はじめまして、いつもふぞろいな合格答案ブログをご覧いただきありがとうございます。エピソード7で「分析(事例Ⅳ)」と「巻末企画」を担当しました、ちゃんと申します。
5月も終わりに差し掛かり、そろそろ1次試験の7科目、一通りテキストに目を通したのではないでしょうか。一通り勉強が終わったので復習をしようか、と最初に勉強した科目のテキストを開くと…あれ、この単語なんだっけ…うーん、この問題の解き方忘れたなぁ…
と、いう事がないでしょうか。私はありました…。
覚えることの多い1次試験なので、時間が経てば忘れてしまう事もあります。30代以上の受験生が多い診断士試験ですから、若い頃は暗記に自信があって一夜漬けで勉強できたなぁ、というボヤキが聞こえてきそうです。
実際、暗記に必要な単純記憶力は10代前半にピークを迎えます。そうなると、なかなか覚えられなくなるので、時間を掛けて何度も読んで覚えるか…と考えてしまいますが、ちょっと待ってください。連想記憶力をご存知でしょうか。これはバラバラの知識を繋ぎ合わせ、必要な情報を記憶の中から呼び戻す能力の事で、これは50代にピークを迎えるそうです。つまり、単純な記憶は苦手になってきていますが、ある情報から自分の記憶を繋ぎ合わせ、答えを導き出すのは若い頃より得意になっているのです!
そうすると、一般的な受験者層にとって、テキストを見ながら暗記する事より、沢山の問題を解く事を優先し、「記憶を繋ぎ合わせ、答えを探す」力を使いながら記憶する方が効率が良いはずです。具体的には、過去問中心に沢山問題を解き、テキストは頭の中を探しても出てこなかった知識を補充する、という風に勉強を進める事になります。
この場合、私のおすすめは過去問を何回も解いて必要な知識を覚える事です。これにより「記憶を繋ぎ合わせ、答えを探す」力を使って、過去によく出た知識を覚える事が出来ます。ただし、同じ問題を解くと、たまに答えとなる選択肢だけを覚えている問題があります。この場合、他の選択肢の間違いや正解の解説について覚えているか確認するといいです。解答解説まで覚えていれば、もう言う事なしです。過去と同じような問題の出る1次試験では、得点源になりますね!
テキスト中心の勉強で伸び悩みを感じている場合は、勉強方法の見直しも必要です。振り返って、考えてみてください。以上、ちゃんでした!