皆さんこんにちは!
ブルーオーシャンです。
最近は、寒さが和らぐ日もあり、徐々にあたたかいと感じられる日も増えてきました。
私はそうではないですが、花粉症の方は、きつーい日々を過ごされていることかと思います。花粉症にかからなくなる特効薬ができたらそれこそノーベル賞ものですよね。
急に発症すると言われており、私もいつなるのかと心配です。
3月下旬になればお花見のシーズンですね。年度末でもあり、何かとバタバタし、今年もろくにお花見もできないんだろうなと思う今日このごろです。
そんなところで、本日は、中小企業診断士で学ぶことがいかに役に立つかについて書いてみたいと思います。
中小企業診断士は、数ある資格の中でも難関資格に位置し、合格するためにはそれなりの努力が必要です。資格の人気ランキングなどでも上位になったりすることもあります。
当初は意気込んで勉強し始めても勉強を続けるうちに1次試験の科目の量に圧倒されたり、解答が公表されない2次試験の勉強はどうしたらよいか分からなくなり、勉強する目的を見失いかけてしまうこともあるかと思います。
皆さんも中小企業診断士を取ろうと勉強されている以上、当然ご認識をされている上で、勉強に取り組まれる決意をされたと思いますが、私自身、今振り返ってみると勉強している途中においては、全貌がわかっていないため、どういったことが役に立つのかわからないまま勉強しているところもありました。
中小企業診断士は、企業の経営状態を総合的に診断するための幅広い知識やスキルが求められる国家資格で、幅広い専門性と思考力が身に付くと言われています。
中小企業診断協会でも以下のように中小企業診断士の役割が説明されています。
「中小企業診断士の役割とは?
中小企業診断士は、まず企業の成長戦略の策定について専門的知識をもってアドバイスします。また、策定した成長戦略を実行するに当たって具体的な経営計画を立て、その実績やその後の経営環境の変化を踏まえた支援も行います。このため、中小企業診断士は、専門的知識の活用とともに、企業と行政、企業と金融機関等のパイプ役、中小企業への施策の適切な活用支援まで、幅広い活動に対応できるような知識や能力が求められています。」
~一般社団法人 中小企業診断協会 HPより抜粋~
本日は、私なりに1次試験で勉強する科目において実際に役に立つなと思ったことがらを
列挙してみたいと思います。
●経営:従業員の士気を向上するための考え方が分かる。 モチベーション理論など
企業が陥りがちな傾向を知識として備えることができる。 官僚制の逆機能など
→組織論に関することが身近に感じるところだと思いますが、実際の仕事の場面で勉強した状況にあると気付くことがあります。
● 財務:財務諸表の見方や着目するポイント、設備投資の経済性計算などが分かる。
→企業人として本来備えるべき数字における基礎をちゃんと押さえている人って案外少ないのでは?
● 運営:製造業で働いてなくてもECRS、生産計画の立案の考え方を業務に応用できる。
→働き方改革が連日のように叫ばれている昨今、業務を見直し効率的にすることは必要ですよね。
● 経済:金利と債券価格の関係など大局的な視点で市場の動きを捉えられる。
→一般教養的な部分もありますが日銀やFRBの政策の意図を読み解く上で基礎となる知識でしょう。
● 情報:ITの知識を備える事が出来る 今やITなしには世の中が回っていきません。
→プログラム言語やサイバー攻撃の名称など情報の勉強で初めて聞いたと思う単語でも巷では結構、普通に使われてたりします。
● 法務:取締役や監査役の役割や位置づけを正確に把握できる。知的財産や企業合併など企業活動における法律の基礎を網羅できます。
→海外との取引も当たり前になり、M&Aが活発に行われる昨今では押さえるべき分野です。
● 中小:企業の9割を占める中小企業の実態を知ることができる。
→日本における中小企業の現状を垣間見ることができ、公的期間における中小企業支援策を体系的に学べる科目は他にありません。
上にあげたことはほんの一部にしかすぎません。
企業活動全般における専門的知識を幅広く学べるところは中小企業診断士の大きな魅力です。
ただ、漫然と勉強を行うより、これは実際の仕事に使えるなと日々発見しながら勉強した方がモチベーションもキープできると思います。
みなさんも自分なりに中小企業診断士の勉強から発見し、応用できるものは実際に現実にあてはめてみてください。
そうすると結構、頭にのこり、記憶として定着したりします。せっかく勉強しているのですから楽しみながらやりましょう。
本日はこの辺で!
明日は、お祭りは見るより参加する方が好き ほっしー です! <