自分との対話の大切さ

同友館
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みなさん、こんにちは! ブルーオーシャンです!

もう早いもので今年も3月ですね!

予備校に、通われている方は1次の5科目目(経営→財務→運営→経済ときて情報かな)の講座を受講されているころかと思います。

私もそうだったのですが、今ぐらいの、時期になると勉強のペース配分もこなれきて(実際にはこなれていませんでした…。こなれたつもりになっていただけ。)妙に変な余裕を持ってしまったり(いわゆる中だるみです。)、逆に次々に取り組む科目数が増えてきて、てんやわんやになり、焦っている方もいらっしゃるかもしれません。

そんな変な余裕や焦りから、ふとしたときに人からオススメされた参考書を購入し、教材に加えたりすることもあろうかと思います。

そんな時に理由無く他人に言われるがままに手をのばしてしまうというのはあまり良くありません。ただでさえ7科目ある試験です。順調にこなすことさえむずかしいにもかかわらず、やみくもにやる事を増やすのは賢明ではないでしょう。

まずは、目の前にある予備校から渡された教材に集中することです。

本当にそのテキストを使い倒しているか?
問題集を何回繰り返したか? など

今一度立ち止まって考えてみた上で
それでもなお、今の自分にはそれが必要なんだと思ったら採用してもいいと思います。

 

実際に正しい選択の場合もありますし。

常に心掛けていただきたいのは、勉強期間中に何らかの意思決定をする際は、冷静に自分との対話をすることです。

 

年に1度しかチャンスが無い試験であり、誰しも何らかの心理的なプレッシャーを感じながら勉強をされていることと思います。毎日勉強ばかりしていると視野が狭くなると言いますか、知らぬ間に狭い範囲で物事を考えてしまうことになりかねないとも思っています。今考えると自分自身も思い当たる節があります。

常に自分を客観視して、今できる最善の選択をすることが大事です。

私なりに中小企業診断士試験を振り返ってみると1次試験はまず7科目という量を効率よくこなすことが一番のポイントだったと思います。
もちろん思考力や理解力も大事ですが、暗記科目と言える科目もあり、根性で何とか乗り切れるものといえるのではないのでしょうか(最近の傾向の変化もあると思うので一概には言えませんが…)。

しかし、2次試験は、単に気合と根性で乗り切れるとも言い難いと思います。

2次試験は正答が公表されません。
したがって、書店に並んでいる過去問題集の模範解答はあくまでその問題集の著者が考えたものに過ぎないのです。

勉強する際にはその模範解答を参考にせざるを得ないのですが、その一つの模範解答を拠り所にし過ぎても2次試験に求められる解答を作成する能力の獲得にはつながりにくいと思います。

どういうことかといいますと…

その模範解答も得点になるすべての要素(キーワードなど)が含まれているとは限らないのです(インターネット等で公表されている各予備校などの模範解答を集めて見比べてみると違いがあることがわかります。設問の難易度にもよりますが、解答の違いはあるが方向性は同じであったり、記載されているキーワードの分野は同じであったりといった発見があるので余裕があれば取り組んでみるといいかなと思います。一つの模範解答だけに絞ってしまうのではなく見比べてみて「違いがあること」「その中でも共通点があること」を知ることは2次試験を理解する上で重要です。)。

自分が作成した答案に記載したキーワードが模範解答には無い場合もあるかと思います。
そういったときに、自分自身で記載したキーワードが得点になるのか、ならないのかを自分なりに考えるプロセスが大切です。

試験に合格し、晴れて診断士になり、実際に企業の診断や助言をする立場になったとしたらそれこそ模範解答など無いなかで対応していかなければならない訳ですからそれを考えればもっともですよね。

勉強方法全般でいっても、「自分の弱点は何か」「弱点を克服するにはどうしたらよいか」「答案作成プロセスをどう構築するか」など常に自問自答し、時に予備校講師や勉強仲間への相談、受験生支援団体や試験対策ブログ等で情報を集め、取捨選択し、自分なりに対策を練っていく必要があります。

試験を受けるのは自分しかいませんから自分でやって身につけていくしかないですよね。そのためには常に冷静な状態で自分との対話を繰り返し、合格への道を歩んでいっていただきたいと思います。

 

長々と精神論を書いてしまいましたが、結局のところ、勉強を継続するにも合格にたどり着くのも自分の意思次第というのが今の私の考えるところでして本日はこんな話題とさせていただきました。

 

明日は、ふぞろい12メンバーきってのジェントルマン! ほっしー です。

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