どこを目指すか、それが重要だ

同友館
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先日ハンドクリームを買おうと立ち寄ったコンビニにて、スタンダード品(200円)の隣にローズの香り付きが置いてあり、まぁたまには女子力発揮して奮発しても良いよね300円だし、と購入してみたら600円請求されて愕然とした今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。お願いだから商品はちゃんと値札の上に置いておくれよ店員さん…!と叫び出したいゼロから始めて駆け抜けよう!ストレート合格ナビゲーターのみゆきちです、こんにちは。涙。
 

 
さて、前々回は「目標に向かう道の話」、前回は「目標に向かって走るための燃料の話」を書いたわけですが、今回は、そもそもこの目指すべき「目標」って何よ?ということを、1次試験を主眼に置いて書きたいと思います。

一般的に、目標というものは具体的であるべきだ、と言われております。
単に「ダイエットしたーい」というだけではなく、「今より3kg落としたい」というように、具体的な数字を伴った目標を設定することが重要です。

では、これを診断士受験に当てはめて「合格する」という目標を具体的にするとどうなるでしょうか。

診断士試験における合格基準は、総点数の60%以上であって、かつ1科目でも満点の40%未満のないこと。つまり「全体の60得点できる実力を付けること」が目標となります。

ではさらに具体的に「全体の60%得点できる実力」とはどの程度でしょうか?

過去問を解いてみたら60点取れた。
問題集を解いてみても、まあ60%くらいは正解できた。

Q.私、合格できますか?
A.ちょっと厳しいです。

診断士試験の合格率は20%程度。つまり大半の受験生を「落とす」ための試験です。試験問題を作る人は、受験生が過去問や問題集を勉強してくることを知っています。だからこそ、本試験で20%程度は新規の問題を出して、平均点を下げにかかります。

多くの受験生にとって全くの初見である新規問題の正答率は、高く見積もっても50%程度でしょう。さてこのとき、過去問・問題集に出た問題(以下、既知)の正答率が60%である人の期待得点はいくつになるのでしょうか?

正答率:既知60%・新規50%、出題割合:既知80%・新規20%のとき、
期待得点=既知100×80%×60%+新規100×20%×50%=58点

ここからさらに「難易度の変化」「試験当日に突如襲ってくる腹痛」「隣の人の消しゴムで揺れる机」などの想定外のリスクが降りかかり、当日は実力の80%くらいしか出せないかもしれません。そうすると期待点数は58×80%=46.4点です。これでは厳しい。

では新規問題が出ようが当日実力が出せなかろうが、確実に60%取るためにどうしたら良いか。

過去問・問題集は100%正答できるようになりましょう。

既知問題の正答率が100%のとき、
期待得点は(既知100×80%×100%+新規100×20%×50%)×80%=72点 これなら勝てる。

近年、難易度の変化がさらに激しくなり、想定外のリスクによる振れ幅は上記よりもさらに大きくなっています。私自身、28年度の情報システムでは「過去問と同じ問題が出たら100%とれる」まで勉強したにも関わらず、実際に取れた得点は44点でした。なんという過酷な試験なんだと涙がちょちょ切れそうでした。というか泣いた。

今からならまだ余裕で間に合います。
ぜひ「過去問・問題集に出た問題なら100%とれるようになる」ことを目標に、勉強をしてみてはいかがでしょうか。
 
かしこ。
 
 
…と、いうわけで。
明日は超絶怒涛の独学現役大学生❤ストレート合格ナビゲーター「かい」ちゃんの登場です。お楽しみにー♪
 
 
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