【考察】ベスト答案って作るべき?むらっちの回答は・・・

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こんにちは。2年目生合格ナビゲーターのむらっちです。

 

 今回はこの時期の2次試験の過去問との向き合い方について考察できればと思います。

 初学者の方は、近年の過去問はご覧になりましたか?

2次試験受験経験者の方はすでに数年分の問題を解き、ご自身の解答の振り返りもされていますでしょうか?

 

 もし、まだ過去問を見たことがないという方がいらっしゃいましたら、今のタイミングでぜひ、一度見てください。また、時間に余裕があれば、解いてみるのも良いと思います。

過去問を見る」とは、主に与件文と設問文を見て解答をイメージすることです。解答例は見ても見なくてもどちらでもいいと思います。正解が公表されていないので、予備校などを中心に模範解答が世の中に出回っていますが、正解が公表されていないので、あまり振り回されない方が良いと思います。あくまでも一つの考え方と捉えてみてください。

過去問を見ることで、①具体的に2次試験に必要な学習の方向性をあらかじめ把握できること②1次試験対策と2次試験対策をどのようにリンクさせられるかという意識をもつことができると思います。

 

そして、2次試験の受験経験者の方にとっては一度取り組んだことのある過去問に再度向き合うのは辛いかと思います。実際、むらっちもそうでした。

むらっちがこの時期にしていたことは、過去5年分程度を目安に過去問を再度解き直し、80分で解答作成まで行い、特に「解答分析」(解答が伝わりやすい文章になっているか、多面的な解答になっているか)に時間を費やしていました。

1次試験を受ける必要がなく、2次試験中心の勉強ができるからこそ、予備校の解答例や市販の参考書(もちろん、ふぞろい!(笑))の解答例をデータ化して一覧で見られるようにしていました。

ここで注意していただきたいことは、「データ化する」という作業が目的にならないようにすることです。

逆に、勉強する気が起きないときは気分転換がてらに、データ化する作業だけしてみるのも良いと思います。

 

重要なことは、「自分の作成した解答と解答例を見比べて、自分なりのベスト答案を作成してみること」だと思います。ベスト答案の作成は時間の制約を設けず、納得の行くレベルまで作り込むことが良いと思います。なぜなら、2次試験は考える力と、採点者に伝わるように書く力を高めていく必要があるので、まずは時間を気にせずにその2点を追求してみてほしいと思います。

この勉強法は効果がすぐに目に見えるようなものではないため、途中で挫折したくなるかもしれません。しかし、直前期に近づくほど、一生懸命ひねり出して考え尽くすというプロセスは解答作成にかける時間をスピードアップさせ、また現場対応力として、実を結ぶでしょう。

実際、むらっちもこの時期は目に見えるような効果は全く出ていませんでした。しかし、継続は力なり。ボキャブラリーも増えてきて、8月ぐらいにようやく解答作成もおおよそ80分内でまとめることもできるようになってきました。

また、2年目生となった昨年は、1年目では得られなかった気づきを多く得ることが必要と感じて勉強していました。そのためには、本試験直前のプレッシャーを感じる前のこの時期に下積みをしておくことが有効でした。

 

すでに3月に入りました。三寒四温を繰り返しながらも、春が訪れようとしています。合格という花を咲かせるためにも、自分で決めた勉強方法を貫き通して、受験という冬を乗り越えていきましょう。

 

今日も合格目指してがんばりましょう!

 

次回のブログは、多年度生合格ナビゲーター、勘違いで長文を書いたガックンの登場です。

お楽しみに。

 

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