一次試験は「諦めない」、「無駄なことをしない」

同友館
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みなさん、こんにちは

世界どこでも勉強できる♪ストレート合格ナビゲーターのおかじです。

本題に入る前に私事ですが、今月実務補習を受講しました。
「ヒヤリング→現状分析→改善に向けての打ち手」の順に進み、二次試験に似てるな、と思いました。

2次試験ではヒヤリングはありませんが、実は与件文がとーっても良くまとまったヒヤリング結果なのだ、と感じます。

与件文には「社長の想い」が書かれていますよね?

試験対策だと見落としがちですが、実はとても大切なポイントであることを、私は実務補習を通じて実感しました。

中小企業はヒト・モノ・カネ・情報が一般的には足りず、また大手企業と違ってマーケットシェアを活かし、市場を動かすこともできません。
その状況において、何か事業をして、道を切り拓くには社長の想い=パッションがとても重要になります。

リソース不足から、どの会社にも当てはまる一般論を言っても「できればとっくにやっとるわ!」って感じだし、物事の優先度付けて事業をしなくてはならない中で、社長がやりたくないことには触手は伸びません。

結果、何かをやろうとするには、社長がやりたいと思え、その会社ができることにする必要があるのです。

これが2次試験でいう、「社長のビジョンや事例企業の経営資源に即した助言」ってことになるのだと思います。

試験対策上はピンと来なくても、合格後を想像すると、その重要性が少しは感じて頂けるかな、と思って紹介しました。

余談が長くなりました!

===============ここからが今日の本題===============

そうこう偉そうに語る私も1年前の今日は某大手受験校で情報システムの講座を受けていました。
正月休み明けに中小企業診断士の受験勉強を始めたので、カリキュラム通り進んでいる方は法務の学習をされていると思います

一次試験の学習をされている方々はいまどんな気持ちですか?
正直キツいな、という印象だと思います。

でも、シュンが先週書いていた通り、何とかなります

これ本当です。

合格するには、①諦めない②無駄なことをしない、です。

①諦めない
私が通信で受講していた某大手予備校は「養成答練」、「完成答練」、「模擬試験」と続き、全国順位も出ます。
私の場合、ずっと低空飛行が続き、完成答練後に「本当にダメなのでは?」と思い、諦めるか本気で考えました。
しかし、「諦めたら、ここで終わりだ」と思い、続けることにしました。
結果、本試験は470点ちょっとで通過でき、結果的にはそれなりに余裕はありました。

実力は試験当日まで本当に伸び続けます。←重要
また、相対試験ではないです。←これも重要
しかも、本番ではミラクルが起きます。私の場合は、常に最も低い順位で足を引っ張り続けてきた法務が、本試験では最も順位が高い、という結果でした。(某大手予備校のデータリサーチ結果)本当に何が起こるかわかりません。

合計点420点+全科目40点以上の基準を満たせば皆合格できます。
諦めたらそこで終わっちゃいますよ!

ちなみに、2次試験もそうなのですが予備校の模擬試験問題と本試験の問題は異なります。
今振り返ると本試験結果と点数が近かったのは、過去問演習の点数でした。

実は、私は予備校の演習問題の点数は低かったのですが、過去問題はどの年も合格点を取れており、本試験結果とも相関がありました。
2次試験も過去問題のふぞろい採点結果と、本試験の相関が強かったです。

なので、予備校の問題演習に追われずに、早いタイミングから過去問に取り組む様にしましょう
そして、予備校の問題演習の点数が低くても、過去問で点数を取れているのならあまり深刻に思い悩む必要はないのかもしれません。

②無駄なことをしない
何が「無駄」かは、その人次第ですが、私は以下を意識しました。
・(通信なので可能だが、)講座の聞き直しをしない
・テキストの丸暗記や通読はしない
・講義ノートや自作まとめノートは作らない

逆に意識したのは、
・講座を一通り受けたら、ひたすら問題解く→解けなかったところ、分からなかったところを復習
・デジタル化してスマホに入れ、ちょっとした時間に勉強できる様にする
・ちょっとした時間を大切にする(移動時間、妻の買い物の付き合い、寝る前の時間など)

講座のポイントは全てテキストに書き込んでいました。
ノートを作るのには相応の時間が掛かる上に、後でテキストとノートへ行ったりきたりする時間の無駄も発生するからです。
まとめノートも、勉強した感があって満足度が高いですが、無駄だと考えました。
なぜかというと、自分で作ろうと思う項目は予備校のテキストや問題集、受験生支援ブログやインターネット上の各種情報を探せば大抵すぐに見つかるからです。
ただ、散在する情報を都度見に行くのは無駄なので、それらを「Evernote」にコピペして纏めました。
暗記ものは「単語帳アプリ」に入力しました。

上で、スマホアプリを挙げたのは、紙ノートで作ると、紙ノートがないと学習できないからです。
紙ノートの写真を撮るのも良いのですが、それだと見にくいし検索機能も使えないので最初からデジタル化しておいた方が良いです。

スマホに入れておけば、いつでもどこでも勉強できます。
平日2時間の通勤電車や、海外出張時の飛行機内は良い勉強場所でした。

また、演習問題中心の学習も気をつけました。
問題を解いていると、理解しているのに間違えたり、「これなんのことだっけ?」、ということが山ほど出てきます。
なので、早々に講座を終わらせて、問題演習に移りました。
漫然とテキストを読み返すより、問題を解いて自分が分からなかった箇所をテキストなどで復習する方が時間の節約になる上に、記憶に残るし、理解も深まるので遥かにオススメです。

ちなみに、問題の解き方も、最初は全て解き、間違えた問題に印をつけて、2回目以降は間違えた問題のみを解き直す形にした方が無駄がないです。

ちなみに、私の悩みのタネは受験予備校の演習問題集が本だったことです。
電車で広げることも試みましたが、使いにくく、また手を塞ぐのでいつでも勉強できる訳ではなくダメでした。

なので、TACの1次試験スピード問題集スマホアプリを追加購入しました。
1万円程度するので買うか相当悩みましたが、結果的にとても良い判断でした。
いつでもどこでも問題演習ができ、間違えた問題も簡単に呼び出すことができるからです。
また、手持ちの問題集と問題が異なるので、違った角度で論点を見つめ直すことができて、更に理解が深まりました。

ストレート生はとにかく時間がないです。
特に私の様な年明けに学習をスタートした出遅れ組は・・・

ストレートで合格するなら、無駄なことをする時間は本当にありません。

でも、効率的にも諦めずに頑張れば何とかなります!

何がご自身にとって効率的なこと、無駄なことをしっかりと見極めて、必ずや2次試験への切符を手に入れてくださいね!

次回は、大阪の兄貴あっの登場です。

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