【事例Ⅱ】もっちのおすすめ書籍『小が大を超えるマーケティングの法則』PART1

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ブログをお読みの皆さん、おはようございます!!
小さなことからコツコツと、2.5年生合格ナビゲーターのもっちです!!

五月晴れ気持ちいいな~☼と思う今日この頃、ふぞろいプロジェクトではセミナーの季節へと突入しております(^^)

5月27日(土曜日)にはふぞろい東京春セミナー2017 ~ふぞろい流・後悔なき挑戦のための方法論~⇒詳しくはこちら東京春セミナー

そして、6月4日(日曜日)には、ふぞろいな合格答案10周年記念特別企画ふぞろい福岡 初夏セミナー⇒詳しくはこちら福岡初夏セミナー

がそれぞれ開催される予定です!!

現在どちらのセミナーも絶賛申し込み受付中です!!
席に限りがあり、定員に達した時点で受付を終了してしまいますので、迷っておられる方々は是非お早目に申し込みお願いします(^o^)


さて、今回お届けする内容は【事例Ⅱ】対策として、もっちがおすすめしたい書籍の紹介です。それは【事例Ⅱ】の出題委員である岩崎邦彦先生『小が大を超えるマーケティングの法則』です。

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一般的に言われている試験対策の鉄則として「新しい教材に手を広げない」というものがあります。もっちもこの考えに賛成です。これだ!と決めた教材を信じて、あれこれ手を広げないことが合格への近道だと思います。

でも、この教材だけは例外的に手を広げてもいいともっちは思います。

それほど、この本で描かれる理想像と【事例Ⅱ】で目指すべき姿はシンクロしていると思います。

この本の内容を頭に入れているだけで、【事例Ⅱ】で求められている解答の方向性を大きく外すことはないともっちは信じています!!

そんな『小が大を超えるマーケティング』のエッセンスを簡単ではありますが、今回と次回の2回に分けてお届けしたいと思います。

『小が大を超えるマーケティング』では、企業が小規模であることを強みに変える3つの力として、①ほんもの力②きずな力③コミュニケーション力、の3つを提示し、この3つの力をバランス良く伸ばしていくことが「小が大を超える」ことに繋がるとしています。

本日はこの中から『ほんもの力』について取り上げたいと思います。

『ほんもの力』を高めるとはどういうことか簡単に言うと、小さな企業の商品力(サービス力)を向上させるということです。戦略レベルで言うと『商品戦略』に深く関係します。

この本では、『ほんもの力』を次のように定義しています。

『ほんもの力』=個性×こだわり×専門性 

小さな企業が商品(またはサービス)の『ほんもの力』を高めるには、こだわりを形にし、専門性を磨き、個性を強化することが重要であるとされています。

この『ほんもの力』を高めるための考え方や方法は詳しく本の中で解説されていますが、今回はその中からもっちが覚えていて助かったキーワード「小さな企業の3絞り」を紹介します。

3絞りとは①商品を絞る ②想定ターゲットを絞る ③知恵を絞る の3つです。

この「絞る」という言葉が、小さな企業が飛躍するキーワードになります。

どういうことか、まず第一に著者は「なんでもあります」は顧客から選ばれないと説明しています。なんでもあるということは、個性やこだわり、専門性が磨かれず、魅力のない企業となってしまうおそれがある。このことを「総合化のワナ」と著者は説明しています。⇒①商品を絞る必要がある!!

また、著者は、小さな企業は不特定多数を相手にする全方位型ターゲティングは行うべきではないといいます。あらゆる顧客をターゲットにする方法では、必ず大企業に負けてしまうと説明されています。⇒②想定ターゲットを絞る必要がある!!

このように小さな企業は「絞る」ことで大きな企業より優位に立てる可能性があるとされています。

さて、突然ですが、ここで平成28年度事例Ⅱの抜粋を見てみましょう!
リンク⇒(平成28年度事例Ⅱ過去問
《第6段落》「同業他社の動きを見ながら新製品を追加投入してきたため、B社全体の製品の種類は30種以上になり、容器の大小を別アイテムと数えると87アイテムに上る。(間省略)87 アイテムの回転率には今ではかなりばらつきが生じている。
《第3段落》「懐かしさを求めて女性シニア層が連日街を訪れ、日本の伝統に興味のあるアジアからの外国人観光客も多い。(間省略)食に敏感な女性を中心に、ランチ時には大行列ができる。」
第2問(配点30 点)
11代目予定者は、自分の代になってからもこれまでの製造スタイルを大切にしながら成長を追求していくつもりでいる。しかしながら、製品アイテムは見直すことを考えている。
(設問1)
B社の今後の成長に必要な製品戦略について、ターゲット層を明確にしたうえで、100 字以内で説明せよ。

設問文に「ターゲット層を明確にして」と書かれています。これは、想定ターゲットを「絞る」ことを求めてると考えられます。
同業他社に追随し、87アイテムまで増えた製品アイテムを「絞る」必要がありそうですね!
この時何を基準に「絞り」ましょうか? 当然、同業他社の状況ではなく、想定ターゲットのニーズを基準にする必要がありそうですね!

どうでしょうか??なんか与件文を読むだけで絞りたくなってきませんか?(笑)
皆さんなら想定ターゲットをどのように絞って、商品ラインナップをどう絞りますでしょうか?(^^)

【事例Ⅱ】において商品戦略が問われた際には『ほんもの力』を高めるために『小さな企業の3絞り』というキーワードを是非思い出してください!!解答への糸口が見つかるかもしれません(^^)

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