皆さん、あけましておめでとうございます。
多年度生合格ナビゲーターのかなわんです。
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本年もよろしくお願いいたします。
新年を迎えて、目標に向かってがんばろうと、決意を新たにされている方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
今年は、酉年ですから、
更なる飛躍の年としたいですね。
さて今日の話題は、私が年末に読んだビジネス書「GRIT やり抜く力」についてです。
やり抜く力 ―人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける
アンジェラ・ダックワース=著、神崎朗子=訳
ダイヤモンド社 定価(本体1,600円+税)
今、ビジネス書ランキングで上位にあることから、既に読まれた方も多いかもしれませんね。
本書では、人々がそれぞれの分野で成功し偉業を達成するには、「才能」よりも「やり抜く力」が重要であることを、科学的な裏付けを示しつつ、具体的に説明しています。
「やり抜く力」は、「情熱」と「粘り強さ」の要素から成り立っており、
「情熱」とは、自分のもっとも重要な目標に対して、興味を持ち続け、ひたむきに取り組むこと。
「粘り強さ」とは、困難や挫折を味わってもあきらめずに努力を続けること。
と、説明されています。
地道な努力をひたすら積み重ね、最後までやり通すこと。
何だか診断士試験のことを物語っているようで、思わず唸ってしまいました。
皆さんにとって、診断士試験を通じて目指すものが、自分が情熱をもってやり遂げたいこと(自分のもっとも重要な目標)につながるのであれば、最後まであきらめないことが大事だということになりますね。
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その他にも、本書を読んで印象に残った言葉をご紹介します。
努力をしなければ、たとえ才能があっても宝の持ち腐れ。
努力をしなければ、もっと上達するはずのスキルもそこで頭打ち。
努力によって初めて才能はスキルになり、努力によってスキルが生かされ、
さまざまなものを生み出すことができる。
人は誰でも限界に直面する。
才能だけでなく、機会の面でもだ。
しかし、実際には、私たちが思っている以上に、自分で勝手に無理だと思い込んでいる場合が多い。なにかをやって失敗すると、これが自分の能力の限界なのだと思ってしまう。あるいは、ほんの少しやっただけでやめてしまい、他のことに手を出す。どちらのケースも、もう少し粘り強くがんばればできたかもしれないのだ。
「やり抜く力」が強いということは、一歩ずつでも前に進むこと。
「やり抜く力」が強いということは、興味のある重要な目標に、粘り強く取り組むこと。
「やり抜く力」が強いということは、厳しい練習を毎日、何年間も続けること。
「やり抜く力」が強いということは、七回転んだら八回起き上がること。
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本書では、「やり抜く力」を伸ばす方法も示されています。
1.内側から伸ばす
「自分のスキルを上回る目標を設定してはそれをクリアする練習を習慣化する」など
2.外側から伸ばす
「教師、上司など、周りの人々の力を借りる」など
いろいろ参考にできる書籍でした。
お正月休みに読んでみては、いかかでしょうか。
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酉年は、「とりこむ」という言葉とかけて、商売に縁起の良い年だと言われています。
皆さんが従事されている社業の隆盛はもちろんですが、
皆さん自身におかれましても、
才能に努力を掛け合わせることで、合格に必要なスキルを「とりこみ」、
スキルに更に努力を掛け合わせて初めて達成につながる、という筆者の言葉を糧にして、
今年の合格を「勝ちとり」、診断士として活躍されることを願っております。
明日は、多年度生合格ナビゲーターのまなの登場です。 GRITは間違いなく強いまなに乞うご期待!!
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