皆さん、おはようございます☆
ストレート合格ナビゲーター、「中身はオッサン」のかおりんです。
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見事☆筆記試験を突破された方、おめでとうございます!!!
合格率こそ19.2%と昨年度並みでしたが、合格者実数は842人!
昨年度より100人も少ないんですよね…(昨年度は944人)。
皆さんはきっとこれから、協会やその他診断士コミュニティでの貴重な戦力として「ひっぱりだこ」となることでしょう。
(先輩診断士からしたら、有能な後輩の取り合い合戦が激しくなるという…。なかなか辛いところですね)
これからは時間と各家庭の大蔵省(←表現が古い?)が許す限り、診断士の集まりには積極的に出かけることをオススメします。
(特に、飲み会!何事も飲み会が本番!本当に!!)
診断士コミュニティは、知り合ってなんぼ、覚えてもらってなんぼ、ですからね☆
いろいろとお金はかかりますが、コストじゃないもん、投資だもん…ってことで。
さて、きょうお伝えしたいのは「診断士登録までの道のり」として、実務補習とは何ぞや…ってところ。
すでにご存知の方も多いとは思いますが、
試験合格後、国(経済産業大臣)の登録を受け「診断士」を名乗って活動するためには
①「15日間の実務補習」を受けるか、
②「15日間以上の診断実務に従事(実務従事)」しなければなりません。
いわゆるこれが「登録要件」(登録のために必要な条件)ってやつです。
このうちの②「実務従事」ですが、こちらは中小企業診断士が行う経営診断と同等の業務を15日間以上行う、というもの。
乱暴に言ってしまえば、合格後にコンサル経験が15日以上あれば、登録要件を満たしたと認められます☆ってことです。
※どんな内容であれば「同等の業務」として認められるか…はなかなか複雑な問題なので、詳しくは中小企業庁に確認して下さい(「中小企業診断士制度のQ&A集」参照)。
ただ、企業にお勤めの方ですと、なかなか馴染みが無いかもしれませんね…。
一方、①「実務補習」は、「中小企業診断士の登録等及び試験に関する規則」に基づいて登録実務補習機関(一般社団法人 中小企業診断協会)が行う研修プログラム。
つまり、誰でも(一社)中小企業診断協会が実施する「実務補習」という名の研修を、合計15日間受ければ、登録要件を満たすことができます。
で、この「実務補習」で何をするかというと、
1グループ6名以内のメンバーで、指導員(ベテラン診断士)の指導のもと、
企業に対して実際に経営診断・助言を行います。
具体的には…
現場診断・調査(第1日目~第2日目)
→資料分析
→診断報告書の作成(第3日目~第4日目)
→報告会(第5日目)
という流れで1企業当たり「正味」5日間。
(「正味」というのは、第2日目と第3日目の間に自習期間があり、各自報告書の作成を進めていかなくてはならないから…汗)
これを、3企業に対して行います。
で、合計15日間(5日間×3企業)。
よく、「5日間コースと15日間コースの違いって何ですか?」という質問を受けるのですが、
要は、
連続して3企業やるか、
小刻みに1企業ずつやるか、
…の違いです。
15日間コースに参加される方は、
例年で言うと2月から3月にかけて、一気に連続して3企業へ経営診断・助言を行います。
これが、年度末の忙しさとも重なって、なかなか辛い…らしい。
ですが、同期合格者の中ではいち早く「登録要件」を満たすことが出来ます☆
5日間コースに参加される方は、
例えば2月のコースを受講したとしたら、その後も受講した日が合計15日間に達するまで繰り返し「5日間コース」を受ける必要があります(その年の7月~9月や、翌年の2月などに)。
※残りの期間は「実務補習」を受けずに「実務従事」を行う、という組み合わせでもOK。
今年度(平成28年度)の実務補習スケジュールはすでに協会HP(※ページ下までスクロールしてみてね)にアップされているので、興味がある人は覗いてみてください。
ただし、申込みが可能になるのはあくまでも「試験合格後」(口述試験の合格発表後)ですので、ご注意を☆☆☆
というわけで、きょうはここまで。
明日は多年度合格ナビゲーターのいずみんの登場です!お楽しみに!!!
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