皆さん、こんにちは。
いっしーのレポート記事を読んで、日本で開催されたセミナーに参加したかったなぁと羨む診断士発アメリカ行き★ストレート合格ナビゲーター「ぬまっち」です。
一次試験受験の予備校通学組の皆さんは、直前期の答練もきっと一周目を迎えたところだと思います。中には、思うような結果が出ずモチベーションの維持に困っている方もいるかもしれません。そこで、今回はモチベーションを維持してもらうために、合格後の診断士の実態に迫る客観的なデータについて紹介したいと思います。
●J-Net21を覗いてみよう!
皆さんは、J-Net21というポータルサイトをご存知でしょうか。このサイトは、中小企業基盤整備機構が運営する、中小企業のためのポータルサイトで、「中小企業経営・中小企業政策」で出題される政策や支援機関について紹介されていたり、二次試験の事例で出てきそうな企業の実例なども掲載されたりしています。そして、実は中小企業診断士に関する情報も多く掲載されています。
中には、「目指せ! 中小企業診断士」という、受験生向けのページもあります。
そんな情報豊富なJ-Net21ですが、私が一番面白いと感じ、また受験生にも読んで欲しいと思うのが、「データでみる診断士」です。
●データでみる診断士を読んで、モチベーションを上げる!
「データでみる診断士」では、一般社団法人中小企業診断協会が、5年に1回、会員向けに実施しているアンケート結果を公表しています。以下、最新の2016年版について、少しだけ見ていきます。
「資格取得の動機は?」という質問では、「自己啓発、スキルアップ」28.8%、以下「経営診断・支援従事希望」19.9%、「経営コンサルタントとして独立」15.6%と続き、さまざまな動機が回答として挙がっています。何故受験を決意したのか見失ってしまった受験生の方は、受験を決意したあの日のことをぜひ思い出してみてください。
「中小企業診断士取得時に勤務先や関係先からはどう評価されましたか?」という質問では、「上司・同僚から良い評価を得た」20.1%、「関係先から良い評価を得た」19.8%となっており、単なる自己啓発ではなく周囲からも評価を得ることができる資格だということが窺えます。
そして、「今後中小企業診断士のコンサルティング需要がどのようになると考えますか?」については、「伸びると思う」25.9%(前回調査19.1%)、「徐々に伸びると思う」36.1%(前回調査32.8%)とこれらを合わせると62.0%(前回調査51.9%)となっており、実に60%以上の方が業界の発展を見込んでいることになります。
また、非常に興味深いのが、前回調査時よりも需要の増加を見込んでいる回答者が10%以上も増えている点です。少子高齢化やAI社会の到来などの要因により、多くの業界や士業(資格)で衰退が叫ばれる中、このように今後の発展が見込まれる資格はなかなか無いと思います。
これは、やっぱり合格を目指して引き続き頑張るしかありませんね!
このデータでみる診断士は、他にも多くの質問と回答が紹介されており、合格後の実態を掴むのには最も客観的で説得力のある資料です。非常に面白い資料ですので、勉強の合間にぜひ一通り目を通してみてください。私も実際に受験生の時にこのアンケートやJ-Net21に他のページを読んで、合格後のイメージを膨らませてモチベーションを維持していました。おすすめです!
●最後にセミナーご案内
満員御礼で大盛り上がりの東京春セミナー(5月27日)に続き、福岡初夏セミナーもいよいよ明後日となりました。迷っているのであれば、あとで後悔するよりもぜひお申し込みを!
福岡初夏セミナー 申込はこちら
明日はライフハックママ★2.5年生合格ナビゲーター「みゅー」の登場です。
みゅーが紹介してくれた参考書や本のうち半分は、私も使っていたものがあり、共感しています。
それでは、また次回お会いしましょう。