実りの秋~3か月後を見据えて~

同友館
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こんにちは

ノリで合格してみたらええやん!独学ストレート合格ナビゲーターのさっきーです(^^)/

今回は3か月後を見据えたお話しです。

3か月後といえば何があるか?それはつまり実務補修!
試験合格後、実務補修で診断士登録をされる方が多いと思います。その実務補修が2月から15日間コース、5日間コースとそれぞれ開催され、特に15日間コースの人は血反吐を出す壮絶さで乗り越えていくわけです。

実務補修そのものについては、時期が近付いてきたらふぞろいブログでたくさん書かれると思うので今回は触れませんが、それまでに意識しておいてほしいことをお伝えします。

何かというと、「数字」です。

さっきーもそうですが、これまで決算書なり、経営計画なり、数字をベースにした企業の実態に触れてこなかった人間にとって、実務補修は試験よりも大きな壁だったりします。

実務補修先の企業診断にあたってあらかじめ、資料として過去何カ年の損益計算書や貸借対照表が与えられます。それをどう読み解くかが大事です。
さっきーにとって頼れるものは事例Ⅳの経営指標の判断ぐらいだったので、負債比率高めだな~、販管費高めだな~ぐらいでした。それ以上ぜんっぜん進まない。
実務補習は5~6名程度の班を組んでこなしていくのですが、同じ班だったプロコン(プロのコンサルタント)みたいなおじさまは、おそらく原因はこれと結びついてるんだろう、じゃあこの数字も欲しいな、これとこれの商品の数字はどうなんだ?と深堀りして見ていくんですね。

もちろん、経験の差はあると思いますが、数字と事業内容や直近の動きをリンクさせて考える「幅」と「深さ」が全然ちがったわけです。

このギャップに非常に苦しんださっきー。直前になってからではしんどいですよ~ってことで、少しでも事前の苦手意識を軽減するため、今回は書籍を紹介したいと思います。

『MBAより簡単で英語より大切な決算を読む習慣』

超メジャーな一流企業や話題の企業が事例として挙がってるので、とっかかりとしてはよいのではないでしょうか。例えば、購買頻度を上げるって具体的にどういうことなんだ?っていうのが数字やグラフと紐づけて考えれたりします。大企業と中小企業って分けて考えてしまいがちですが、ビジネスとしての根本は同じです。こういった指標なり、数字って大事なんだな~ということを感じられるのではないかと思います。

『なぜ倒産』

アマゾンランキングで1位になってたりするので、読まれた方は多いかもしれません。診断士の二次試験では、事例企業は大体、今後の成功を占う山場で与件文が終わることが多いですよね。一方で、ここに書かれているのはすべて「失敗」した企業ばかり。読んでいて非常に辛いものがあります。事例Ⅲはできていないことをできるようにすることだ!、とセミナー等でとよでぃが熱弁してくれましたができていないことができていないままだったら…というのが生々しく書かれてたり。二次試験の与件文のような流れでかつ、具体的な数字と結びつけて多くの企業に触れられるので、頭が二次試験モードから抜けきっていない今の時期に読んでみるのはいかがでしょうか。

どれだけ熱い思いがあっても、やっぱり一番の根拠になるのは数字です。合格発表まで気持ちがふわふわしてしまいがちな今ですが、受かっていることを前提に、より充実した実りを求めて過ごすのもよいでしょう。

さて次回は、Mr.ブラック!?事例Ⅱチームリーダーまっすーが登場!ご期待ください♪

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