明けましておめでとうございます。多年度生ナビゲーターのまなです。
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皆さんはどんなお正月を過ごされていますか。私の場合、受験生の年は、テキストや過去問を持って実家に帰省して勉強していました。最終合格発表待ちの去年は、実家の家族に、会社を辞めて診断士として独立することを報告した後、ゆっくりとした時間を過ごしていました。
そして診断士1年目の今年は、ノートPCを持って実家に帰省し、執筆や補助金の原稿作成などに取り組んでいます。「診断士になったら、そんなに忙しいのか?」と思う人もいるかもしれませんが、好きな仕事をさせていただいているので、それほど苦ではありません。仕事は大変ですが、充実感の方が高いです。診断士2年目がどんな年になるのか、今からワクワクしています。
これから診断士になる方、今年の診断士試験に挑戦される方にとっても、素晴らしい1年になりますように心から願っています。
今日は、「記憶が定着しやすい復習の仕方」について、お話したいと思います。
診断士試験は、1次試験が7科目、2次試験が4科目あります。そして、それぞれの科目に試験に出題する論点があります。
勉強した内容を、いつ復習することにしていますか?
「エビングハウスの忘却曲線」という言葉を聞いたことがある人も多いかと思います。ドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウス氏が「人間の記憶はどれくらいのスピードで忘れていくのか」について実験したものです。この実験によると、人間は、記憶してから20分後に42%、1時間後に56%、1日後に74%、1週間後に77%、1ヶ月後に79%、覚えたことを忘れるという結果でした。
私が1次試験の勉強を始めた頃は、仕事やプライベートが忙しいのに甘えて、勉強した内容を1ヶ月後に復習していたことがありました。「エビングハウスの忘却曲線」によると、1ヶ月後には勉強で覚えたことを79%も忘れていたことになります。復習までの時間が長かったので、前に勉強したことを思い出すのも時間がかかっていました。効率が悪い勉強をしていたと思います。
そこで、1次試験に合格した年は、短期間で復習することにしました。仕事が残業でなかなか勉強する時間がとれなくても、寝る前に、今まで勉強した論点のテキストや過去問をパラパラめくって見るだけで、記憶の忘却を軽減できます。特に暗記3兄弟の科目(経営法務、経営情報システム、中小企業経営・中小企業政策)については、就寝時間の1時間から2時間前に勉強してから寝ると、睡眠により脳に記憶が定着して勉強効率が良いです。
翌日、1週間後、2週間後、1ヶ月後の間隔で4回復習すると、脳への記憶はさらに定着します。記憶が定着するまでは、短期間で勉強した内容を復習することをおススメします。ぜひ試してみてください!
明日は、13年かけて診断士試験に合格した多年度生合格ナビゲーターのminaが登場します。新年にminaからどんな話がきけるのでしょうか。お楽しみに!
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