぎゅうに詰め込まれている、息苦しい解答ですね(笑)。せっかく解答に書くべきキーワードに気が付いても、採点者に伝わらずに点が入らないのはもったいない。「読み易さは絶対に改善しなければ!」と心に決めました。
じゃあ、「読み易い解答」って具体的に何だろう?どうすれば、読み易い解答を作ることができるんだろうか?そう考えて、当時の勉強仲間と「読み易い解答チェックリスト」を作りましたので、以下にご紹介します。
・文章を長くしすぎず、短めに書く。目安として、100文字以上なら文を切る。
・中国語のように漢字を羅列しすぎない。目安として、名詞以外で漢字6文字以上は繋げない。
・与件文や設問文にある言葉は、表現の加工せずにそのまま使う。加工すると意味が変わって、採点者に伝わらなくなるリスクがあるため。
・因果関係を意識する。
・読み易い字で書く。
みほみほが合格した平成26年度は、これを意識して2次試験本番まで勉強しました。おかげで、完璧とまでは言えませんが、多少読み易い答案が作成できたのかな、と思います。
みなさんも、良かったら参考にしてみて下さい。そして、合格した平成26年度本試験のみほみほがどんな答案を書いたか気になる人がいましたら、今年の初夏に発売されるふぞろい8(予定)を、ぜひご覧くださいませ。
次回は2年目生合格ナビゲーター、仕事に追われ、彼女に逢えずやる気ダムが枯渇中のむらっちです。よろしくお願いします!
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