全国の皆様!おはようございます。
インプット重視の独学合格ナビゲーターおにまるです。
3月になりましたね。徐々に学習ペースが加速していく方も多いのでは?頑張ってくださいね。
さて、私おにまるは皆様に「中小企業白書」・「小規模企業白書」(以下両白書)の重要性をお伝えするために数回にわたって両白書のススメ!と題して記事を書いていきたいと思っています。
どうぞお付き合い下さい。
ちなみに前回記事は こちら をご覧下さい。
さて、それでは今回は「小規模企業白書」についてです。
まずはご存知でない方のためにご説明いたします。「小規模企業白書」は現在2015年版と2016年版の2冊のみが存在します。2冊しかないのは「小規模企業振興基本法」の成立が2014年6月と最近であるためです。言うなれば生まれたての白書です。
ちなみに2015年版には~はばたけ!小規模事業者~、2016年版には~継続と挑戦!~という副題がついています。
前回のブログでお話いたしましたとおり「小規模企業白書」は中小企業庁ホームページでPDFファイルが無料公開されていますが書籍としても販売しています。
なんと価格が2015年版は2,500円、2016年版は2,700円と絶賛値上げ中です。
2017年版はこれ以上の値上げが行われないことを祈ります。
余談になりますが記念すべき第一号である2015年版の表紙の題字・デザインはあの紫舟さん(ご存知でない方にご説明すると、ヨーロッパ美術界の登竜門フランス国民美術協会展にて、日本人として横山大観に続き主賓招待作家として選出されたすごい方だそうです)によるものです。
一方2016年版の表紙はひまわり畑です。空高く生長するひまわりの一輪一輪はがんばる小規模事業者一者一者を、背景の入道雲は事業に果敢に挑戦し続ける小規模事業者の意気込みを表現しているそうです。
続けて「小規模企業白書」の中身を簡単にご説明いたします。
現在の最新版である2016年版「小規模企業白書」は3部構成となっていて、
第1部では小規模事業者の動向や直面する課題(商圏や売上高の現状/IT活用の現状/効率的な経営や経営課題への取組/人材の確保と育成/事業承継の現状と課題)を分析したほか、支援機関である商工会・商工会議所の経営指導員等の取組や、地域において小規模事業者が担っている役割等に焦点を当て分析を行っています。
第2部では、業績傾向の良い小規模事業者の特徴等として経営者の年齢別の分析や女性の就業環境(1次試験で狙われそうですね!)などについて分析したほか、フリーランスの実態や事業活動(こちらも1次試験で狙われそうですね!)について取り上げています。
第3部では、地域に密着してたくましく活動している小規模事業者の取組について、44の事例を紹介しています。
おにまる的見解(私見)ですがなんといっても第3部が特に面白いです。
第3部に掲載された44の事例はどれをとっても面白いです。様々な事例が掲載されていますがどのような事例か分からない方のためにその一部を以下に列記します。
①明確なビジネスプラン等に基づいた経営を実施している事例
②需要の想像や販路開拓に向けて努力している事例
③既存商品の高付加価値化や新商品の開発に取り組んでいる事例
④新分野進出に取り組んでいる事例
⑤事業承継後の新たな取組に挑戦している事例
⑥人材の確保・育成に取り組んでいる事例
⑦地域経済に波及効果のある事業に取り組んでいる事例 等
いかがでしょうか?実はこれら白書掲載事例の中には2次試験における考え方のヒントが満載です。しっかりと読むことによって多くの気づきが得られます。白書掲載事例がそのまま2次試験に出題されることはさすがにまさかないとは思いますが、試験委員の皆様も目を通している(もっと言ってしまえば相当意識している)ことは間違いないでしょう。
そこでとっておきの情報です。
実は「小規模企業白書」に掲載されている事例の一部は動画で見ることもできるのです。どれもとてもコンパクトにまとまっています。興味のある方!ぜひ一度ご覧下さい!
最後に話は変わりますが平成28年度1次試験には「小規模企業白書」より3問の出題があったそうですね。
今後「小規模企業白書」からの出題数の増加は十分に考えられます。しっかりと準備ができるように頑張ってくださいね。
次回は「中小企業白書」の重要性をお伝えできるように頑張ります!!乞うご期待ください。。
明後日の担当は「あきらめたらそこで試合終了だよ」ストレート生合格ナビゲーターよこみーです。
はたしてどんな話を聞かせてくれるのでしょうか?とても楽しみです。
↓ポチっと応援クリック(マークをクリック)をお願いします。
合格ナビゲーターの更新の励みになっています(^^)/