資格の効果/GW前に変えるべきこと

同友館
doyukan_logo

初登場から約1か月ぶりの登場です。

診断士発アメリカ行き★ストレート合格ナビゲーター「ぬまっち」です。

 

4月1日に日本を出発して、約14時間かけてアメリカ東海岸のニューヨーク近郊に到着しました。

前回順番時は、まだ環境が整っていなかったため、激務にも関わらず、せきごんに代打をお願いしました。

 

まだまだアメリカでの新生活には慣れていませんが、遠く離れた地から受験生を応援すべく、情報を発信していきます。

 

前回お休みをしてしまったので、今回は2つお伝えしたいことがあり、少し長いですが、お付き合いください。

 

【一つ目 今の自分の状況~資格の効果~】

皆さんのモチベーションアップに繋がればということで、もう少し今の自分の状況をお伝えします。

 

私は、2015年10月から大手資格受験予備校に通い、中小企業診断士の受験勉強を開始しました。会社では、営業担当をしておりましたが、社内で目立つための一つの方法として、数字(営業成績)で圧倒的な成果を残すことが考えられました。しかし、圧倒的な成果というものは、そう簡単に出せるわけはありません。私は特に営業成績が悪いわけではありませんでしたが、より会社や業界の中で目立って、他の社員と差別化を図りたいとの思いがありました。差別化の一つの方法として中小企業診断士の資格を取得すること、それが受験を決意したきっかけの一つでした。

ところで、受験勉強をしていることについて、会社の人に話すべきか否かという議論がよくありますが、私は基本的には会社の人には伝えるべきだと考えます。職場環境にもよるかと思いますが、同僚や上司も応援してくれますし、何より「努力している」「自己研鑽に励んでいること」が伝わり、自分に対する周りからの評価が上がる可能性があります。特に、中小企業診断士という資格は、他の資格に比べていい意味で「自己研鑽の資格」のイメージが強いため、「こいつは独立を企んでいるのか?」と周りから見られる可能性も相対的には低く、肩身の狭い思いはしにくいはずです。

さて、私は会社に対して、勉強していますアピールを重ねていくうちに「あいつは忙しい中でもきちんと頑張っているらしい」との評価を頂けるようになりました。そのような中、海外ポストに応募したところ、そうした評価が後押しし、二次筆記試験合格直後、「これまで努力してきているし海外でも頑張れるな」と会社から正式にお声が掛かったのでした。

つまり、中小企業診断士という資格の中身そのものよりも、通常業務をこなしつつ勉強(努力)をする姿勢に評価をいただき、社内公募ポストで他の社員と差別化が図れたわけです。こんなにも早く資格の効果が出るとは思いませんでした。受験生の皆さんも、受験勉強の意味を見いだせなくなった時、私のようなこともあるかもしれないと思い出して、モチベーションを保ってくれれば幸いです。

 

【二つ目 完璧主義を卒業しましょう~GW前に変えるべきこと~】

そしてもう一つお伝えしたいことは、GW前の今だからこその「完璧主義を卒業しましょう」です。

GWが明けるといよいよ一次試験直前期に入ります。多くの予備校のカリキュラムでは、直前期は答練になり、これまで勉強してきた全範囲をぐるぐる回すことになります。このため、今の時期やGW期間中に、「全範囲隈なく総復習するぞ!」と意気込んでいる人も多いかと思います。しかし、社会人の皆さんは特にそうですが、突発的な予定も入ることもあり、なかなか自分の思うように総復習は進みません。結果テキストの初めの方のページや一部の科目だけしか復習が出来なかったということがあり得ます。効率良い合格、特にストレート合格のためには、完璧でなくてもいいので、薄く広く全範囲を振り返ることが必要なのです。

 

具体的には、今の時期は以下のような勉強法が考えられます。

1.学習計画は詰め込みすぎない。自分が予定した70%程度しか、学習は進まないと考えるべし。特にGW期間を利用して挽回しようと意気込んでいる方は要注意。無理のある計画になっていませんか?

2.テキストを読むだけ、マーカーを引くだけの復習は時間が無駄なのでしない。

3.理解度に自信が無くても、問題集(分野別にまとまったもの、一問一答形式、基礎的な問題を重視)を回す。

 ただし、問題をきれいに順番に解くのではなく、奇数番号だけ、偶数番号だけ等、少ない時間で出来るだけ広い範囲に接することが出来るようにする。時間がなければ、今日は一の位が1の問題だけ、明日は一の位が2の問題だけ・・・と、絞る。そして、出来るだけ、一日で2から3科目は接するようにする(つまり約3日に1回は、全科目に触れる)。

 このとき、問題集の問題番号の近くに、正解だったら○、不正解だったら×をメモしておく。

4.3の流れでさらにもう何周も過去問題集を回す際、正解だった問題は飛ばして、前回不正解だった問題を解く。

このような形で、直前期に向けて基礎を養っていってください。

今の時期に完璧主義を卒業しないと、週2回は答練を解く直前期に大変なことになります。そのうち、今年は自分の自信がある科目だけの合格でも構わないやと思うようになってしまいます。今年二次試験を受けるためには、不完全でもいいと気持ちを切り替えましょう。そもそもこの試験は、80%や70%の合格点は必要ありません。60%でいい、つまり40%は間違えてもいいのです。

完璧主義を卒業して、直前期に入るようにしましょう!

 

ここで、お知らせと参加のおすすめです。

★大阪春セミナー申し込み受付中!!★

直前期は孤独になりがちです。完璧主義を貫くといった誤った方向に進まないように、セミナーに参加して、自分の立ち位置が正しいか確認しましょう。こんなこというとセミナー事務局に怒られてしまうかもしれませんが、セミナーの中身より、まず受験経験者・合格者そして他の受験生と直接会って話をすることが絶対に大事です。セミナー参加でベクトル修正を!

日 時:4/29(土)140016301330会場)
    17
00~懇親会
場 所:中央会館 大阪市中央区島之内2-12-31
参加費:500円(懇親会は3500円)
下部のリンクより申し込みできます。
申し込みはこちらから

 

さて、明日はライフハックママ★2.5年生合格ナビゲーター「みゅー」の登場です。

みゅーの受験生思いの温かい記事が楽しみですね。

 

それでは、また次回お会いしましょう。

「この記事が参考になった」と思った方はクリックをお願いします!
SNSでフォローする