【ラストリレー】 by みずの ~合格する意味~

同友館
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本日もお越しいただきありがとうございます。
リレーと聞いて「足の遅い自分は、絶対に出場することのない競技だったな」と思い出しております。みずのです。

私の記事も今回で最後となります。
一年間、一部の例外を除いて、自分が受験生時代に「欲しかった記事」「疑問だったこと」「つまづいたこと」をテーマに、過去の自分へ向ける気持ちで書いてきました。

1次試験と2次試験のまとめ記事が顕著な例です。

多くの方にとって当たり前の記事もあったかもしれません。
「過去の自分のため」という自分本位な記事に貴重な枠を使わせていただいたことに感謝しています。

例によって、参考になる方がいらっしゃるか分かりませんが、今回は過去に抱いていた疑問の中から「これといった売りがない自分が合格しても、あまり意味がないのでは」をテーマに、一年を振り返りつつお送りしたいと思います。

1年目は「タスクマネジメントを大切に」

1年目の活動で私が参考にしていたのは、ふぞろい11のなかじーさんの記事です。
すっきりした文章の中に、診断士1年目の方にとって大切なことが詰まっています。

ただでさえ不器用で、キャパシティも大きくない私が、他の方と同じように活動して体がもつとは思えませんし、仕事を溢れさせてしまうリスクもあります。

この一年、この記事のことはずっと頭にありました。

一見、まっつと真逆ですが、まっつは多様な活動をしていながら、それぞれの環境でしっかり貢献しています。
私も数えきれないほど助けていただきました。
ご自身のことを凡人と書かれていますが、全くそうは思えません……。

予定していなかった診断士活動

タスクマネジメントについて書いておいてなんですが、正直にいうと、合格当初は診断士として活動することは、ほとんど考えていませんでした。

そもそも、あまり機会がないかな……と。
受験生時代、セミナーに参加した時、合格者はもちろん受験生も、知識力や思考力の高い方ばかりで驚きました。しかも、バイタリティもあります。
「こんな方々の中では、仮に合格できたとしても診断士としての出番はないだろうな」と思っていました。

経営全般について学ぶことを目的に試験勉強を続けていたので、合格後も取材の学校や研究会などの学ぶ機会を活用し、学んだことをどこかで生かせれば十分でした。

1年目の活動

予想に反して、ありがたいことに思っていた以上に様々な機会をいただきました。
中小企業診断士は独占業務のない資格ですが、試験合格者に頼みたい、登録診断士に頼みたいというお仕事は意外とあるようです。

そうはいっても、ばりばり活動しているわけではありません。
あくまで「自分が想定していたよりは」です。
(夢のない話をして申し訳ありませんが、そこは見栄を張っても仕方ないので……)

しかし、合格していなければ、おそらく経験できなかったと思うことばかりです。

仕事以外では、取材の学校と研究会(3つ)に参加しました。
あとは、いわずもがなふぞろいな合格答案プロジェクトです。

タスク管理のお話に少し戻りますが、これだけで私は結構手一杯でした。
諸事情を考慮して、見送ったものも結構あります。

見送ったものの中には後になって「やっぱりやっておけば良かった」と思ったものもあります。
でも、そのおかげで自分が本当にやりたいこと、伸ばしていきたいことなど、優先順位に気が付く機会にもなりました。

試験勉強中に見かけた「何をするかより、何をしないか決めることが重要だ」という言葉が身に染みる1年でした。
(スティーブ・ジョブズ氏やピーター・ドラッガー氏の言葉が原型だと思います)

合格した意味はあった……?

冒頭の「これといった売りがない自分が合格しても、あまり意味がないのでは」に関して、研究会でとてもありがたい言葉をかけていただきました。

「仕事でもプライベートでも、今まで生きてきた中に必ず売りになるものがあるから」

この言葉を聞けただけで合格した意味があったと思います。
お陰様で見方が変わり、診断士の方々は個性を生かして活動されていることを認識しました。
皆様、多様なバックグラウンドを持っているせいか、活動方法も多様です。
自分も何か売りになるものを見つけようと考え方も変わりました。

また、診断士の方々は、上記の言葉をかけてくださった方を始め、前向きな言葉をかけてくださる方が多いように感じます。
そのような方々からいただいた前向きな言葉を頼りに自分の強みを探し、タスクの取捨選択を通じて優先順位を確認することによって「今後、こんな風に活動できたら良いな」というイメージを抱くようにもなりました。

合格当初は想定していなかった変化です。
「勉強することが目的なのだから、合格にこだわる必要はないな」と諦めていたら、今はありませんでした。
「合格しても意味があるんだろうか」と思っていたような自分だからこそ、合格後に得ることも多く、合格した意味があったと今では思っています。

とはいえ、まだまだ力不足なので腕を磨かないといけませんし、どれくらい売りになるかも分かりません。
それでも、テリーに倣って「まぁええか、その一言であと1年」の精神で頑張ってみようと思います。

最後までお読みいただいた皆様、お世話になった皆様、ありがとうございます。

ふぞろいな合格答案プロジェクトに参加できて良かったと心から感謝しています。
現在は、新メンバーがふぞろい14を執筆中です。良い本が出来上がりそうで今からとても楽しみです。

また、どこかでお会いできたら嬉しいです。

明日は、遅筆・長文に嫌な顔一つせず、私の記事をチェックし続けてくれた、褒め上手のとうへいです。


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