みなさん、あけましておめでとうございます。
診断士発アメリカ行き★ストレート合格ナビゲーター「ぬまっち」です。
今回、私はニューヨークで新年を迎えました。年明けの瞬間は、花火が上がるなどとても華やかなものでした。ただ、その後は日本のお正月のような雰囲気も無く、多くの会社が1月2日から早々にスタートしています。
さて、ストレート受験生か再受験生かに関わらず、2018年受験される予定の方で、「この年末年始は休みを活かして勉強するぞ!」と意気込んでいた方も多いのではないでしょうか。
しかし、実際はどうでしたでしょうか?
当初思っていた通りにたくさん勉強できましたか?
きっと多くの方が、思うように勉強が進まなかったのではないかと思います。
今日は、そんな状態から勉強のペースを立て直すための考え方のヒントをお伝えします。
●受験生時代に感じたこと
かく言う私も受験生時代、予備校の講義も会社も休みとなる年末年始の間に、いろいろと勉強するぞ!と気合を入れていたのに、実際には忘年会・新年会・親戚の集まり・テレビの誘惑などに駆られ、ほとんど勉強が進みませんでした。
こんな年末年始を終えて、このままでは勉強のペースが崩れていってしまうと、とても焦りました。
予備校の講義も、年明け以後どんどん進むことも分かっており(特にストレート受験生で予備校に通われている方は、これから一次試験対策において、4科目目、5科目目と、講義が次々と新たな科目に進んでいきます。)、また、会社が始まっても取引先との新年会も続くため、何とかペースを立て直そうと考えました。
●「頭」を使う勉強と「手」を使う勉強を分けて考える!
年末年始を振り返り勉強しなかった状況を考えると、多くの場合がお酒が入っている時でした。
お酒が入っているで、机に向かうのが面倒になったり、そんな状況で勉強してもはかどらないと思って、結局勉強を後回しにしていたのです。
ただ時節柄・職業柄、1月中は新年会が続き、また3月の送迎会シーズンも近づいてきて、お酒を避けることはどうしてもできない状態でした。
そこで、自分でも気づき、また当時通っていた予備校の先生も言っていたことが、お酒が入っている状態でもできる勉強はある、ということでした。
具体的に、お酒が入っている状態でもできる勉強とは、
・財務会計、事例Ⅳ、経済学で使用する公式を何度も書いて暗記
・運営管理で出題される各種図表(QC7つ道具など)を書いて形状を記憶
・二次試験模範解答の写経
など、「頭」よりも「手」を使い、何かを書き写すような勉強です。
このような勉強は頭を使うというよりも、手や目など身体を使って覚えるような作業のため、多少酔っていてもできます。
そして、積み重ねることできちんと身体がその中身を覚えているものです。
●歯を磨くのと同じ感覚
大事なのはこうした「頭」よりも「手」を使う勉強は、感情を入れず毎日の日課としてしまうことです。
毎日歯を磨くときに、「面倒だな」「後回しにしよう」などといちいち考えますか?
子供ではないので、そんなこと一々考えませんよね。
よっぽど酔っ払っていない限り、お酒が入っていても歯はきちんと磨いてから寝ますよね。
「手」を動かす勉強はこれを同じことです。
「手」を動かして書き写すこと、これを日課としてしまいましょう。
以前、「勉強に感情を入れるな」とお伝えしましたが、これもまたその一環で、感情は入れず、お酒が入っていても、毎日淡々とこなしましょう。
一方で、素面(しらふ)で時間が取れる時には、頭をしっかり使って論点理解や演習を重ねてください。
私は、こうして、「お酒が入っている方今日の勉強はやめておこう」ではなく、「お酒が入っていても手は動かせる」という発想に切り替えることで、勉強のペースを立て直していくことができました。
皆さんもぜひ、「頭」を使う勉強と「手」を使う勉強を上手く分けて、学習のペースを掴んで
いってくださいね。
そして、皆さんにとって2018年が素敵な年となることをお祈りしています。
明日はライフハックママ★2.5年生合格ナビゲーター「みゅー」の登場です。
新年もみゅーからの役立つ情報をお楽しみに。
それでは、また次回お会いしましょう。